守屋洋のレビュー一覧

  • ビジネスに効く教養としての中国古典

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    中国古典なんてこれまで全く読んだことないんですが、
    ようやく読む機会が強制的に訪れ手に取った本。
    最初の一冊としては、読みやすくてなかなか良いです。

    孫子とか孔子とか韓非子とか、聞いたことはあるけど、
    何だか難しそうな中国古典のエッセンスがコンパクトにまとまっています。
    ざっとこの本を読んで、自分の探求したい(自分にフィットする)中国古典を探すのが良いと思います。

    冒頭に書籍の書かれた歴史的背景なども著者が説明してくれるので、
    その後の説明に思い入れを持って入っていきやすかったです。

    しかし、2000年以上も前に、こんな古典をたくさん残す国って、
    本当にスケールがでかいですねぇ。。
    その

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    2021年10月01日
  • 世界最高の人生戦略書 孫子

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    70近い言葉を取り上げ、分かりやすく解説してあるけど、けっこう言ってることは被ってるかな。やはり一番は「戦わずして勝つ」。

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    2021年06月28日
  • 貞観政要

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    ネタバレ

    唐の太宗と名臣の政治問答集。
    諫言の重要性。懐深くそれを受け止める。後継者育成に失敗する太宗。育てようとしたが、策謀好きになってしまい、凡庸な方を選ぶ。
    皇帝は船で、人民は海だ。疎かにしてはならない。
    礼を尽くして相手の言うことを聞くことで、名臣が来る。
    公平に相手に対する。
    率先垂範。
    謙虚に、発言は慎重に。
    自己コントロール。

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    2021年03月31日
  • 貞観政要

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    トップは孤独。その中でも無私であること、常に謙虚に諫言をされやすく、受け入れる器の重要性を説き続けている。人間の器とか人格といったことは研鑽を積み重ねなので、磨いていきたい。

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    2020年12月19日
  • 世界最高の人生戦略書 孫子

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    “戦略を学べる本”でした。

    まずまず面白く、戦略に興味の無い方は飽きてしまう可能性はあります。
    内容については勝ちにこだわる事を追求した本で、様々な戦い方を学べます。そしてこれらの戦略については日常生活においても活かせる点が豊富に含まれており、個人的にはビジネス本と捉えても良いと考えます。
    中でも印象に残った戦略については
    ”戦わずして勝つ”でした。
    勝つという事が勝負をするという事と大半の人は捉えると思います。
    では、どうやって「戦わずして勝つのか?」
    気になった方は是非お手元に取って参考になさってみて下さい!

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    2020年09月03日
  • 貞観政要

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    貞観の治という言葉は知っていたが、 李世民とは素晴らしい人物だ。それでも失敗をするのだから...。
    ヒトは失敗をする葦だということだ。

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    2020年02月02日
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法

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    著書の意見がいちいちオヤジの説教感あってかなりうざったい。
    名言▶解説▶エビデンスゼロの「最近の世の中はダメ。今こそこの名言の精神が大事なのでは?」的なことをかなりの頻度で言ってくる。「男とはこの名言のようにありたいものだ」とかは1番昭和感あってうざかった。

    これらのコメントで作者の浅さが伝わってきて、論語と韓非子の名言の選別意図や、解説も合ってるのか不安になってしまう。

    しかしその部分をサッと読み飛ばせばまぁまぁの良書だと思う。著者を信じて読み続けられるかどうかが裏テーマ感ある。

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    2020年01月15日
  • 世界最高の人生戦略書 孫子

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    孫子の兵法ベースのビジネス書。孫子の解説というよりは、ビジネス書のため、筆者の見解が多い気がしました。

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    2019年09月29日
  • 世界最高の人生指南書 論語

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    論語の本は何冊か読みましたが、解説が優しかったのが印象的です。
    私は会社員なんで、管理職に向けたメッセージのような解釈が多かったところが良かったです。

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    2019年03月03日
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法

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    人間の本性は善であるとする「性善説」と悪であるとする「性悪説」。誰も性悪説の社会など期待していないが、性善説では脇が甘くなるというジレンマがこの世の中には存在する。一言で言い表すならば、「修己の性善説」と「統治の性悪説」。自分の内面を見つめる「性善説」と外の世界に目を向ける「性悪説」のどちらも、もう一度学び直しておこうというのが本書の主旨である。性善説の立場で書かれた「論語」は孔子の言説を弟子達が編纂したものであり、孔子の弟子では孟子が性善説の思想を受継いだ。一方の性悪説は孔子の弟子の荀子が提唱し、その弟子の「韓非子」がそれを受継いだ。

    「子、四を絶つ。意なく、必なく、固なく、我なし」(論語

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    2018年12月22日
  • 黄昏三国志 孔明以後の英雄たち

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    黄昏というタイトルがついているが本来は三国志といえばこの時代なはず。主役張れるキャラがいなくなると黄昏になるようだ。

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    2018年03月23日
  • ビジネスに効く教養としての中国古典

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    「孫子」や「論語」などの中国古典における、ビジネス書っぽいエッセンスを抽出。付箋を貼るほどの気づき部分はそれほど多くはなかった。

