守屋洋のレビュー一覧
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たびたびMBAの学びで出てきたので、気になって手を取った1冊。
気付きを数点まとめる。
【日日新たに、また日に新たなり】
マンネリになったのでは、何も身につかない。常に意欲を奮い起こし、新しいことをしようとしなければ腐ってしまう。また、学び・成長と言うのは、本を読むだけではない。毎日の生活・仕事こそが実践的な学び・成長の場。
→すべてのことから学ぶ意識をもつ。
【君子は必ずその独りを慎む】
能力と人格を兼ね備えた理想の社会人は、人が見ていようがいまいが、必ず自分の良心に従う。(※自分の箱の~の話。己の欲せざるところは、人に施すなかれ)
【人はだれでも、愛している相手にも嫌っている相手にも偏った判断をする】
愛している相手にも欠点があり、嫌っている相手にも美点があることを心得てかかる。
→嫌いな人にも待っている人はいる。好きな人にも盲目になっているだけで、馬が合わないことはある。
【君子は何事においても中庸を旨とする】
極端に走るのはとてもイージー。(※KDJのDay4)
【学びて然る後に足らざるを知る】
学ぶ側、教える側、どちらの立場に立っても鍵になるのは、自分の実力がまだまだ不十分だと自覚できるかどうか。自覚できれば、いやでも真剣に取り組まざるを得ない。
→ここに学び続ける意味がある。自分の能力に満足した時点で成長はない。
【責めを受けて流るるが如し】
だれでも人から非難されたり、批判されたりして、嬉しく思うものはいない。
もし非難されたときに過ちに気付いたら、改めること。人は誰でも過ちを犯すが、その後の行動は異なってくる。賢い人は同じ過ちを二度と繰り返すまいと自分を厳しく戒める。
【繁栄しているときこそ、まわりの人々に対して一層謙虚な態度で振る舞う】
自分の満足している地位に溺れず、驕らず、誠実に自分の「義務」を果たしていきたい。 -
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本棚の奥に眠っていたのを引っ張り出して再読。ただ、内容は全然覚えていなかった。
儒教の経典である四書五経のうち、『大学』『中庸』『易経』『礼記』『書経』『左伝』から、編者が選ぶ名言200が抜粋されている。原文と現代語訳、解説が1ページにまとまっているため、読みやすく分かりやすい構成になっている。
儒教の核心は、「修己治人」である。特に「修己」の部分に興味を持って読んだ。書いてある内容を、今の自分自身が置かれている状況の中で、いかに実現させていくかは、自分で考えなくてはならないのだろう。
一番好きな言葉は「己を修めて人を責めざれば、則ち難より免る」、このような生き方を目指したいと思った。
抜粋形式のため、どうしても全体像が分からない。解説の内容が、原文で述べられていることか、編者の独自の考えなのか時々区別がつかなくなる。次は原文すべてが書かれた作品で読んでみたい。 -
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公と私のケジメをつけよ。「私」は、みずから(ム)を囲むもの、「公」はみずから(ム)に反するもの。
儒家のいう恩恵を尊重したり、ぼ墨家の主張する兼愛を信じるのは国を滅ぼす。
法と術による政治をめざせ。
君主は心のなかをみせるな。
刑徳、刑は罰を加えること、徳は賞を与えること。
トップは信賞必罰。えこひいきはダメ。公平。
部下の忠誠をあてにしてはならない。人は自分の利益のために動くもの。相手が背かないことを期待するのではなく、背こうにも背けない態度をつくりあげる。ペテンを使おうにも使えないような態度を作り上げる。これが大事。
君主と、臣下ではあきらかに立場が違う。それぞれの立場を守るためにどうするか。
適材適所に登用すること。法に抜け道を作らない。罰を必とすること。情け深いのは考えもの。
君主と臣下は利害を異にするから臣下の忠誠に期待をかけてはならない。
夫婦でも利害が対立する。神様からの賜り物があまりにも多いと妾をもつことを心配して、妻は多くを求める祈りをしない。
好きだからのめり込む、というのは人間的な弱さ。庶民はともかくトップには禁物。自らに厳しい自己コントロールを課さなければならない。
利益の追求は人間活動の源泉である。それによって人類は進歩した。しかし、やり過ぎることのマイナス、他とのバランスも必要。
「過ちて改めざる、これを過ちという」 -
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菜根譚よりは骨がある言葉が多くて、仕事への気持ちを上げてくれる気がする。のだが、フォントが大きくて、空欄も多くて、80条しか引用されてなくて、なんだか薄っぺらい気がする。
