守屋洋のレビュー一覧

  • 中国の思想(1) 韓非子(改訂版)
    荀子の流れを汲み法術家
    今は、罪や罰の方が多くが語られるが行いには行いの報酬を与えるべきだと

    現代の法でおさめる法治国家の礎に日本にも影響を残しています
    古代中国思想に一番の影響を受けているのは日本だと思います
  • 中国の思想(12) 荘子(改訂版)
    毒にもなる

    荘周が残した対極思想

    人間の心理を深くつき、現実と空想を漂わせる
    劇薬かもしれないし、特効薬になるかも知れない本です
  • 中国の思想(6) 老子・列子(改訂版)
    対極図に現れるように
    すべては流転しているがそれは一定の規則によるものだと
    そして対になるものが存在する
    老荘は難しい
  • 孫子の兵法
    解説が丁寧で、訳(やく)も記載されてるので、理解しやすいよう工夫されている。事例も古代中国史から選ばれている。
  • 孫子の兵法
    ずる賢い、利口、計算高い、といった中国人に対するイメージを持っていたが、そのルーツを垣間見ることができる。それと同時に、現在の仕事上の問題解決や、戦略立ての基礎として、素養を高めるには適していた。読みやすく、1日で十分読み切れる。兵法に興味があれば、入門書として最適。
  • 孫子の兵法
    戦わないで勝つことが一番の得策って考え、ホントオレと一致しています。

    野球でも、ルールにのっとった、ひきょうな戦法っていうのは非常に好きです。
  • 孫子の兵法
    出版は古いですが読みやすく区分けされて気軽に読めます。

    「勝つ」ことよりも「負けない」ことがいかに大切なのかという点は仕事や私生活でも活かせる、とても腑に落ちる内容でした。

    その他の点についても実生活に応用できる考え方が色々有り。
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    中国古典について多数の著作をもつ守屋洋氏が、性善説の代表として「論語」を、性悪説の代表として「韓非子」を取り上げ、それぞれの名言を40件ずつ引用している本。性善説と性悪説は、互いに対立するものではないし、それぞれ実生活で役に立つことを訴えている。

    どうでもいいけど、著者の息子である守屋淳氏も中国古...続きを読む
  • [決定版]菜根譚
    仏教儒教道教の思想を混ぜ合わせた内容。

    400以上の格言から人生の処世術を示したものであるが、当方まだ20代で人生経験に乏しいため、あまり心に響かなかった。

    おそらく10年ごとに読み返せば味も出てくるのだろうが、今の私には時期が早すぎた書籍であった。
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    [ 内容 ]
    「人間を信頼してやっていこう」という『論語』。
    これに対し「人を動かしているのは、ただ一つ利益である」と見なした『韓非子』。
    これまで日本の社会は、『論語』が説く「性善説」の側に立って運営されてきた。
    『韓非子』が唱える「性悪説」は、馴染みが薄くあまりの厳しさに目をむく人もいるかもしれ...続きを読む
  • 史記(1)覇者の条件
    資生堂の福原さんが新聞の愛読書紹介で論語と併せお勧めされていた本です。
    難解ではありますが、色々な意味で生きていく上での参考となる本だと思います。何度も読み返そうと思う本です。
  • <実説>  諸葛孔明 ある天才軍師の生涯
    ゲームの三国志にはまっていた頃に読んだ本。

    ゲームや漫画では天才軍師として描かれている諸葛孔明だが、実際は政務に優れた才能を発揮していた人物だったらしい。
    しかも身長2mもあるらしい。
    人の好き嫌いも激しい人物だったらしい。

    さっきかららしい、らしいと連用してるけど、しょうがないよね。
    こんなに...続きを読む
  • 中国古典の名言・名句 三百選
    利を見ては義を思う 「論語」
    寛にして畏れられ、厳にして愛される「宋名臣言言行録」
    慮らずんば何ぞ獲ん、為さずんば何ぞ成る「書経」
    細行つつしまずんば、終に大徳を累らわす「書経」
    三人行けば、必ずわが師あり「論語」
    徳は事業の基なり「菜根譚」前集
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    性善説と性悪説。ロマンとソロバン。思いと戦略。全てが同じに意味に聞こえる。どちらがかけてもいけない。両方がバランスを取れていなくてはならない。人に優しくするのは簡単であるが、韓非子の心で人に接するか難しいと思う。「人は利益で動く」と、韓非子の言葉である。我々は、自分の給料を上げるために働いている。紛...続きを読む
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    20/7/17
    刑名参同(韓非子)

    小人の過つや、必ずかざる

    学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし

    徳は孤ならず、必ず隣あり

    文質ひんぴんとして、然る後に君子

    暴虎馮河、死して悔いなき者は、吾与にせざるなり

    未だ人に事うる能わず、焉んぞ能く鬼に事えん

    その身正しけれ...続きを読む
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    孔子(性善説)韓非子(性悪説)
    性善説のよさを確認しつつかけた点を性悪説で補っていく

    孔子
    論語とは修己治人の学。修己とは己をおさめる。治人とは人をおさめる。治人のためには修己が必要。
    修己の最重要点は徳を身につけること。これを身につけ高い地位についたらこれを下のものに広めていく(徳治主義) 15...続きを読む
  • 「老子」の人間学――上善は水の如し
    自由にしなやかに生きる「道」という思想。
    読んでいてなるほどと思えるところもあったし、わからないなぁ、というところもあった。
    奥が深く、一読しただけで理解できるわけがない。
    もっとも、私のような凡人には、人生を通して考えても理解できない思想なのかもしれないが。
    人が生きていく中で、折に触れ読み直すべ...続きを読む
  • 世界最高の人生戦略書 孫子

    日本人らしさがあると良い

    日本の先人達が行なった事に対して批判的な考察が多かったと思われる。日本の偉人達が命をかけ、ことを進めた事により今の日本がある。その事と上手く両立して書かれてあると尚良いと思った。
    だが、上手くまとめて書かれてあったと思う。