あらすじ
捨てる、手放す、降りる
2000年前に導き出されていた、人生で大切なこと
『論語』とならんで中国古典の名著である、『老子』を、大家・守屋先生に解説いただく1冊。
老子の思想は、「無為自然」。
競争社会でいきるときに「負け」を認め、それでもいきていくためにどうすればいいかを説いています。
『老子』が読まれたのは、汲々とした時代の春秋戦国時代。
そんな時代にも、超然として穏やかに生きることを説いた老子の思想は、
今の、せちがらい現代にも通ずるものがあります。
「こだわりを捨てる」→「穏やかに生きる」をコンセプトに、現代に生きる思想、「老子」を語りつくします。
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Posted by ブクログ
孫子、韓非子、論語などのはるか過去より語り継がれる有名な名著の内容について学びたく、こちらの著者の解説本を読み進めています。
老子はかなり達観した教えになりますね。現代で生きるにおいて、まだ30代の私は老子のすべてを真似することはできませんが、必要以上に敵を作らないようにするなど、これから組織の中で役職がついてくる中で、頭に入れておきたい内容がたくさんありました。こちらのシリーズは定期的に読み直したいと思います。
Posted by ブクログ
老子とは聞いたことがあったが、今回これを読むまでは講師の様に一人の人が書いたのかと思ったが、複数の人により編纂されたのだと初めて知った。
また「上善水の如し」「柔よく剛を制す」なども老子に書かれていると言う事も初めて知った。
柔軟さが大切だと言う事が本質だと理解した。
Posted by ブクログ
2024/04/19読破
一言 老子は好き。この本はあまり好きではない。
感想 老師が好きなので読み始めました。期待値が高すぎたか、あまり得られるものがありませんでした。
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「曲全」
「始めは処女の如くにして、敵陣、戸を開き、後には脱兎のごとくにして、敵、防ぐに及ばず」
これは最初は下手に出て、相手の油断を誘う。したたかさのことを言う。