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    2017年11月30日
  • とらわれない。ゆるがない 人生を豊かにする「菜根譚」の言葉

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    ・人に一歩譲れる人が、結果的に前へ進む。
    ・一歩さがって人に譲れば、道は広くなる。
    ・感情で物事を判断すると、たいてい間違う。
    ・逆境や貧困は、人をたくましく鍛えてくれる溶鉱炉。
    ・幸せは平穏無事なこと。不幸せは、欲が多すぎること。
    ・苦しみを通して、楽しみを手に入れる。
    ・長いあいだ力をたくわえていた鳥は、必ず高く舞い上がる。
    ・人の値打ちは後半生できまる。
    ・すすんで幸福を求めない者に幸福の窓は開かれる。
    ・早熟は晩成に及ばない。
    ・思いどおりにならないときは、自分より不遇な人を見よ。
    ・倹約を度を過ぎれば卑しさとなる。謙譲も度を過ぎれば卑屈になる。
    ・水清ければ魚すまず。汚いものもあえて

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    2017年05月24日
  • 孫子に学ぶ12章 兵法書と古典の成功法則

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    人生すべてに応用が利く、それが兵法。ということで学んでみようと思って。広く浅く。
    これを知っていると、言い訳がうまくなれそう。



     ひとつひとつの兵法が浅く説明してある。だから思ってたよりも意識高まらない。ざんねん。ただ勉強初めにはちょうど良い。

     筆者の感想がちょくちょく入ってきて、うざいww
     「これだから今どきのリーダーは…」てきなことがよく出てきて、こんなこと言うやつはもっと兵法を学んで、上のものとしての謙虚な態度を改めるべきなのでは?と思ってしまった。


     兵法で一番好きなやつは、キュウソネコカミだから敵を追い詰めすぎないほうがいいよ。ってやつ。

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    2017年04月13日
  • 中国古典がよくわかる本 この一冊で学べる3000年の知恵

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    働いていればどうしても仕事のやり方、人間関係、派閥争いみたいなことに直面する。

    悩んだときにたまたま信長脳というフレーズに出会った。この作者と違うが、韓非子という儒学の偉人を知る。

    昔からの知恵とはなんだろうという疑問から手に取った。

    自分の小ささはよくわかった。

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    2016年12月07日
  • 世界最高の人生哲学 老子

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    老子とは聞いたことがあったが、今回これを読むまでは講師の様に一人の人が書いたのかと思ったが、複数の人により編纂されたのだと初めて知った。

    また「上善水の如し」「柔よく剛を制す」なども老子に書かれていると言う事も初めて知った。

    柔軟さが大切だと言う事が本質だと理解した。

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    2016年11月27日
  • [新訳]荀子 性悪説を基に現代人にこそ必要な「礼」と「義」を説く

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    「知は疑いを棄つるよりも大なるはなく、行は過ちなきよりも大なるはなく、事は悔いなきよりも大なるはなし」どんなに緻密な作戦を立てても人間のやることに完璧はあり得ない。情勢は常に変化している。たった一回の判断ミスが命取りになれば、常に緊張を高め、冷静かつ慎重に対処しなければならない。しかるに、失敗したとしても思い悩むことはない。勝敗は兵家の常。反省を加えたら、後は気持ちを切り替えて次の課題に挑戦すればよい。荀子の中でも優れた名言79を見開き2ページで紹介している。荀子が生きたのは、政治が混迷を深め国が乱れに乱れた春秋戦国時代。現代も様々な価値観が入り乱れ混沌を極めている。2000年の叡智は今もなお

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    2016年02月29日
  • 大人の国語力がつく漢詩一〇〇選

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    李白や杜甫辺りの詩を中心に紹介。
    清少納言とかのエピソードを聞く限り昔の人は漢詩をサラッと諳んじれる辺り教養が高いと読んでいて改めて感じました。

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    2015年09月06日
  • [新訳]大学・中庸 自分を磨いて人生を切りひらくための百言百話

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    たびたびMBAの学びで出てきたので、気になって手を取った1冊。
    気付きを数点まとめる。

    【日日新たに、また日に新たなり】
    マンネリになったのでは、何も身につかない。常に意欲を奮い起こし、新しいことをしようとしなければ腐ってしまう。また、学び・成長と言うのは、本を読むだけではない。毎日の生活・仕事こそが実践的な学び・成長の場。
    →すべてのことから学ぶ意識をもつ。

    【君子は必ずその独りを慎む】
    能力と人格を兼ね備えた理想の社会人は、人が見ていようがいまいが、必ず自分の良心に従う。(※自分の箱の~の話。己の欲せざるところは、人に施すなかれ)

    【人はだれでも、愛している相手にも嫌っている相手にも

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    2015年07月06日
  • 秘密の成功哲学 厚黒学 リーダーとなるためには腹黒く生きよ!

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    ■厚黒学

    厚黒学は、清末に著された、英雄になるための研究書である。「厚」は恥を恥とも思わない面の皮の厚さ、「黒」権謀術数に長けた腹黒さのこと。この2つが激動の時代を生き抜く秘訣だとし、そのことを歴史上の人物を例に論証している。

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    2013年10月19日