あらすじ
辛酸なめ子が、女子校の謎とその魅力にせまる!女子校育ちは「あるある」と頷き、受験生とその親はモチベーションがアップする、ポジティブな一冊。卒業生・在校生へのインタビューや、文化祭等への潜入記も充実。
登場する女子校
女子学院/広島女学院/聖心女子学院/東京女学館/慶應義塾女子/日本女子大学附属/雙葉/神戸女学院/学習院女子/東洋英和女学院/豊島岡女子学園/十文字/横浜雙葉/聖霊/桜蔭学園/普連土学園/吉祥女子/玉川聖学院/同志社女子/白百合学園 and more!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
同性の友人とスキンシップ多め、男性教師がやたらモテるなど、女子校あるあるを思い出しながら読んだ。受験の役に立つか不明ですが、女子校を理解する一助になると思います。男子の目を気にすることなく多感な時期を過ごせること、女子だからと甘やかされず自立心を養える女子校のメリットに同感です!
Posted by ブクログ
ニッチな感じが、わるくはなかった。
だけど、女子ってけっこうめんどくさくて嫌なんだけど、伝統的な女子校は違うのかな。
もしくは、賢い女子校は違うのかなと思う。
Posted by ブクログ
自身も名門女子校出身である著者による女子校紹介記。
女子校出身者や現役の女子校関係者へのインタビュー、また女子校のイベントや会合に参加して見聞きしたことを、自身の女子校体験も交えながらコラム的に紹介している。
前半部分は特にそうだが、謙遜しているのか茶化しているのか分からないテンションでの女子校生の生態紹介が続き、礼賛どころかdisってるようにすら感じるが・・・・
全体的には、広く浅いコラムが続くので散漫な印象はありつつも、それらを積み重ねることで結果的に「女子校とはこんな世界」という雰囲気をほんのり疑似体験できる仕上がりになっていると思う。
現時点で関心を寄せている学校に関する話題は特に興味深く読んだ。
でも最後まで、本心で女子校を持ち上げているのか皮肉を言っているのかよく分からなかった。笑
これ一冊で女子校のすべてが分かるわけでは勿論ないが、肩の力を抜いて女子校マニアの女子校OBの話を軽く聞き流すくらいに読むと程よい感じの一冊。
Posted by ブクログ
楽しい読み物だった!笑
辛酸さんの文章は元から好きだったけど、何となく「女子校の人かな?」と想像はついていた。出身者じゃなくても見破る人はいるだろうけど、その時は同じ出身者である自分の中のセンサーが即座に反応。(他に説明のしようがない…笑)
エッセイの中でも波長が合うと思ったら学校は違えど女子校出身者だったという事例が出てくるからやっぱり独自のセンサーが出来上がるんかな。
ガガ様が女子校出身なのも上手く説明できないけどきれいに腑に落ちている。
他校だからか共感しきれないところもあったけど、その分共通項もちらほら。あげたらキリがないけど「人間関係がシンプル」は間違いない。異議なし!笑
ノーブルからリベラルまで、まるで各学校案内を見ている感覚。
色々あるんやなと眺めつつも、本を閉じた時には必ず「女子校で良かった」と思えている。それは今後も再開した時や凜とした現役生を見かけるたびに実感し続けるんだろな。