五代ゆうのレビュー一覧

  • グイン・サーガ139 豹頭王の来訪

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    ネタバレ

    グインもお出ましだし、
    だんだんお二人の描き出す登場人物が
    グインワールドにしっくりしてきた感じがする。
    わくわく、どきどき。

    一つだけ気になることが。
    決して揚げ足取りするつもりはないけれど。
    前巻でグインは戴冠式の最中抜け出して、
    シリウス救出に向かったのではなかったのか?
    その場所は、北の方のはず。
    この巻では、南部のワルド山中に出没してる。
    「古代機械」か「閉じた空間」でも使わなくちゃ、
    馬で走りとおすのは、無茶だわ。

    0
    2016年08月13日
  • グイン・サーガ139 豹頭王の来訪

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    ヨガの謎に迫る巻。結構ブランが2人のミロクの僧とのやりとりが面白い。
     またグインも出てきてバレリウスとの対面が。 
     後南の鷹である、スカールがミラルカの琥珀から貴重な情報を得る。
     しかしそれは夢の中の夢で忘れてしまいそう、ただ今後の展開のに読者を楽しませる要素として非常に上手い回想手段ではないかな。展開が早くなってきたので楽しみです。

    0
    2016年08月20日
  • グイン・サーガ137 廃都の女王

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    栗本薫さんが死去して未完となったグイン・サーガの続編を書き継いでいくプロジェクト。五代ゆうさんが記す3冊目のグイン・サーガ137巻は魔都フェラーラを旅するスカールの物語です。

    五代ゆうさん、宵野ゆめさんに書き手が変わってからのグイン・サーガの評判はやはり賛否両論。
    特に初期の頃からの重要な登場人物があっさりと亡くなってしまったり、栗本薫さんが書き手だったらこの登場人物の扱いはありえないんじゃないか、と嘆く方も多いのですが、だってもう栗本薫さんがこの世にいらっしゃらないんだからしゃあないやん。むしろ、途切れてしまった物語をこうやって楽しめるんだから楽しみゃいいのになぁと思います。まぁ、ウチがこ

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    2016年01月08日
  • クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーV

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    原作をプレイしていないのでどこまでがオリジナルなのかわからないが、国内SF史に残していいくらいの出来であった。神、人類、進化、ディストピア、カニバリズムなどのガジェットを盛り込みつつ、どの要素もうまく絡み合っている。ファンタジー出身の作者による文章は格調高く、ロウ思想に近いラストながらも爽やかな読後感だった。後半で登場する猫には「ソウルハッカーズ」のレッドマンを思い出した。

    0
    2015年12月22日
  • グイン・サーガ137 廃都の女王

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    電子書籍があるのは知っているがいまさら・ここからという気になれず、今回も紙の本を買いました。

    続編プロジェクトは話がトントン進み、謎もチラチラ見せながら進むので面白いですね。重厚感は薄れるのかもしれませんが、私は好きです。

    今回は外伝っぽいイメージでした。

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    2015年11月29日
  • グイン・サーガ135 紅の凶星

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    ネタバレ

    この日はいつか来るだろうと
    思っていた。
    イシュトヴァーンと○○○○の別れが
    やはりこういう形になったかと。
    栗本薫の創作したキャラを正式続篇とは言え
    展開上こうなることは分かってたとは言え
    他の作家が殺してしまうのもなんだか
    違和感ありますがやむを得ないことでも
    あり。

    まあ、物語は進んだ。

    今のところ、スカールとスーティーだけが
    希望だなあ~、後は暗いよw

    0
    2015年11月07日
  • グイン・サーガ137 廃都の女王

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    ネタバレ

    グイン・サーガは栗本薫の
    死と共に終わった。と思ってる人間なので
    続篇プロジェクトも興味なかったのですが
    書店でふと目にとまったのがこの本。
    そりゃあ、カバーイラストが
    以前と同じなんだから目も奪われるよ^^;

    話が前後するかもですがこの137巻を読んで
    気になったら131巻から購入して
    読み直そうと思います。


    んで、読みました137巻。
    続篇になってから一番の出来だと
    思います。スッキリと美しく希望が
    持てましたよ^^;
    ヤガ編、ブラン大活躍。
    ここまでのキャラになるとは^^;

    ”あとがき”はあれはあれでありかと(笑)
    著者の人となりや他作品は知りませんが
    ”あとがき”にあるように確

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    2015年11月07日
  • グイン・サーガ137 廃都の女王

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    スカールが妖魔の国に今までの謎の手がかりを探しに訪れる。そこにはフェラーラの女王が瀕死の状態で、アウラシャーと会い、謎の一部を聞く。その結果、ミラルカの琥珀を得る。これはグインの持つ、ユーライカの瑠璃とあと一つオーランディアの碧玉が残るのみ。さてどうなるか。後はヤガの地下でブランと会ったミロクの僧とのその後の展開が非常に楽しみだな。

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    2015年10月20日
  • グイン・サーガ135 紅の凶星

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    大事な伏線になる、鍵になる巻ですね。
    ヤガのこと、パロのこと、そして黄昏の国…。
    三ヶ所の状況をバランスよく描いています。

    展開の速さ遅さに目を注ぐよりも

    「ここを書かねば!」というところに
    ぐっと近寄って書いている。そんな気がします。
    心理描写も、ほどよくて私は好きです。
    ちゃんとうるっときますよ。何箇所も。

