あらすじ
儒教の根本思想「修己治人」の教えを説き、宋代の思想家・朱子により為政者修養の書として定められた四書・五経。その中心を成し、指導者たる者の道と徳のあり方を示したものが「大学」と「中庸」である。「修身・斉家・治国・平天下」「日々に新たに」「徳は本なり、財は末なり」など、数多くの名言・名句を今日に伝える名著のなかから、上に立つ者の要諦を学ぶ。
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Posted by ブクログ
明治の偉人を足跡を追うと自然と四書五経にぶつかる。論語は読んでいるが他のはまともに目を通したことがないので手に取ってみた。
大学、中庸だけかと思ったら、易経、礼記、書経、左伝からも、エキスを抽出してあり、思いがけずに美味しい内容になっていた。
大学、中庸は論語とそう変わらない論旨だが、易経、礼記なんか、実用的な教訓の宝庫だった。
また、書経もだいぶ文体が異なるものの、面白い。昭和や平成の由来が書経に有ることくらい、知っていた方が良いと思う。
日本語訳と共に中国語原文も併記してあるので、中国語が読めるとより一層楽しめると思う。
本書は中国古典のシリーズものとなっているので、とりあえず全巻読破する価値は有りそうだし、また、文庫サイズの小さなものなので、全巻家に揃えておいても損はしないと思う。
1回目:20121105