椎名咲月のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白かった。でも続きが欲しい
Hシーンは殆ど無いですし、これはTLと言うより小説ですね。 でも、しっかりとした 文章だし内容も掘り下げられてとても面白かったです。 出来れば、ハッピーエンドになってから、もうちょっと甘さが欲しかったです。 続きが欲しいです。
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ネタバレ 購入済み
良かった
兄達に守られて家族以外の異性を知らない王女様と、その王女に恋した王子(お互い初恋)の二人のやりとりが読んでてとても良かった。初々しい!
兄の溺愛もすごく監禁って…びっくりしたけど…
総合的に、好きなストーリーでした。
次回作が楽しみです。 -
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ネタバレタイトルが微妙だったので、ずいぶん積読になってましたけど、読んでみたら面白かったです。
最初は羊飼いとして暮らしていた王女メリエルが、他の親族がみんな死んじゃって、強制的に王宮に戻され、しかも勝手に王配まで決められちゃってるって、メリエルにしたらジェットコースター並な生活の変化に戸惑ってましたけど、彼女なりに考え、よい政治をしようと努力してるのが、ただのふわふわヒロインでなくて好感が持てました。
トラヴィスもメリエルに対して、最初はぞんざいな扱いをしてましたけど、だんだん惹かれていってますし、2人の心情の変化が想像できて、ちょっとニヤニヤ。
王太子はたぶん死んでないだろうなって思って、後 -
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ネタバレとても好感の持てるお話でした。
この作家さんの作品はデビュー作を読んだことがあり、そのときも同じようなことを感じました。
キャラの好感度が高いのもはむろんですが、作品全体に流れる中に書いた人のモノの考え方や見方がよく現れていて、そういうものが私は好きです。
ただ、正直にいえば、今回の作品は最初に読んだデビュー作のような迫力はあまり感じられませんでした。あのときはただただ圧倒される思いでした。
そのせいかどうか、ラストの方で読むのが止まってしまったこともあり―。その点、ちょっと前回よりは物足りなさを感じてしまいました。
ただ、全体を通じて、やはり、この作家さんの考え方、それから作風もは好きだ -
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ネタバレ幼い頃に宮廷から追放され田舎で羊飼いをしながら育ったメリエル。そんな彼女を女王にし自らがメリエルの夫になるために都から侯爵トラヴィスが迎えに来る。しぶしぶ王宮へ入るが宮廷では家臣に舐められ女王反対派には命を狙われる始末。けれどトラヴィスはそんなメリエルを時に厳しく時に優しく見守り、命がけで守ってくれる。彼に徐々に心が惹かれていくメリエル。そして少しずつ政務のことが分かるようになったメリエルは庶民の気持ちが分かる女王になりたいと願うようになる。
最初はどうかな~と思いながら読み始めましたが、なかなか面白かった。主人公のメリエルも羊のようにフワフワした田舎娘かと思いきや、なかなかにしっかりしてい -
ネタバレ 購入済み
かわいいお話し
ヒーロー・ヒロイン共に好感の持てるキャラでした。
ヒロインは夢見がちではなく、どちらかというと将来の事とかしっかり考えているタイプ。しかも前向きで明るい感じで好みです。途中、旦那様との事について悩んでしまったりしましたが、脇の友人達がしっかりフォーローしてくれて、そのアドバイスに従って問題を解決するなど、ウジウジした感じが全くなく嫌味のない性格。
一方、ヒーロー・旦那様はこうと決めたらてこでも曲げない性格。結婚を考えていた彼女がいましたが、初恋の相手である主人公に悪態をつく様を見てすぐにお別れ・そしてすぐに主人公にプロポーズ。このあたりの強引さが俺様チックではあるものの、基本的には素直 -
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貴族令嬢のアイラは人助けが趣味。病弱な体を物ともせず日頃から騒動に首を突っ込んでいる。そんな彼女の幼馴染であり主治医のキール。アイラのピンチに颯爽と現れ、冷たくあしらい、時に意地悪もしたり(笑)けれど最後にはアイラを助けてくれる頼もしい幼馴染。そんな2人はひょんなことからお互いが失恋したと勘違いしている。けれどアイラもキールもお互いのことをずっと好きでいて…。
噛み噛み再来(笑)宮野さんの話はいつもキャラクターが個性的。主人公カップルも濃ゆいけれど、お馬鹿な従兄弟や謎多き探偵(途中から気づいたけど)もなかなか良かった。そんな登場人物たちがドタバタと色々繰り広げてくれるのでストーリーも飽きずにサ -
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ネタバレ「花は後宮に燃ゆる」が好きだったんで買ってみました。
蛇の話のところには、ちょっと苦笑しちゃいましたけど、お話として面白かったです。
たかが左利きというだけで、何年も幽閉されていた皇女アデリアは気の毒でしたが、この左利きの設定が、最後ジブリェールとの戦いに生きてました。
あと、序盤からどうしようもない感じで付いてきていたフィリッポ枢機卿。赤いブタなだけかと思ったら、彼の特技も最後に生かされてました。
ジブリェールも個性がかなり強いですが、彼の犠牲のもとでサハーラは国を率いていくって流れになると、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁって思いました。
肝心のHは、皇女様とは思えないくら -
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ネタバレやっぱり、葵木あんねさんのは、中華系の話の方が好きですね。今回も楽しませてもらいました。
「首狩り帝」と物騒な二つ名で呼ばれる皇帝の燎飛ですが、実際は噂の一人歩きみたいなものです。彼がきちんと後宮の美姫たちと子孫繁栄に努めようとするのに、彼女達は泣いて嫌がる。なのに、大勢の前では燎飛の寵を得ようと素振りを見せる。そんな風な態度を見せられると、なかなか女性に手は出せないですし、自分の正体を知らないとはいえ、自分を怖がらない桃霞に惚れちゃうのも分かる気がします。
燎飛が桃霞のプレゼントの変な座布団を大事にしてて、生首と勘違いされているのも笑っちゃいました。カバー表紙の帯に隠れている部分にありま -
Posted by ブクログ
久しぶりにこの手の小説で大笑いした部分がありました。ヒロインに貰った手作りのプレゼントのくだりです。微笑ましいな、と(笑)もちろん笑いだけじゃなくてキュン!ともさせてもらいました。地味で読書好きの桃霞と「首狩り帝」という二つ名を持つけれど本当は誠実で優しい繚飛が少しずつ心を通わせていく所や、繚飛が桃霞に甘々な所などは読んでてニヤニヤしました。詩の部分は漢字も多くあまり分かりませんでしたが、謎解きの部分は桃霞の読書好きの力が発揮されて上手く出来てるなと思いました。首狩りも本当に首を狩るわけではなかったので読んでてホッとしました。あまりこの手のレーベルで血なまぐさいのはちょっとね…