辛酸なめ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ対人コミュニケーションが得意とは言えない筆者が、なんとかコミュ力をアップしようと奮闘する記録。
辛酸なめ子の執筆スタンスは、《下から目線》。実際、冴えないイケてない女性(本当にすみません)という厳しい現実に向かい合いながら、健気にしかし時には毒を吐きながら人生と折り合いをつけようとする姿に共感と哀愁を感じます。偏差値の高い女子中高卒という共通点は、芸人のいとうあさこ(四ッ谷雙葉卒業のお嬢様)となんとなく類似性を感じてしまう。
私を含め多くの辛酸なめ子の愛読者は、彼女の行動を微笑ましく暖かく見守る仲間、応援団です、知らんけど。
本書では、飲み会、パーティ、ホームパーティ、同窓会などTPO別の実戦コミュニケーション術を模索してゆきます。
例えば、こんな記述が。
ある日友達とどんどん疎遠になっていく悩みをヒーラーにカウンセリングしてもらったら、「自然に疎遠になるということは、今はお互いが必要じゃないということです。必要なときは、また連絡が来ます。仲がよかったときは、お互いにその関係から学ぶことがあったから。今はもう学ぶことはなくなったのでしょう」と【友情も学び】だったことを知る。そして、友達関係からとくに学ぶことがなくなったということは、自分が魂的に成長したからとポジティブに考える。
また、女子学院中学・高校を卒業した筆者の同級生に、膳場貴子と馬場典子という二人の女子アナがいますが、まだ友人関係が続いているのか気になっていましたが、こんな文章を見つけました。「同級生の女子アナについて何度か週刊誌でコメントしたり、対談を申し込んで断られたりしていて、気まずくて会えなくなってしまいました」、やれやれ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ30代の女が、ある日、若い頃目指していた素敵な大人の女性像とは程遠いことに気づき、自分磨きのために頑張ってみる企画。
まず、ありのままの自分を見つめてみる。
声が小さい、子供が嫌い、ジミ、笑わない、非社交的、洋服のセンスがない、化粧が下手、片付けが苦手…
そこで、1日体験入門で、その道の達人から秘訣を伝授してもらうことに。
チャレンジしたのは、ボイストレーニング教室、託児所、水商売、ベリーダンス、テーブルマナー教室、護身術、セレブメイク、婦人科、メイド喫茶、農業、キックスケーター、社交界、ドレスアップ、笑顔教室、インテリアコーディネーター、介護など延べ2年にわたる全22レッスン。
しかし結局、受講前もアフターもやはり辛酸なめ子。
文庫本あとがきでは、「実用面であまりお役に立てないかもしれませんが、迷いがちな年代の女性の方が、少しでも心が軽くなったり、優越感などて気持ちが明るくなったりしていただけたら幸いです」と本書の効能を的確に表現しております。
ところで婦人科検診では、《内診台》という股を開いた状態で固定される医療機器があるようですが、「嫁入り前の女性には厳しい試練です(辛酸なめ子談)」ね。また、婦人科に対応する男性科は、もちろん「紳士科」ではなく「泌尿器科」なんですよね、しらんけど。