あらすじ
女を忘れて20代の日々を仕事に費やし、ある日ふと「素敵な大人の女性」にはほど遠い自分に気付いた著者が一念発起。食事のマナーやメイク法、護身術、社交界デビューから介護に至るまで、大人の女性に必要なすべてを体験取材!2年をかけて学んだ22のレッスン。さあ、貴女も一緒に女を磨き抜きましょう。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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Posted by ブクログ
少女時代に思い描いていた「大人の女」像とかけ離れた現在の自分に危機感を抱いた筆者が大人の女を目指すべく女修行を始めた。
約2年間にわたり、テーブルマナーやメイクをはじめ、護身術や婦人科検診、水商売やセレブパーティなど、なめ子さんが苦手とするあれこれに果敢に挑戦する様子が写真と4コマ漫画付きで綴られている。
相変わらずのシニカルさにつっこみを入れたりほくそ笑んだりしながら結構面白く読んでいたが、他人事とは言えない自分にちょっぴり危機感を感じた。
Posted by ブクログ
保育所、セレブパーティー、ボイストレーニング、ベリーダンスなどさまざまなことを体験するなめ子先生がステキでした。しかし、姿勢と視点はつねにネガティブ。
Posted by ブクログ
30代の女が、ある日、若い頃目指していた素敵な大人の女性像とは程遠いことに気づき、自分磨きのために頑張ってみる企画。
まず、ありのままの自分を見つめてみる。
声が小さい、子供が嫌い、ジミ、笑わない、非社交的、洋服のセンスがない、化粧が下手、片付けが苦手…
そこで、1日体験入門で、その道の達人から秘訣を伝授してもらうことに。
チャレンジしたのは、ボイストレーニング教室、託児所、水商売、ベリーダンス、テーブルマナー教室、護身術、セレブメイク、婦人科、メイド喫茶、農業、キックスケーター、社交界、ドレスアップ、笑顔教室、インテリアコーディネーター、介護など延べ2年にわたる全22レッスン。
しかし結局、受講前もアフターもやはり辛酸なめ子。
文庫本あとがきでは、「実用面であまりお役に立てないかもしれませんが、迷いがちな年代の女性の方が、少しでも心が軽くなったり、優越感などて気持ちが明るくなったりしていただけたら幸いです」と本書の効能を的確に表現しております。
ところで婦人科検診では、《内診台》という股を開いた状態で固定される医療機器があるようですが、「嫁入り前の女性には厳しい試練です(辛酸なめ子談)」ね。また、婦人科に対応する男性科は、もちろん「紳士科」ではなく「泌尿器科」なんですよね、しらんけど。
Posted by ブクログ
いろんな体験がおもしろかったです。
私もキックスケーターに乗ろうかなとか本気で思わせられます。
ソファーはやっぱり買わなかったんですね。ない方が部屋がスッキリしていいですよ(笑)
Posted by ブクログ
辛酸なめ子初挑戦してみた本。
この人にこういう企画をもってくる編集部の発想って一体…。
自虐キャラがますます卑屈になっているところもあり、でもチクリと先生たちに指す場面もありで面白いなあ。
なめ子さんがどんな心持ちでこの仕事をしていたのかをぜひ聞いてみたい。