【感想・ネタバレ】史記(4)逆転の力学のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年01月13日

徳間文庫『史記』全八巻の第四巻。副題は「逆転の力学」。第四巻は、秦始皇帝の死から漢高祖劉邦の天下統一までの八年間、本書の主題となる楚・漢の決戦に限れば五年間を扱っている。いわゆる、項羽と劉邦の死闘は小説を読んでいるが如く面白い。

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Posted by ブクログ 2016年02月17日

項羽と劉邦の台頭から、劉邦没するころまで。
項羽と劉邦は誰でも知っている人物だと思うが、この二人を支えた人物たちの物語も大変面白い。
やはり本書は紀伝体を編年体にしていることもあり、「本記」、「生家」、「列伝」が適宜時代順になっており、大変頭に入りやすい。
全訳本ではないが、やはり良書だ。

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Posted by ブクログ 2018年10月23日

時代は、秦が滅んで群雄割拠へ逆戻り。この混沌の中、覇を競い合う項羽と劉邦と、彼らと関わりあう多く英傑たちが織り成す人間模様を描く。漢が中国を統一した後の、功臣たちの粛清は悲しいものがありますが、それ以外は非常に面白い。さすが司馬遷と思わせる一作。

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