椎名咲月のレビュー一覧
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ネタバレ「花は後宮に燃ゆる」が好きだったんで買ってみました。
蛇の話のところには、ちょっと苦笑しちゃいましたけど、お話として面白かったです。
たかが左利きというだけで、何年も幽閉されていた皇女アデリアは気の毒でしたが、この左利きの設定が、最後ジブリェールとの戦いに生きてました。
あと、序盤からどうしようもない感じで付いてきていたフィリッポ枢機卿。赤いブタなだけかと思ったら、彼の特技も最後に生かされてました。
ジブリェールも個性がかなり強いですが、彼の犠牲のもとでサハーラは国を率いていくって流れになると、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁって思いました。
肝心のHは、皇女様とは思えないくらい積極的でしたが、H話がなくてもお話としてよかったって思いました。 -
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ネタバレやっぱり、葵木あんねさんのは、中華系の話の方が好きですね。今回も楽しませてもらいました。
「首狩り帝」と物騒な二つ名で呼ばれる皇帝の燎飛ですが、実際は噂の一人歩きみたいなものです。彼がきちんと後宮の美姫たちと子孫繁栄に努めようとするのに、彼女達は泣いて嫌がる。なのに、大勢の前では燎飛の寵を得ようと素振りを見せる。そんな風な態度を見せられると、なかなか女性に手は出せないですし、自分の正体を知らないとはいえ、自分を怖がらない桃霞に惚れちゃうのも分かる気がします。
燎飛が桃霞のプレゼントの変な座布団を大事にしてて、生首と勘違いされているのも笑っちゃいました。カバー表紙の帯に隠れている部分にありますけど、確かにあれはひどい。あれを麻袋に入れてにやついていたら、ちょっと皇帝の威厳はないですね(笑
皇族の首狩り=龍気を断ち、記憶を失わせるという設定もなかなかよくて、続きがあったら面白いのにって思いました。 -
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久しぶりにこの手の小説で大笑いした部分がありました。ヒロインに貰った手作りのプレゼントのくだりです。微笑ましいな、と(笑)もちろん笑いだけじゃなくてキュン!ともさせてもらいました。地味で読書好きの桃霞と「首狩り帝」という二つ名を持つけれど本当は誠実で優しい繚飛が少しずつ心を通わせていく所や、繚飛が桃霞に甘々な所などは読んでてニヤニヤしました。詩の部分は漢字も多くあまり分かりませんでしたが、謎解きの部分は桃霞の読書好きの力が発揮されて上手く出来てるなと思いました。首狩りも本当に首を狩るわけではなかったので読んでてホッとしました。あまりこの手のレーベルで血なまぐさいのはちょっとね…
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ネタバレこういう文庫では珍しく、最初から子供ができています。けど、それがセラフィーナを芯の強い、大人の女性にしていた感じがしました。
奴隷と一夜だけ関係を持ったのが大当たりで、それを隠して出産。自分の国を奪った隣国の王エセルバートが自分を手に入れたけど、それをひた隠しにしています。
ただ、セラフィーナを手に入れたのが、エセルバートでなければ、黙っている気持ちは分かるんですけど、父親なんだから、もうちょっと早く伝えてもよかったんじゃないかなぁって思いました。瞳という決め手もあったんだし。
と、気になったところはありますけど、不要なHシーンもなく、普通のお話としても読めました。たまにはこれくらいでお話多めでもいいなって思いました。 -
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ネタバレ家庭教師とご主人様のお話ですが、珍しくヒーローは子持ちです。死んだ姉の子とか、駆け落ちした元妻と相手の子とかってことになるのかと思ったら、実子だったのは意外でした。
身分をわきまえてて思いやりもあるフィオナもおてんばだけど嫌な子じゃないセシリアも好感度が高かったし、アドレーも身分を気にしないおおらかな性格で、使用人達ものきなみ優しい。
唯一、悪役はメリッサとネヴィルだけです。
王道のお話で先も読みやすいですけど、自重していたアドレーが一旦フィオナと関係してからはフィオナに溺れちゃう感じになってたのはちょっとニヤニヤしちゃったかも。
最後にセシリアの初恋の相手のカイルの好きな人があの人だったってのは、小さな衝撃がありました。
(やっぱり作者さんがBL出身ってところからでしょうかね?) -
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ネタバレウサギのような可憐な見た目に反し、子どもの頃から斧槍を振り回し、純白の毛並と翼を持つ聖なる獅子ユファエンに騎乗し日々鍛錬に励む王女ロザレーナ。そんな彼女についたあだ名は「猛獣姫」。そんなロザレーナの婚約が決まった。相手は皇太子で帝国一の騎士の美青年ラディガー。けれど、ラディガーと幼なじみで彼のことを幼少時から知っているロザレーナはその婚約に大激怒。ロザレーナにはどうしても彼を許すことができない理由があって・・・。
最初は嫌っている相手にだんだん惹かれていき、好きになる。王道ラブロマンス。けれど、相手役のラディガーは最初からロザレーナを好きなんですが、照れ隠しなのか意地を張ってしまうのか最初は喧嘩ばかり。ツンからデレの変わり具合に大変キュンキュンさせてもらいました(笑)喧嘩が多い中盤までは2人の掛け合いに笑わせてもらい、後半からは砂を吐くほどの甘いセリフや仕草に「わーーー!!!」ってなりましたww
ラディガーにドキドキする度にその照れ隠しから「いやらしい」を連発するロザレーナ。いたって普通のラディガーが序盤は若干可哀想に思えました(笑)普通にしてるのにねwwラディガーの噂にも尾ひれがつきまくってて、あれは側近のギルがいけないww
ロザレーナの元婚約者のハインツに途中まで不快感を抱いて仕方なかったのですが恋は人を盲目にさせてしまうのでしょうね。一番可哀想なのはロザレーナの叔母に違いないでしょうけど。彼女にせめて子どもがいればよかったのにね。あ、でもそれだとまた争いの火種になるか。
そういえばロザレーナの父がロザレーナのことを「ウサギ姫」と読んでるのですがコバルト文庫のシリーズでも前に「ウサギ姫」が出てきた短編があったのを思い出しました。作者の人好きなのかな?人参好きなロザレーナが人参ケーキなどを人参嫌いのラディガーにプレゼントするのですが、それをラディガーはロザレーナに嫌われたくない一心で好きなフリをして一生懸命食べきるんですね。その一途さも可愛いなぁ~と思いました。
その可愛さと後半の戦闘時の凛々しさのギャップにやられたかな?
