【感想・ネタバレ】辛酸なめ子、スピ旅に出るのレビュー

あらすじ

エネルギーがフル充填できるガチの開運スポットから、ゆるゆるオモシロスポットまで、全国24のパワースポットを巡る旅エッセイ。

300年以上こんにゃくをお供えされ続ける東京「こんにゃくえんま」、日本一占いの店が密集する大阪「石切劔箭神社」参道などの開運スポットを旅し、パワーの源に迫ります。

他にも栃木「岩下の新生姜ミュージアム」、神奈川「二宮尊徳記念館」など変わり種スポットを巡るエッセイを収録!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前半は開運スポット。茶化しているなかに、ある程度のパワーを認めているようでもある。
 後半はオモシロスポット。「何を考えて作ったのだろう」というようなモニュメントや博物館。
 どちらもイラストや写真が多く、楽しく読める。

0
2024年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

雑誌などに掲載されたコラムをまとめたもの。濃い。一気に読むには濃すぎる。ちょっとづつ読むのが良い。
パワースポットを周りつつ、辛酸なめ子さんらしく、横に落としてくる。

冒頭に書かれていた、コロナ禍を振り返り、
誰かのwent to は誰かのwould goになる
という言葉はすごい。

本を読むってそういう事だなと
ジワジワきてます。

下記、メモ
日光東照宮にはパワー石畳がある
芝公園には仕事が上手くいく蛇塚がある。
熊本拠点に高千穂峡と天草のイルカクルーズに行く旅がめっちゃ楽しそう
野田の醤油工場見学、二宮の尊徳記念館行きたい
福岡の茶屋の大門という日本三大玄武洞の一つは、結構なパワースポットらしい

0
2023年02月26日

Posted by ブクログ

巻頭の『はじめに』の文章が、新型コロナウイルス期の旅行への思いが素直に表れていて素晴らしいです。なめ子さんて、こんな心の素顔美人だったとは。初出はどれも新型コロナウイルス期より前のもので、『はじめに』のような描写は微塵もないのですが。本文の方はスピリチュアル目線と、少しひいた客観的な描写の毒気がいい案配で綴られた旅行記です。国内の手軽に行ける場所が多いです。有名観光地も多数あるので編集上のコンプライアンスが強かったのか毒気は他の著作より控えめになっています。自虐的な表現、イラストも幾分か多い感じです。

0
2022年09月11日

「エッセイ・紀行」ランキング