守屋洋のレビュー一覧
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貞観政要は唐の二代皇帝大宗が治めていた時代の家臣と皇帝のやり取りをまとめたもの。トップの心構えを学ぶのにこれ程の名著はない。Posted by ブクログ
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老子の人間学 守屋洋著
メモ
人を知るには、智、自分を知るには、明が必要になるのだと言う。
智も明も洞察力といった意味だが、当然のことながら、明の方が智よりもレベルが高いと言うことになる。
この道、すなわち私は3つの宝を持っている。
第一は人を慈しむこと。
第二は生活を切り詰めること。
第三は人々...続きを読むPosted by ブクログ -
いわゆる、武経七書を1つの文庫にまとめたもの。
孫子、呉子は、全訳、それ以外の、尉繚子、六韜、三略、司馬法、李衛公問対は、抄訳。それと、1972年に山東省銀雀山漢墓から発見された孫臏兵法(抄訳)が付記されています。
冒頭に置かれた解題が書全体を解説し、それぞれの書には、日本語訳、原文と、原文に対...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルは『孫子・呉子』だが、孫子・呉子の全訳の他、残りの「武経七書(ぶきょうしちしょ)」である尉繚子(うつりょうし)・六韜(りくとう)・三略(さんりゃく)・司馬法(しばほう)・李衛公問対(りえいこうもんたい)の抄訳を収録している。また付録として、近年発掘された『孫?兵法』の抄訳がある。残念ながら、...続きを読むPosted by ブクログ
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徳間文庫『史記』全八巻の第四巻。副題は「逆転の力学」。第四巻は、秦始皇帝の死から漢高祖劉邦の天下統一までの八年間、本書の主題となる楚・漢の決戦に限れば五年間を扱っている。いわゆる、項羽と劉邦の死闘は小説を読んでいるが如く面白い。Posted by ブクログ
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徳間文庫 史記 全8巻の第5巻。副題は「権力の構造」。第5巻は「呂后本紀」からとった、冒頭の「? 女傑君臨」が強烈である。後半は司馬遷の現代にあたる武帝の時代まで、漢の百年間の歴史を収録。Posted by ブクログ