これを読んだ後同じPHP【新訳】新書の菜根譚(同じ守屋洋訳)を読んだのだが、値段は同じだが、密度が全然違う。
呻吟語 菜根譚
原書 2000条弱 357条
守屋前著 236条 357条
PHP新訳 80条 159条
PHP新訳 183ページ 190ページ
PHP新訳 原文なし 原文あり
PHP新訳 950円 950円
PHP新訳 2012年 2011年
フォントも菜根譚の方が小さい。
というわけで、原書からの引用は呻吟語は菜根譚の半分しかない。その分訳者の解説が多いとも言えるのだが、解説そんなに必要ないと思うのだが。。。呻吟語は菜根譚より内容が薄いということか。
菜根譚はこれ一冊で十分という気になれたのだが、呻吟語はもう少し原書からの引用が多い本を買うべきなのかなあ。それとも元々内容が薄いのだろうから、そんな必要もないのか。 -
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・きっかけ
トップの紹介
・感想
4年前に読んだ本。
当時は読書習慣がなかった時期であった。
読書習慣が身に付いた今読み返すと、現代の名著に記されている内容と同じことが述べられていることに驚かされる。
時代が変わっていくなかでも、リーダーに求められる態度は変わらないものであると知った。
心に残ったフレーズはこれ。
知ることの難きに非ず、行うこと惟れ難し。
行うことの難きに非ず、終うること斯れ難し。
知ることはむずかしくない。実行することがむずかしいのである。
実行することはまだやさしい。最後までやり通すことがむずかしい。
その通り。
原理原則を学んだ人でも、実践し続けられている人はどれほどいるだろう。
プロフェッショナルを目指すものとして、心に留めておきたい。
・アクション
今までの”アクション”を振り返り、一つ実行する。 -
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[ 内容 ]
「人間を信頼してやっていこう」という『論語』。
これに対し「人を動かしているのは、ただ一つ利益である」と見なした『韓非子』。
これまで日本の社会は、『論語』が説く「性善説」の側に立って運営されてきた。
『韓非子』が唱える「性悪説」は、馴染みが薄くあまりの厳しさに目をむく人もいるかもしれない。
しかし社会が激変しているいま、「日本人も韓非子流を取り入れることが必要だ」と、著者は一石を投じる。
この対照的なふたつの中国古典から実践的な生き方を学ぶ。ふたりの思想家の名言それぞれ40を厳選。
[ 目次 ]
第1章 性善説か性悪説か(性善説は脇が甘くなる 『論語』の人間学 『韓非子』の統治学)
第2章 『論語』の名言(友を持ちたい 「仁」を身につけたい 重厚な人間でありたい ほか)
第3章 『韓非子』の名言(権限を手放すな 組織内部にも戦いがある 小さな忠義立てが仇になる ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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20/7/17
刑名参同(韓非子)
小人の過つや、必ずかざる
学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし
徳は孤ならず、必ず隣あり
文質ひんぴんとして、然る後に君子
暴虎馮河、死して悔いなき者は、吾与にせざるなり
未だ人に事うる能わず、焉んぞ能く鬼に事えん
その身正しければ、令せずして行なわる。その身正しからざれば、令すれと雖も従わず。
窮すれば変ず、変ずれば通ず(易経)
(韓非子)
知の難きに非ず。知に処するは則ち難し。
禍は愛する所に在り
禍福は門なし、唯だ人の招く所なり(左伝)
衆人の功を成さんと欲して反って敗を為す所以は、道理を知らずして、あえて知に問い能に聴かざるに生ず
智の目の如くなるをうれうるなり。能く百歩の外を見るも、自らその睫を見る能わず。
遠水は近火を救わず
微を見て以って萌を知り、端を見て以って末を知る
三人言いて虎を成す
その我に叛かざるをたのまず。吾が叛くべからざるをたのむ
人をたのむは自らたのむにしかず。 -
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孔子(性善説)韓非子(性悪説)
性善説のよさを確認しつつかけた点を性悪説で補っていく
孔子
論語とは修己治人の学。修己とは己をおさめる。治人とは人をおさめる。治人のためには修己が必要。
修己の最重要点は徳を身につけること。これを身につけ高い地位についたらこれを下のものに広めていく(徳治主義) 15
徳のなまで最も重視したのが仁
韓非子
人を動かしている動機は何か?仁などではなく利益。
孔子
■朋あり遠方より来る、また楽しからずや
友達を作ることにもっと熱心に!
