あらすじ
【内容紹介】
逆風のなかを生きる人間学の宝庫
この古典には、しぶとい雑草の精神、したたかな生き方が示されている。
【著者紹介】
著述業(中国文学者)。
昭和7年、宮城県生まれ。
東京都立大学中国文学科修士課程修了。
著訳書に『中国古典の名言・名句三百選』『「貞観政要」のリーダー学』『完本 中国古典の人間学』『「老子」の人間学』『全訳「武経七書」』(全三巻)(いずれもプレジデント社)など多数。
【目次抜粋】
まえがき
第一章 しなやかに生きる
第二章 さわやかに生きる
第三章 したたかに生きる
第四章 たくましく生きる
第五章 おおらかに生きる
第六章 リーダーとして生きる
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Posted by ブクログ
老子の人間学 守屋洋著
メモ
人を知るには、智、自分を知るには、明が必要になるのだと言う。
智も明も洞察力といった意味だが、当然のことながら、明の方が智よりもレベルが高いと言うことになる。
この道、すなわち私は3つの宝を持っている。
第一は人を慈しむこと。
第二は生活を切り詰めること。
第三は人々の先頭に立たないことである。
感想
この本はものすごく大切な本です。なぜなら、人間の本質をしっかりと具体的に書いてあるからです。とりわけリーダーの心構えは、今の経営者にとってとても参考になるものです。
Posted by ブクログ
最高の善は水のようなものである。
万物に利益をあたえながらも、他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置くという水の性質を、最高の善のたとえとしたことば。
この老子のことばが理想で
水のように争わずやわらかくしなやかに
生きていきたいと思っています。