守屋洋のレビュー一覧

  • 「貞観政要」のリーダー学――守成は創業より難し
    貞観政要は唐の二代皇帝大宗が治めていた時代の家臣と皇帝のやり取りをまとめたもの。トップの心構えを学ぶのにこれ程の名著はない。
  • 孫子の兵法
    運転免許のため教習所へ通いとき、待ち時間があったので、この本を買って読みました。
    現在の仕事にも応用できるところもあると思います。
    オススメです。
  • 「老子」の人間学――上善は水の如し
    老子の人間学 守屋洋著
    メモ
    人を知るには、智、自分を知るには、明が必要になるのだと言う。
    智も明も洞察力といった意味だが、当然のことながら、明の方が智よりもレベルが高いと言うことになる。
    この道、すなわち私は3つの宝を持っている。
    第一は人を慈しむこと。
    第二は生活を切り詰めること。
    第三は人々...続きを読む
  • 中国の思想(10) 孫子・呉子(改訂版)
    いわゆる、武経七書を1つの文庫にまとめたもの。

    孫子、呉子は、全訳、それ以外の、尉繚子、六韜、三略、司馬法、李衛公問対は、抄訳。それと、1972年に山東省銀雀山漢墓から発見された孫臏兵法(抄訳)が付記されています。

    冒頭に置かれた解題が書全体を解説し、それぞれの書には、日本語訳、原文と、原文に対...続きを読む
  • 孫子の兵法
    社会人の勉強文庫!
    「知的生き方文庫」
    人間の機微を知り、ビジネスの戦略を練るためのノウハウ書としての『孫子』の全貌

    と帯に謳われていますが、、、内容はもっと深いです。

    1979年(昭和54年)に刊行された本書は、2022年の現在でも非常に多くの気付きをもらえます。

    10代で本書に出会い。
    ...続きを読む
  • 孫子の兵法
    20代で出会えてよかった作品。

    上司からおすすめされた作品で
    読む前は半信半疑。。。

    読み終えた後は、仕事(営業)への
    取り組み方が変わった。

    得意先に対しても
    社内に対しても
    上司になっても
    学べる名作です。
  • 貞観政要
    帝王学の本。
    物事を成すときと、成してからの振舞の違いについて、部下との問答形式で書かれている。
    大変参考になった。
    人と接する時には貞観政要に書かれていることをしっかりと実践していこうと思った。
  • 孫子の兵法
    孫子の兵法は、断片的に読んでいたが、通しで読んだのは初めてかもしれない。
    戦わずして勝つための様々な裏工作こそ、意外と孫子の真骨頂なのかもと思った。
  • 貞観政要
    この本は大変ためになった。

    部下に耳を傾けて、省みることの重要さが説かれていました。
    天下を取った後に、
    守りながら攻めて二代三代と続くためのコツが記されています。

    北条政子も徳川家康も、
    この本を熟読していたそうです。
  • 孫子の兵法
    若い頃読んで、不惑を過ぎて読み直すと深みも増していた。
    巻末の論語との比較が印象的だった。論語は個人の修養で、孫氏はストイックに勝ちに行く戦略。ビジネスで考えても、自己啓発などは論語でも、結局は孫氏のようなスタンスでないと自己研鑽にはならないかもしれない。定期的に読みたい。
  • 貞観政要
    人を雇う立場になるにあたり、心得として本書を求めた。その立場になってしばらく経つが、折々に本書の内容が心に浮かんでくる。ことある毎に読み返し、行動の羅針盤として大いに活用している。
  • 貞観政要
    古典の中では1.2を争う読みやすさ。
    4コマ漫画を読んでいるような簡単、明快。

    聞き慣れない古典だから敬遠しがちだが、考え方は今にも通用するものでスッキリするものが多い。

    内容は専制君主が今でいう、不正の3要素を持ちながらいかに不正に流されないか、いかにすれば正しい道を歩めるかを記している。

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  • 貞観政要
    帝王学の源流と言われる。

    組織のトップはもちろん、上司と部下が存在するのならば
    1度は読むべき本だと思う。
  • 貞観政要
    唐の太宗(李世民)が臣下を交わした問答を史家・呉競がまとめた。
    トップマネジメントのあるべき姿勢をまとめている。訳者によると以下の5点
    ・安きに居りて、危うきを思う
    ・率先垂範、わが身を正す
    ・部下の諫言に耳を傾ける
    ・自己のコントロールに徹する
    ・態度は謙虚、発言は慎重に
    3番目はなかなか出来るよ...続きを読む
  • 貞観政要
    西の「君主論」東の「貞観政要」

    ともに君主としての要諦を後世のためにに書き記したものではあるものの、「君主論」は他者を支配するのための書であり、「貞観政要」は他者を治めるための書、といった印象であった。

    もちろん両方とも長年語り継がれてきただけあって名著である。なので、両方のエッセンスをしっかり...続きを読む
  • 貞観政要
    隋が、40年程度の治世しか無かった事を参考に、約300年長安に都を置いて政治を行う基盤を作った、李世民とその臣下のお話。特に中国では既に紙が発達したこともあり、兄弟を殺害した皇帝として風評されるのを恐れて、自身の帝王として、後の世に名を残すまで善政を行った。トップとは?リーダーとは…適材適用、公平、...続きを読む
  • 貞観政要
    貞観政要の内容がわかりやすくまとめてある。
    自分が感じたのは、平和な時にも緊張感を忘れない、
    諫言を受け入れる姿勢を作る、といったところが重要か。
    上に立つものは常に謙虚であるべきだ。
  • 中国の思想(10) 孫子・呉子(改訂版)
    タイトルは『孫子・呉子』だが、孫子・呉子の全訳の他、残りの「武経七書(ぶきょうしちしょ)」である尉繚子(うつりょうし)・六韜(りくとう)・三略(さんりゃく)・司馬法(しばほう)・李衛公問対(りえいこうもんたい)の抄訳を収録している。また付録として、近年発掘された『孫?兵法』の抄訳がある。残念ながら、...続きを読む
  • 史記(4)逆転の力学
    徳間文庫『史記』全八巻の第四巻。副題は「逆転の力学」。第四巻は、秦始皇帝の死から漢高祖劉邦の天下統一までの八年間、本書の主題となる楚・漢の決戦に限れば五年間を扱っている。いわゆる、項羽と劉邦の死闘は小説を読んでいるが如く面白い。
  • 史記(5)権力の構造
    徳間文庫 史記 全8巻の第5巻。副題は「権力の構造」。第5巻は「呂后本紀」からとった、冒頭の「? 女傑君臨」が強烈である。後半は司馬遷の現代にあたる武帝の時代まで、漢の百年間の歴史を収録。