守屋洋のレビュー一覧

  • 強者の管理学 韓非子

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    史記をよんでいたので、話の内容は理解していたが、ここまでストイックにリーダーとしての事例と、部下としての事例を列記されると、すごく引く思いがした。しかし、やはり良くできた内容、なるほどと思うことしきりでした。判断がにぶったり、したときにまた読む本になると思う。
    韓非自身は身の振り方が悪く殺されてしまっている点については、非常に皮肉だなと思う。

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    2009年10月04日
  • <実説>  諸葛孔明 ある天才軍師の生涯

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    諸葛孔明について、演義などの伝説の孔明と現実の孔明の違いを正確に浮かび上がらせようとする1冊。
    何故、孔明は司馬懿仲達に勝てなかったのか?
    実際に孔明は軍略に長けていたのか?
    孔明の基本理念や構想・戦略は?
    こういった事について、一つ一つ丁寧に解説してくれており、非常に解りやすいです。
    孔明が好きになり、現実の孔明が知りたければこの1冊を読んでみるのも良いと思います。

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    2009年10月04日
  • 中国古典一日一言

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    【目的】

    【引用】
    驥は一日にして千里なるも駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ

    【感じたこと】

    【学んだこと】

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    2009年10月04日
  • 中国古典一日一言

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    何を隠そう私は名言マニアです。
    まぁ、中国語をやっている事もあってとりわけ中国古典の名言が好きです。

    だってすごいと思いませんか?
    2千年以上も前の言葉が今も人々の間で語り継がれているのですよ!


    それだけ時代を超えた普遍の叡智を古典の名言は持っているという事です。


    また、名言というものは短いものだから人の記憶に残りやすく、また短いがゆえにさまざまな解釈が出来、各人に合った形で作用していくのだと思います。


    今でも定期的にそれらの名言を振り返るのですが、昔は気にもかけなかった言葉がスーッとしみこんできたり、今まで知っていると思っていた言葉の別の意味が見えてきたり不思議なものです。

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    2009年10月04日
  • 貞観政要

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    好きな部分
    保持維持は天下を取る時とは異なる思想が必要
    身の破滅を招くのは、その人自身の欲望が原因
    明君は臣下からの進言に耳を傾ける
    長期の野望をいつの時代でも必要
    人使いのコツ「短所を見ずに長所を見よ」
    政治を安定させる根本は人材を得ることにある

    自分の気づき
    まだまだ会社では上の立場では無いが、下の立場の振る舞いに気づきを得た。つい思考停止で上の言われたことをやるが違う。違うと思ったことはちゃんと進言しなければならない。自分の立場はどうなってもいい。組織がそれで強くなるなら。

    また自分が正人にまだまだ足りないことも気づいた。
    器ちっちゃいなって。裕福な時大きなgiveした記憶無いし、自

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    2025年11月04日
  • [決定版]菜根譚

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    3つの宗教(儒教、仏教、道教)を合体させた人生訓。教訓と解説がセットになっており、1テーマごとにコンパクトにまとまっているので読みやすい。オーディオブックで読みましたが、目次を一覧できる紙の本がおすすめです。

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    2025年02月02日
  • 貞観政要

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    読書会課題本。唐朝の大宗とその重臣たちとの対話をテーマ別に記録したもの。日本では「帝王学」「政治哲学」として、平安時代から読みづがれてきた古典。本書はその解説付きの抄訳である。しかし、時代遅れな感は否めない。

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    2024年12月09日
  • [新装版]全訳「武経七書」3 六韜 三略

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    ネタバレ

    ●将とは君主とは
    「将に三勝あり」の意味を調べたかったが、それだけでなく、太公望との問答がとても参考になった。将が兵士の苦労を共にするようにすれば自ずとついてくるということ。まさに、自分の上司達は自分のことしか考えてなく部下の仕事なんてわかろうともしない。「将」ではないなと、改めて感じる。組織には、担当72人をそれぞれ役割をあてておくようにするなど、興味深く、現代にも通用するものであった。また、張良が参考にした三略も掲載。何度も読み返して参考にしたい。A**

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    2024年06月23日
  • 世界最高の人生哲学 老子

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    2024/04/19読破 

    一言 老子は好き。この本はあまり好きではない。

    感想 老師が好きなので読み始めました。期待値が高すぎたか、あまり得られるものがありませんでした。

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    「曲全」
    「始めは処女の如くにして、敵陣、戸を開き、後には脱兎のごとくにして、敵、防ぐに及ばず」
    これは最初は下手に出て、相手の油断を誘う。したたかさのことを言う。

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    2024年04月08日
  • 貞観政要

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    明治天皇や徳川家康もこれを読んで帝王学を学んだと言われる貞観政要

    唐の皇帝・太宗、素晴らしい方!
    隋の煬帝、秦の始皇帝など暴君と呼ばれる帝たちの失敗をいつも心に留めて、自分もそうならないようと努め、公平であろう、誠実であろうとし、人民の平安を一番に考え実行しようと努力。