楽しく読ませていただきました。 -
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3巻ですが、はや最終巻です。
確かにタイトルが大公様の花嫁探しなんで、ジークハルトに縁談が持ち上がるくらいしかネタとしては残ってないかも・・・なんて思いながら、もうちょっと続いてもよかったかなって思いました。
今回、なかなか結婚の許可が下りずに結婚できないジークハルトとリゼットの元に主国となる帝国の姫君が滞在することになりました。訪れた姫君メルシリアは、確かに最初キャラ紹介のイラストを見たときに、地味!って思うくらいの人でしたけど、性格が超後ろ向きで、前向きなリゼットとは合わないだろうなって思ったとおり、猫かぶりはすぐになくなってましたね。
で、皇帝の思惑どおりにいかないようにお芝居をうつジークハルトとリゼットでしたけど、愛のない結婚を強調するための言葉にケンカしたりして、予想通りの展開とはいえ、メルシリアにやさしくするジークハルトにリゼット同様、ちょっとイラっとしちゃいました。いくら過去の自分に似ていて、親近感があるといっても、そんなことしちゃダメでしょって・・・。
まあ、ジークハルトの方がウァレンスに抱きかかえられたリゼットを見て、お芝居を忘れた行動をしちゃったりしてましたけどね。
最終的には無事結婚許可証をもらえたし、結婚もできてよかったってところなんでしょうけど、今回はユリウスの出番が少なかったのが残念。もっとジークハルトとリゼットを焚きつけて欲しかったのになぁ。
あと、コンスタンツがウァレンスの話ももうちょっと見たかったですね。 -
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ネタバレシリーズ3巻で最終巻。
思ったより早い完結で驚いた。でも、あまり長く続くよりはいいかもしれないね。本編の内容や進み具合もこれぐらいでちょうどいいのでは。いつまでも結婚できないままではジークが可哀想すぎる(笑)
最終巻はなかなか結婚の承諾許可が下りないことにヤキモキしながら、皇帝の娘・メルシリアがヴェルスハイム公国に訪れ、その接待をリゼットが任されます。メルシリア皇女は一筋縄ではいかない性格をしてます。疲れるだろうなぁと思いながら読みつつ、商人のウァレンスにも若干イライラしつつ(笑)、ラストは申し分のないハッピーエンドです。領民たち、グッジョブ!という感じです。そして、リゼットはやっぱりリゼットでした(笑)最後まで彼女らしかった。まさに猪突猛進(笑)全巻を通して、ジークとのイチャつきっぷりよりも彼女が体当たりで様々な出来事にぶつかっていくシーンの方が描写としては多かったんじゃないでしょうかwwまぁジークもそんな彼女に惹かれたんでしょうが、もう少し甘い時間を過ごしている2人を見たかったな、と思いつつ・・・。 -
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ネタバレ大公ジークハルトの婚約者に選ばれたリゼットだけど、まだまだ婚約者としては微妙な立場。そんな中、リゼットに最強で最凶なライバル・ヒルデローゼが登場。猫かぶり同志の決戦勃発(笑)
ジークはリゼットのことが好きなのに、リゼットにその気持ちがほとんど伝わってなくてジークが悩んでたり、怒ったりするところが可愛かったですwwリゼットも最強のライバルが現れて焦ったりヤキモチを焼いたりして、お互いに想いあっているのに上手く気持ちが伝わらず、そのあたりはヤキモキしましたけど。でも何だかんだいってラブラブなので、次の巻ではもっとイチャついたらいいよ(笑)今度はリゼットを狙うライバルが登場したりして。でもジークハルトには最強のライバル(になるのかな?)の兄がいるから。今回もユリウスにいい所持っていかれた気もします。
冒頭に出てきた女の子はヒルデローゼだと思っていたらコンスタンツだったのが意外で驚きました。リゼットとコンスタンツの関係、けっこう好きだったのにな~。 -
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ネタバレ2巻目でしたけど、1巻目より面白かったです。
リゼットのことを好きなジークですが、ジークが一向にリゼットが自分に愛情を向けてくれなくてもやもやしてるところとか、リゼットが伯爵令嬢ヒルデローゼとジークの仲を取り持つようなことをしておきながら、いざ二人が仲よさそうにしているとヤキモチを妬いてたり、ニヤニヤしちゃいました。
最初に出て来ていた女の子はヒルデローゼかと思っていたのに、前作のコンスタンツだったのはちょっと意外。ヒルデローゼとコンスタンツ、意外と気が合いそうだったのに、残念です。
ユリウスも最後は強引でしたけど、二人の仲をちゃんと取り持ってて、うーん、やっぱり「彩雲国物語」の静蘭とかぶっちゃうかなぁ(^^ゞ
次巻も楽しみな1冊です。