無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「人間を信頼してやっていこう」という孔子の『論語』。これに対し「人を動かしているのは、ただ一つ利益である」と見なした『韓非子』。これまで日本の社会は、『論語』が説く「性善説」の側に立って運営されてきた。『韓非子』が唱える「性悪説」は、馴染みが薄くあまりの厳しさに目をむく人もいるかもしれない。しかし日本社会と世界情勢が激変しているいま、「日本人も韓非子流を取り入れることが必要だ」と、著者は一石を投じる。この対照的なふたつの中国古典から実践的な生き方を学ぶ。ふたりの思想家の名言それぞれ40を厳選。社会を「バランスよく生き抜く」ための、方法と戦略がわかる教科書。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
理想は論語だけど、現実には韓非子の教えも必要だよね、と自分は理解しています。
論語では「徳治」が重視される一方、韓非子では「法治」が重視されます。
「性善説」と「性悪説」という立場の違いによるものです。
上に立つものが徳を身につけ、よき人柄や能力による信頼をもとに組織をまとめるのが「徳治」。
一方、法と権力(罰則の適用など)を使って組織をまとめるのが「法治」。
徳治と法治のバランスについて考えると、もちろん徳治が理想なのですが、どちらが決定的に優れているということではなく、情勢に応じたハイブリッドにならざるを得ないのでしょう。
自分は性善説の立場に立つものの、性悪説で対応するほうがいいケースも当然あります。
しかしながら、性善説での「徳治」が求められているときに、性悪説での「法治」が組織に害悪をもたらすこともあるので、そこを間違わないことが重要かと。
ただ、理想は論語だと思いつつ、印象に残ったのは韓非子の方でした。
人を信じすぎてはダメってのは悲しいことですが、それも現実。
韓非子については全訳版も読もうと思います。
Posted by ブクログ
副題 現代をバランスよく生き抜くための方法
性善説を前提とする論語と、真逆の性悪説を前提とする韓非子。
そのどちらが正しいかではなく、淡々とそれぞれのコトバを紹介、解説していく本です。
あえて言うなら、その配合バランスは、読者に任せます、といったところ。
論語に関する書籍は、何冊か読んでいるし、自分の目指している方向性に近いものがあるので、すんなり入ってきます。
生き方として、マネジメントの在り方として、かく在りたいと思う。
しかし、韓非子は、いちいち引っ掛かりますw。
守屋氏の解説がなければ、到底受け入れられない説が多い。
いや、だから、むしろ一冊の中に、まとめて紹介する意味があったんだろうな、と思う。
論語はあまりにも理想論であり、現実はもっと厳しく、現実に対応するためには、韓非子的な性悪説を、自分の信念として持たない
までも、そういうものが存在すると言うことをせめて知っている必要はあるんだ、と。
例えば、マネジメントの基本を論語は、「仁」に置き、トップ自らが率先垂範し、部下を信頼し、ビジョンを共有することで人を従わせることが出来ると考える。
韓非子は、部下を信用してはならず、信賞必罰の権限をトップが握り、その厳密なる運用を以て、組織に常に緊張感を持たせることこそ、マネジメントであると論じる。
それぞれ理はあるわけです。
ワタシは、個人としての拠り所は論語に持ちたいし、マネジメントも基本的には論語なんだと思う。
ただ、ルールはしっかり決めて運用し、チームとしては、韓非子的なスタンス、ポジションの役割を担うマネージャーがいて、タガを弛めないようにする必要があるわけです。
そんな風に考え、役割を割り振れば、真逆の信念も見事に両立でき
そう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用