守屋洋のレビュー一覧

  • 貞観政要

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    最高の名君李世民。日本にもこんな政治家が現れてくれたら良い。自民党のおばかたちは爪の垢を煎じて飲むのが良いわ〜♪

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    2024年12月29日
  • 貞観政要

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    ネタバレ

    唐代の名君の誉れ高い太宗(李世民)の言行録。
    このちくま学芸文庫版は、全280篇のうち70篇のみを収録したダイジェスト的なものですが、「貞観の治」と言われた平和な時代の臣下達との問答から学ぶところが多い古典です。
    日本においても徳川家康や明治天皇が強い関心を寄せた帝王学のテキストなのですが、あまりに面白いので連続2回一気に読み切ってしまいました。

    まず、中国には諌議大夫という諫言専門の役職があったのが驚き。
    中には諫言が過ぎて彼らを殺してしまう皇帝もいる中で、太宗は臣下の諫言を素直に聞き入れて、我が身を正そうとするのが素晴らしくもあり、微笑ましくも思えてしまいます。
    そこいらのビジネス書では

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    2024年10月02日
  • 「貞観政要」のリーダー学――守成は創業より難し

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    貞観政要は唐の二代皇帝大宗が治めていた時代の家臣と皇帝のやり取りをまとめたもの。トップの心構えを学ぶのにこれ程の名著はない。

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    2023年11月10日
  • 「老子」の人間学――上善は水の如し

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    老子の人間学 守屋洋著
    メモ
    人を知るには、智、自分を知るには、明が必要になるのだと言う。
    智も明も洞察力といった意味だが、当然のことながら、明の方が智よりもレベルが高いと言うことになる。
    この道、すなわち私は3つの宝を持っている。
    第一は人を慈しむこと。
    第二は生活を切り詰めること。
    第三は人々の先頭に立たないことである。
    感想
    この本はものすごく大切な本です。なぜなら、人間の本質をしっかりと具体的に書いてあるからです。とりわけリーダーの心構えは、今の経営者にとってとても参考になるものです。

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    2023年05月04日
  • 貞観政要

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    帝王学の本。
    物事を成すときと、成してからの振舞の違いについて、部下との問答形式で書かれている。
    大変参考になった。
    人と接する時には貞観政要に書かれていることをしっかりと実践していこうと思った。

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    2022年01月25日
  • 貞観政要

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    この本は大変ためになった。

    部下に耳を傾けて、省みることの重要さが説かれていました。
    天下を取った後に、
    守りながら攻めて二代三代と続くためのコツが記されています。

    北条政子も徳川家康も、
    この本を熟読していたそうです。

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    2021年09月30日
  • 貞観政要

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    人を雇う立場になるにあたり、心得として本書を求めた。その立場になってしばらく経つが、折々に本書の内容が心に浮かんでくる。ことある毎に読み返し、行動の羅針盤として大いに活用している。

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    2021年05月16日
  • 貞観政要

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    古典の中では1.2を争う読みやすさ。
    4コマ漫画を読んでいるような簡単、明快。

    聞き慣れない古典だから敬遠しがちだが、考え方は今にも通用するものでスッキリするものが多い。

    内容は専制君主が今でいう、不正の3要素を持ちながらいかに不正に流されないか、いかにすれば正しい道を歩めるかを記している。

    李世民の心構えはリーダーをはじめ、誰かの上に立つ人として心得ておきたいものだと思う。

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    2021年01月14日
  • 貞観政要

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    帝王学の源流と言われる。

    組織のトップはもちろん、上司と部下が存在するのならば
    1度は読むべき本だと思う。

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    2020年12月22日
  • 貞観政要

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    唐の太宗(李世民)が臣下を交わした問答を史家・呉競がまとめた。
    トップマネジメントのあるべき姿勢をまとめている。訳者によると以下の5点
    ・安きに居りて、危うきを思う
    ・率先垂範、わが身を正す
    ・部下の諫言に耳を傾ける
    ・自己のコントロールに徹する
    ・態度は謙虚、発言は慎重に
    3番目はなかなか出来るようでできない。王だけでなく、部下がいる人には大なり小なり当てはまると思う。
    王の言葉、行動を逐一記録する役人が居て、王はそれを検閲しないのが常だったらしい。太宗は生前にこれを提出させ、自分の宜しくない行状を更に詳しく書くように言ったとか。

