右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法

右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法

814円 (税込)

4pt

「人間を信頼してやっていこう」という孔子の『論語』。これに対し「人を動かしているのは、ただ一つ利益である」と見なした『韓非子』。これまで日本の社会は、『論語』が説く「性善説」の側に立って運営されてきた。『韓非子』が唱える「性悪説」は、馴染みが薄くあまりの厳しさに目をむく人もいるかもしれない。しかし日本社会と世界情勢が激変しているいま、「日本人も韓非子流を取り入れることが必要だ」と、著者は一石を投じる。この対照的なふたつの中国古典から実践的な生き方を学ぶ。ふたりの思想家の名言それぞれ40を厳選。社会を「バランスよく生き抜く」ための、方法と戦略がわかる教科書。

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右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年09月10日

    性善説の「論語」
    性悪説の「韓非子」
    引用・説明がある本です。

    二つを対比し読んでみると
    意外に共通点が多くて面白いです。

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    Posted by ブクログ 2010年09月08日

    中国古典なのでとっつきにくい雰囲気だと思いきや、文章が明快で読みやすい。
    高齢の著者なのに意外。文章力の賜物かと。

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    Posted by ブクログ 2010年08月02日

    性悪説と性善説の両方の内容が、比較されながら載っているのですごくわかりやすい本だなと思います。

    私自信人間は性悪説だとおもっていたので、この本を読んで共感する部分もあり、逆に性善説にも感心するところがあり面白いと思いした。

    古典を勉強するにはもってこいの本の一冊だと感じました。

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    Posted by ブクログ 2020年09月20日

    性善説の論語、性悪説の韓非子、この2つをバランスよく取り入れることが組織運営やコミュニケーションを取るうえで大事。どちらかに偏っても良くない。しかし自分はどちらかというと韓非子寄りである。

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    Posted by ブクログ 2013年09月13日

    孟子と荀子の直接対比は、既に何度も行われていることであり、今それを行っても、目新しい発見は少ないと予想されます。(勿論それは無駄なことではありませんが)  それを考慮してか“はっきりと人の天性は善とは言っていないけれど、発言から判断すると性善説の立場に立っているといえる孔子”と“性悪説の荀子に学び、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月30日

    性善説と性悪説の違いが分かりやすい本。性悪説の韓非子、もっと悪い奴なのかと思ったけど意外にそうでもなかった。それは当然!と同調できるレベルに思う。どちらかに偏るって言うより、その状況に応じてバランスよく振る舞うべきところ。グローバルビジネスでの性悪説ってどんな感じなのか是非体験してみたいとも思わされ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月17日

    性善説といわれる「論語」、性悪説といわれる「韓非子」。双方の長所を備えていれば憂いなしとばかりに前半部分と後半部分にわかれて原文・読み下し文・注釈・解説が書かれている。こうやって古典を対比させて読んでみるのも面白い。

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    Posted by ブクログ 2012年04月10日

    孔子と韓非子をバランスよく読めという事。しかし法家の思想は好きになれない。現実的には韓非子なのかもしれないが、理想は徳で世の中を治める。それを理想としてとことん追求してゆく、法家の思想は安全弁的に用意しておいて、できれば使わずにすめば良い。

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    Posted by ブクログ 2011年09月13日

    副題 現代をバランスよく生き抜くための方法

    性善説を前提とする論語と、真逆の性悪説を前提とする韓非子。

    そのどちらが正しいかではなく、淡々とそれぞれのコトバを紹介、解説していく本です。

    あえて言うなら、その配合バランスは、読者に任せます、といったところ。

    論語に関する書籍は、何冊か読んでい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月05日

    性善説(孔子)か性悪説(韓非子)かを問う人間学の本。
    哲学書とも言えるかもしれない。

    自分はどちらかと言えば性悪説に拠って立つ人間だと思っていたが、如何に自分が、もっと言えば日本の教育が孔子の論語に影響されているかを実感。
    でも、共感するのが多かったのはやはり韓非子w

    そうは言っても、韓非子みた...続きを読む

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