広江礼威のレビュー一覧
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購入済み
シェンホア登場
双子編クライマックスへ。ズッシリ重い結末になる。
そして三合会の張兄貴からの依頼でお仕事。トチッたロックをきっちりレヴィが助けてくれたり、
準レギュラーになるシェンホア登場したりと大事な話ではあるが、なんか印象薄いエピソード。 -
購入済み
斬新
説明もなんもないので、ブラックラグーンを読んだことない人はなんのこっちゃわからんかもしれない。
読んだことある人は、掃除屋ソーヤーの日常系と思うだろう。
個人的には基本的に喋れない彼女のモノローグを入れない展開が好きで、勝手に周りが騒いで終わる手法は上手いと思った。
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Posted by ブクログ
ロベルタランボー編は現時点における最長エピソードなのでどういう決着をつけるか期待してたんですが正直最新刊を読んでがっかりしました。
不満な点はやはり一番数多く人を殺し一番報いを受けるべき人間が無傷で生き残ってしまった事、ファビオラの恩人に対する説教です。
子供特有のまっすぐさ青臭さ、一途な正義感をもつファビオラなら、ロックが「賭け」と称する狡猾な手段に反発を抱く気持ちも想像できるのですがやはり言っちゃだめでしょう……自分たちの方から頼って巻き込んでおきながら「結果は望んだどおりだけど手段とそこに至るあんたの態度が気に食わない」ってキレたわけで、これは感心できない。偽善者です。
ロベルタはロベル -
Posted by ブクログ
うむ。虚淵玄という人はまじめな人だなと。
ノベライズという仕事は、どこまで自分に制約をつけるか、自分との戦いみたいなもんがあると思う。なにも情報を付け加えないわけにはいかないが、あまり突拍子もないことはできない。キャラの特徴を殺さないようにしながら、うまく立ち回らせないといけない。そのうえ、オリジナル・ストーリーなんだから、事件の中でなにかしら意外な面も出てこないとつまんない。
そういう制約がある仕事を、きっちりこなしたなぁと。原作に出てくるキャラは期待を裏切らないように抑えめに。そのぶん、この小説にしか出てこないキャラはやりすぎなくらいこってりと。原作マンガの最新刊に出てくる情報と、こ -
Posted by ブクログ
アニメを観た後で勢いで拝読。
(原作漫画も全話ではありませんが読みました)
ノベライズした虚淵氏はバランス感覚に長けていて、他の方の世界観を利用するのが得意なのでしょうね。
この作品もコメディとシリアス両面がきちんと存在していて、本家のイメージを崩していませんでした。
小説のオリジナルキャラクターも本家で色々とぶっとんだ人たちが出てきているので、それほど違和感はありません。
スピンオフとして楽しむことは可能ですが、小説単体としてはそれほど中身の濃いものとは思いませんでした。
シナリオとしてコメディとシリアスが完全に別れてしまっているので、統一感に乏しいです。
誰が今回の主役(狂言回し)な