    自分のことはわからないから、意見を聞かせてほしいと側近の意見を聞いて反省したり。

    子供への教育についても語られ、全てにおいて勉強になりました
    こんなに立派でも、息子の代で大変なことになってしまい、とっても残念

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    2024年02月25日
  • 世界最高の人生哲学 老子

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    道…それは単なる言葉・概念なので、それこそ自分を意味なく縛り付けてしまう気がした。
    知っていても知らないふりをせよ、知識の獲得の否定、…一見、現代の日本で一般的なあるべき論(老子の教えが流行った時代でもあまり違わなかっただろうけど)とは逆のことが述べられ、面食らうが、実はあえてそう振る舞うことで、ひいては自分のためになるように仕向ける、という強かな思想と理解。にしてもちょっとまわりくどいし、穏健・無害だけど、社会を良くしようというモチベーションのビジネスの世界とは対極にあり、今の自分が変に超然ぶって参考にすべきではないと思った。

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    2024年01月27日
  • 諸葛孔明の兵法

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    戦略をたて、準備すること。
    リーダーとして、尊敬される生き方をすることで
    周りに指示されること。


    それにしても、守屋先生、
    何十年と同じネタで食い続けられてすごいなぁ。

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    2023年08月20日
  • [新装版]全訳「武経七書」2 司馬法 尉繚子 李衛公問対

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    武経七書の一つ。李衛公問対だけ時代が新しくて前代の武将などの評論などもあり面白かった。あと兵法書で一番は孫子というのには賛成。

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    2023年06月04日
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法

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    「論語」と「韓非子」、どちらも大事な気がするものの、その土台のそもそもの人間観が違うので、それぞれをどう位置づけるかは難しいところ。

    そんなことを思いながら、読んでみた。

    が、残念ながら、あまり役にたたなかった。

    著者は、「論語」のほうにより共感していそうだが、「韓非子」についても、「そういう面もあることは認めざるをえない」「こんなのも大事だ」みたいな感じで、「論語」の理想論を「韓非子」の現実論で補うような感じかな?

    いや、それはそうなんだけど、2つの人間観の違うものをどっちも大事、どちらを何割取り入れるかというバランス論で捉えるようなものではないと思うのですけど。。。

    論語や韓非子

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    2023年01月04日
  • 世界最高の人生指南書 論語

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    色々な論語本を読んでいるので、さすがに大体同じフレーズと示唆が多かったかなと思います。

    守屋さんの本なので、一応とっておこうかな…

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    2022年12月13日
  • 貞観政要

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    ある程度年齢を重ねて経験してきた人にとっては既知のことが多く簡単すぎる内容。概説でない本を今度読みたい。

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    2022年11月04日
  • 世界のビジネスエリートが身につける最高の教養 論語と孫子

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    彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず(謀攻篇)
    (引用)世界のビジネスエリートが身につける最高の教養 論語と孫子、著者:守屋洋、発行所:株式会社PHPエディターズ・グループ、2022年、191

    著述家、中国文学者の守屋洋氏の最新刊が刊行された。私は、洋氏の息子、淳氏による「最高の戦略教科書 孫子(2014年、日本経済新聞出版)」を拝読したことがある。なぜ、孫子の兵法がビジネスに役立つのか。当時、感銘を受けたことを覚えている。

    その淳氏も大いに影響を受けたであろう父親の洋氏による「論語と孫子(2022年、株式会社PHPエディターズ・グループ)」は、サブタイトルに「世界のビジネスエリ

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    2022年10月30日
  • 世界最高の人生戦略書 孫子

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    「武」とは「戈」を「止」めるということ。すごく納得させられた。武は相手に振りかざすものでは決して無い。戦わずして勝つことをいの一番として掲げる兵法書であるが故、戈を交えることを避け、止める方向に考えるというのは見事だと思う。

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    2022年10月02日
  • 世界のビジネスエリートが身につける最高の教養 論語と孫子

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    中国の思想家である孔子の言動録をまとめた「論語」と孫武が記した兵法書である「孫氏」を分かりやすくまとめた一冊。

    論語からは、人として大切なことを学ぶ。
    徳を積むことの重要性。
    徳とは、思いやりの心を持って正しく生きること。

    孫子はからは、リーダーについてを学ぶ。
    リーダーは勝つための厳しさと思いやりの心が大切である。そして、どんな時も冷静に判断し決断する力が必要。

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    2022年07月21日
  • 貞観政要

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    翻訳部分だけなら実質100ページ程。「指導者の条件」「人材の登用」「後継者の育成」などの観点で、唐代の名君と名臣の間のやりとりがまとめられている。印象的だったのは、リーダーの(開かれた方向への)欲望の再開発、いつでも謙虚であること、部下の進言を促し進んで受け入れること、ストレートに言うだけでなく婉曲にほのめかす程度の方が説得力が増す場合もある、短所を見ずに長所を見よ、李克の人物鑑定法、リーダーは発言の影響力大なので失言があってはならない、など。

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    2022年06月12日