■君子重からざれば威あらず
態度が重厚でなければいけない)
軽はずみな発言と行動をしない
■学びて思わざれば則ち暗し。思いて学ばざれば則ちあやうし
読書ばかりで思索しないと知識が身に付かない
思索ばかりで読書ばかりだと独断になる
■訥言敏動
■徳は孤ならず。必ず隣りあり。
徳があれば人々の指示をあつめられる
■老者はこれを安んぜしめ、朋友はこれを信ぜしめ、少者はこれを懐かしめん
年長者は安心、同僚は信頼、年少者はなつく
■為さざるなり、能わざるに非ざるなり(弟子の孟子)
仕事ができないのはやろうとしないからである
■その善なる者をえらびてこれに従い、その不善なる者にしてこれを改めむ
誰からでも学べる。いい点は学び、悪い点は反面教師に。
■歳寒くして、然る後に松柏のしぼむに後るるを知るなり
冬に寒さになってはじめて松や柏が寒さに負けずにしぼまずにいるのを確認できる
真価は逆境のときに現れる
■その身正しければ、令せずとも行なわる。その身正からざれば、令すともいえども従わず
まず我が身をただせ
■速やかなるを欲するなかれ。小利をみるなかれ
■和して同ぜず
■君子もとより窮す。小人窮すればここに濫す
君子でも窮することがあるが小人は窮すると取り乱す。それが違い
■君子に侍するが三けんあり
そう/いん/こ(躁:さわがしい 隠:かくす こ:相手の表情をよまない)
韓非子
■明主のよってその臣を制する所のものは、二柄(にへい)のみ
賞と罰の二つの刀のさやで部下を制することができる
■上下、一日に百戦す
■禍いは本福(もとふく)あるに生ず。故に曰く、福は禍いの伏す所なり
不幸は幸福から生まれる。よって幸福の中には不幸のが芽が隠されてる
■智の目のごとくなるを患うるなり。能(よ)く百歩の外をみるも、自らその睫毛を見る能わず
人の知恵は目のようになってはいけない。目は外をみることができるが自らの睫毛をみれない。自分のことはわかりにくいものだ。
■淵中の魚を知るは不祥なり
他人の秘密を知ると、我が身のためにならない
■人を恃(たの)むは自らを恃むに如かず
他人を恃むより自分を恃め
■下君は己の能をつくし、中君は人の力を尽くし、上君は人の智を尽くす
下君は自分の能力で仕事をする。中君は人の力量(体力ややる気)を使える。上君は人の智力を引き出して使う
智力の中でも自分よりも上の智力を使いこなすのが上君
■人が吾が為に善なるを恃まず
人の善意をあてにするな
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ネタバレ 購入済み
日本人らしさがあると良い
日本の先人達が行なった事に対して批判的な考察が多かったと思われる。日本の偉人達が命をかけ、ことを進めた事により今の日本がある。その事と上手く両立して書かれてあると尚良いと思った。
だが、上手くまとめて書かれてあったと思う。