作品一覧
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4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ご購入の前に】本電子書籍は固定レイアウト版です。文字の検索はできません。あらかじめご了承ください。 すべての人民が従うべき、唯一絶対の基準であるのは「法」である。基準としての法が徹底すれば国という機構が完備される。君主はその機構の頂点にあって運営につとめるだけでいい。それさえ心得ていればどんな凡庸な君主でも立派に政治を行うことができる。その法の運営の仕方を韓非子は諄々と説く。現代サラリーマン社会にも応用できる論理!
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
恥ずかしながら「史記」ははじめて読む。
徳間文庫版は全訳ではないので、「史記」のすべてを読みたいという方は
ちくま文芸文庫版か明治書院の新釈漢文大系を求めたほうが良いでしょう。
徳間文庫版は日本語訳もわかりやすく、原著とは違い年代別に監修されているので
内容がとてもつかみやすいのではないかと思う。
私のような初心者にはうってつけかもしれない。
内容はというと、傲慢になって民や家臣の諫言を聞き入れなくなったり、
強欲にかられて国を頽廃に導いていってしまう王が何と多いことか。
徳をもって国事にあたり、思いやりを持って人に接し、判断を間違えないことが
如何に大切かよくわかる。
もっと早く読んでおくべ