五代ゆうのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「変身ヒーロー大暴れもの」だったハズなのにどんどん話が膨らんで、ついには全能の存在や悟りの世界にまで突き抜けてく、超長編大河SF。
「自分が生きる世界が、実はさらに上の世界が作り出した実験室だった」という古典的なSFの発想を上手く利用しつつ、「AIデータが生命になれるかどうか」という命題が、切なさたっぷりで描かれています。
さながら未来版『妖怪人間ベム』。
1・2巻は箱庭世界内での変身バトルもの、3巻は箱庭世界が生まれた経緯と謎解き、4・5巻では箱庭世界から上位世界に具現化したAIデータたちと、実際の人間の軋轢と交流と大きな戦い…というのが大まかな流れ。
特に物語の発端が描かれる3巻は必読 -
Posted by ブクログ
読みやすいSFだと思う。
セラとの遭遇が齎した、戦闘以外の要素と遭遇したジャンクヤードの人々の喜々とした描写は、心温まるものがある。
依怙地なサーフとゲイルのやり取り、化粧に夢中のアルジラとジナーナ。
殺伐とした世界の中で、こうしたものがあるのは何だか微笑ましい。
その怒涛のギャップに、物語に惹き込まれてゆく。
生を模索し突き進む中、ジャンクヤードの存在理由と共に過去の業罪が仄めかされる。
ゲーム未プレイであるが、他のメガテンシリーズは戦闘シーンをぼんやりと思い浮かべられた。
おそらく人間関係、ドラマ部分の描写はこちらの方がよく表現されているのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
ゲームは2の途中までプレイ済み。
ゲームの原案者さんが作者ということで、ゲームを元にしたノベライズとは違ってキャラ設定や心理描写、世界観等で深い掘り下げがたくさんありました。
ストーリーはゲームとは違ってきていますが、それでも共通点はあるのでゲイルのフードの意味やビショップの能力、ヒートのマッチョメン具合、アルジラの変身能力への嫌悪感と敵を食べることへの抵抗、シエロの活発な少年らしさ、サーフのリーダーとしての采配…などゲームと照らし合わせながら「ほぅほぅ!」と大変興味深く読みました。
変身した皆がこんなに餓えと葛藤していたなんて思わなかったから驚きでしたね。エンジェルの「餓えから逃れ生き延びる -
Posted by ブクログ
発売当初からやりたいと思っていた、それでも機会がなく結構なネタバレをいくつか知っている、という状態のゲームだったので、やや迷ったものの評判が良くて買った。
ら、面白かった。ノベライズではなく原案小説ということで、原作をなぞりつつ別物、じゃなく別物として原作をこれでもかと設定や人物を掘り下げたり改編したり、という好きな種類の小説だった。
ひさびさに、あまり使いたい言葉じゃないけれどもライトノベル的にも楽しかった。キャラクターの一挙手一投足がとにかく楽しい、萌える、という種類の。
酷薄なサバイバル状況下での「お前ら仲良いな!楽しそうだな!」というやりとりはとても好きなので。
敵を食べることは敵 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-