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    2020年12月01日
  • 貞観政要

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    西の「君主論」東の「貞観政要」

    ともに君主としての要諦を後世のためにに書き記したものではあるものの、「君主論」は他者を支配するのための書であり、「貞観政要」は他者を治めるための書、といった印象であった。

    もちろん両方とも長年語り継がれてきただけあって名著である。なので、両方のエッセンスをしっかりと頭に入れておく必要はあるものの、今の時世から見ると「君主論」よりも「貞観政要」の方がリーダーの書として役立ちそうに思う。

    本書は貞観政要の内容がすべて書かれているわけではないが、漢文書き下しの他現代語訳も用意されており、古典を読んだことがない人でも理解できる内容となっている。ただ、、例えば、出口

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    2020年04月12日
  • 貞観政要

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    隋が、40年程度の治世しか無かった事を参考に、約300年長安に都を置いて政治を行う基盤を作った、李世民とその臣下のお話。特に中国では既に紙が発達したこともあり、兄弟を殺害した皇帝として風評されるのを恐れて、自身の帝王として、後の世に名を残すまで善政を行った。トップとは?リーダーとは…適材適用、公平、委任、換言…こういうキーワードが本文中にもいくつも出てくるマネージャー必須。

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    2020年03月01日
  • 貞観政要

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    貞観政要の内容がわかりやすくまとめてある。
    自分が感じたのは、平和な時にも緊張感を忘れない、
    諫言を受け入れる姿勢を作る、といったところが重要か。
    上に立つものは常に謙虚であるべきだ。

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    2020年01月03日
  • 史記(3)独裁の虚実

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    徳間文庫『史記』全八巻の第三巻。第三巻は秦王朝の時代で、始皇帝の出生の秘密から始まり、始皇帝の光と影、そして、秦王朝の圧政に対する農民の蜂起が各地で発生するまでを収録。

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    2019年01月13日
  • [新訳]菜根譚 先行き不透明の時代を生き抜く40歳からの処世術

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    人生のバイブルかもしれない。
    何度も何度も繰り返し手に取っていきたい。
    人を見ながら、配り渡していきたい。

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    2018年12月13日
  • ビジネスに効く教養としての中国古典

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    とても読みやすく要点を纏めた内容でした。
    まだまだ古典初心者ですが、時折知らない単語などを調べながら読み、学びやすい構成でした。

    ここから次に何を学ぶかと足がかりになりました。

    悩んだ時にはこの本に戻れば原理原則にたち戻れそうです。

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    2016年11月06日
  • とらわれない。ゆるがない 人生を豊かにする「菜根譚」の言葉

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    中国の古典の「菜根譚(さいこんたん)」全く知らず偶然書店で手に取ったら、納得させられるフレーズが次々と。
    時として厳し過ぎる禅語の世界観より親しみやすく、人生を生き易くしてくれるヒントが満載です。
    万人向けに親しみやすく、簡単に書いてあるので気軽に読めます。これも手元に置いて、必要な時に気になる箇所を読むような使い方がベストに思います。

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    2016年04月11日
  • 史記(3)独裁の虚実

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    いよいよ秦の始皇帝から秦の滅亡、項羽と劉邦があらわれ、漢の時代はじまりの頃となる。
    この徳間文庫版「史記」は全訳ではないが、紀伝体ではなく「本紀」、「世家」、「書」、「列伝」がほぼ年代順に並べられており編年体のようになっている。時代の流れが掴みやすいのが特徴だ。

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    2016年01月27日
  • 中国古典一日一言

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    2015年、1日1言読む。人生、マネジメントなどの心構えが1ページにまとまっていて、しかも、感慨深い。

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    2015年12月31日
  • 世界最高の処世術 菜根譚

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    丁度一か月ほど前にこの本に出会いました。人間関係の原理原則を記した中国の古典、というフレーズに最も惹かれました。

    菜根譚という古典はとても有名らしいのですが、恥ずかしながら読んだことも、聞いたことも殆ど無い状態でした。菜根譚の意味は、菜っ葉の根っこに関する話、という意味で、そのような貧しい生活に耐えて成長した者だけが将来、大きな仕事を成し遂げられる(p3)だそうです。

    私が習っている中国語の先生が言われていましたが、中国人は仕事中は儒教で、オフになると道教に従っているそうですが、この菜根譚は、儒教・道教に加えて、悩める人々を救済する、仏教の3つの教えの上に立って、人生の知恵や処世の道をと説

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    2015年07月25日