あらすじ
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聖王伝説の時代から殷・周を経て、春秋末期を復讐劇で彩った呉越の死闘まで。徳治の黄帝に暴君紂。周草創期の文王と太公望。斉の桓公、秦の繆公。宋の襄公、晋の文公、楚の荘王ら春秋五覇。その他、会稽の恥を雪ぐ句践、伍子胥・范蠡ら多士済々。
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Posted by ブクログ
恥ずかしながら「史記」ははじめて読む。
徳間文庫版は全訳ではないので、「史記」のすべてを読みたいという方は
ちくま文芸文庫版か明治書院の新釈漢文大系を求めたほうが良いでしょう。
徳間文庫版は日本語訳もわかりやすく、原著とは違い年代別に監修されているので
内容がとてもつかみやすいのではないかと思う。
私のような初心者にはうってつけかもしれない。
内容はというと、傲慢になって民や家臣の諫言を聞き入れなくなったり、
強欲にかられて国を頽廃に導いていってしまう王が何と多いことか。
徳をもって国事にあたり、思いやりを持って人に接し、判断を間違えないことが
如何に大切かよくわかる。
もっと早く読んでおくべきだった。
Posted by ブクログ
全巻完読していないので、ここに載せないつもりでいたが、TV-JAPANの探検ロマン歴史遺産で、始皇帝陵と兵馬俑坑を見てしまった後なので、とうとう登場してしまった。やっぱりホリエモンのように独房にでもいないとなかなか全巻読破は難しいとおもう。中国の古典にはいろいろな発見がありおもしろい。たとえば、徳川家康の参勤交代なぞは、数千年前に中国に前例があったり、日本の各省庁のネーミングなどもそうです。
Posted by ブクログ
覇者が、覇者になる過程とそれによる国の隆盛、その位置から転げ落ち、衰退していく様は、現代における企業のそれとまったく同型。人の営みにほとんど進化が無いことがわかる。しかし2000年以上変わらないとは...
Posted by ブクログ
すべてを網羅しているわけではありません(特に列伝)が、訳と原文と書き下しが揃っています。
有名な話は載せているし、地図や年表、人物時点なども充実しています。
Posted by ブクログ
史記を読み始めた。覇者の条件ということで、王様を中心とした国運営について、話が描かれている。へえとおもったことに、中国にも大儀名文的なことがあること。に日本独特かとおもったが、やはり人間どこもおなじだな。それにしても古文をもっと勉強したおけばよかった。