    いろんな人の思いが絡みあうし、血なまぐさくも
    哀切なお別れも描かれます。

    こうなるだろうとも思われ、逆に、死んだ人と
    見送る人の立場が逆転していて欲しかったような、
    そんな気もしています。

    見送ったイシュトは、どこで安らうのか。
    スーティに送られるのかしら…。

    凄惨でせつな

    0
    2015年09月19日
  • グイン・サーガ133 魔聖の迷宮

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    グイン・サーガが、不思議な、ファンタジーの物語だって事をたっぷり堪能した1冊でした。

    イェライシャや黄昏の国、うろんな宗教都市の佇まい。妖しげな人々の暗躍…。

    ああ、そうだった…と。普通の場所とそうでない場所への橋掛かりとしてのこの物語を、はっきりと意識し、ドキドキしたり、時に笑わされたり。

    魔都での冒険、どうなるのでしょうね。
    楽しみです。

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    2019年05月12日
  • 骨牌使いの鏡(下)

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    登場人物が敵なのか味方なのか、目まぐるしく変わっていくのが面白い。勿論、かといって首尾一貫していないということではない。一人一人の設定がかなり細かくされているのではないかと思う。
    また最初から終わりの書き方も決めているのではないかと思うほど、物語の流れがスムーズで初期の作品にありがちな尻切れにはなっていない。伏線の回収も素晴らしい。
    ただ、多少文章が読みづらいのとあまり作者から伝えたいテーマ的なものがいまいち伝わらない。
    だが、世界観やストーリーの一貫性は期待に値するので
    他の作品も読んでみたいと思う。

    0
    2015年05月02日
  • 骨牌使いの鏡(上)

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    本屋さんで見かけて気になった一冊。
    作者初期の作品ということで、多少の読みづらさはあるものの、展開は目まぐるしく、引き込まれます。
    詳しい感想は下巻で。

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    2015年05月02日
  • グイン・サーガ135 紅の凶星

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    うーむ、あの人がこうもあっさり…。いつか来る日とは思っていたのだけれど。イシュトヴァーンの行く先が心配だなぁ。救われて幸せになって欲しいのだけれど、もう血に染まりすぎて無理な話なのだろうか。

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    2015年03月07日
  • グイン・サーガ135 紅の凶星

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    星4つにしたのは
    「うそーーー?!」な出来事があったから、です。

    栗本グインじゃなくなってから
    いい意味でも悪い意味でも、期待を裏切る出来事が
    いくつか起こっていて。
    今回は、出来事自体は起こってほしくはなかったことだけど、
    作者が変わった今、こういうこともありなのかな、
    と考えるようにしてみます。

    展開が早いのがこの作者の良いところなのだと
    思いますが、
    思い返してみれば、
    物語の導入で、延々と関係あるようなないような描写が
    続き、
    「早く!早く続きが知りたいのに!」と
    はやる気持ちを抑えながら栗本グインを読んでいたことが、なんだか懐かしく感じます。
    あれも今になってみれば良い思い出です

    0
    2015年02月10日
  • グイン・サーガ135 紅の凶星

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    なかなか話が広がって収集が、着かないうちに終わってしまった。 やはりヤガのミロクはヤンダルゾックに支配されていた! それと今回のハイライトはゴーラのカメロンがイシュトバーンに殺されてしまった!と言うことか。話の内容は展開が早くて良いんだがどうまとめる?と言うところかな。
    裏で出てくる、黒幕の本当に本当なのか?
    次はいつ?

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    2015年02月02日
  • グイン・サーガ135 紅の凶星

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    ネタバレ

    カメロンがそんなところで。。。なんとあっさりと。。。
    結構衝撃です。

    いろいろな場所で、次へ将来への種まきがあった気がする。
    伍代グインの物語の始点だと思う。これからどう展開していくのか?続きが楽しみ。

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    2015年01月31日
  • グイン・サーガ135 紅の凶星

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    ネタバレ

    私の好きなキャラ、スカさんのその後。
    スカさんの弱みは、やっぱりリー・ファなんだね。

    そして、もう1人の好きなキャラ、カメロン。
    おやじさん、とうとう腰を上げた。
    けれども野望にとりつかれたイシュトには届かなくて…。
    イシュト、君は本当に孤独だね。 

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    2015年01月31日
  • グイン・サーガ133 魔聖の迷宮

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    ある意味一番待望だったあの『見知らぬ明日』からの続きが遂に登場。

    でその内容はといえば新グインで一番というぐらいの面白さ、それにしてもまさかザザやウーラまで出てくるとはなー、フェラーラとか懐かしいです。

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    2015年01月17日
  • グイン・サーガ133 魔聖の迷宮

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    ★4はやや甘めの評価かもしれませんが、オリジナル作者の残したシーンの続きを、それほど違和感なく書き継いでみせた技量と情熱に敬意を表して。
    何より「何ページも続くキャラの独白、しかも同じような内容の繰り返し多数」がなくなったので読みやすい。

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    2014年09月27日
  • グイン・サーガ133 魔聖の迷宮

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    ついに、栗本薫正伝の中断地点からの語り継ぎ。
    初巻は、少し肩に力の入った感じも少しあるのだけれど、長い中断のストレスを解消させてくれるような怒濤の展開!ちょっと盛りだくさん過ぎるかなぁ、次巻からの展開が少し心配になるのだけれど(これじゃあ、150巻くらいで終わってしまう(^^;))、まずは歓迎。あとは、過去の伏線・登場人物の、消費と再生産のバランスくらいかと思うけれども、まあその点は、大量の原作に支えられて、「豹頭王の花嫁」にたどり着くまで心配ないかな。
    気になる、語り手の交代による違和感だけれども、読んだ感覚は、外伝1 七人の魔道士あたりに戻った感覚で、個人的には(連続性はともかく)それほど

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    2014年09月24日