守屋洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何を隠そう私は名言マニアです。
まぁ、中国語をやっている事もあってとりわけ中国古典の名言が好きです。
だってすごいと思いませんか?
2千年以上も前の言葉が今も人々の間で語り継がれているのですよ!
それだけ時代を超えた普遍の叡智を古典の名言は持っているという事です。
また、名言というものは短いものだから人の記憶に残りやすく、また短いがゆえにさまざまな解釈が出来、各人に合った形で作用していくのだと思います。
今でも定期的にそれらの名言を振り返るのですが、昔は気にもかけなかった言葉がスーッとしみこんできたり、今まで知っていると思っていた言葉の別の意味が見えてきたり不思議なものです。
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Posted by ブクログ
好きな部分
保持維持は天下を取る時とは異なる思想が必要
身の破滅を招くのは、その人自身の欲望が原因
明君は臣下からの進言に耳を傾ける
長期の野望をいつの時代でも必要
人使いのコツ「短所を見ずに長所を見よ」
政治を安定させる根本は人材を得ることにある
自分の気づき
まだまだ会社では上の立場では無いが、下の立場の振る舞いに気づきを得た。つい思考停止で上の言われたことをやるが違う。違うと思ったことはちゃんと進言しなければならない。自分の立場はどうなってもいい。組織がそれで強くなるなら。
また自分が正人にまだまだ足りないことも気づいた。
器ちっちゃいなって。裕福な時大きなgiveした記憶無いし、自 -
Posted by ブクログ
「論語」と「韓非子」、どちらも大事な気がするものの、その土台のそもそもの人間観が違うので、それぞれをどう位置づけるかは難しいところ。
そんなことを思いながら、読んでみた。
が、残念ながら、あまり役にたたなかった。
著者は、「論語」のほうにより共感していそうだが、「韓非子」についても、「そういう面もあることは認めざるをえない」「こんなのも大事だ」みたいな感じで、「論語」の理想論を「韓非子」の現実論で補うような感じかな?
いや、それはそうなんだけど、2つの人間観の違うものをどっちも大事、どちらを何割取り入れるかというバランス論で捉えるようなものではないと思うのですけど。。。
論語や韓非子 -
Posted by ブクログ
彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず(謀攻篇)
(引用)世界のビジネスエリートが身につける最高の教養 論語と孫子、著者:守屋洋、発行所:株式会社PHPエディターズ・グループ、2022年、191
著述家、中国文学者の守屋洋氏の最新刊が刊行された。私は、洋氏の息子、淳氏による「最高の戦略教科書 孫子(2014年、日本経済新聞出版)」を拝読したことがある。なぜ、孫子の兵法がビジネスに役立つのか。当時、感銘を受けたことを覚えている。
その淳氏も大いに影響を受けたであろう父親の洋氏による「論語と孫子(2022年、株式会社PHPエディターズ・グループ)」は、サブタイトルに「世界のビジネスエリ