田村由美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ整が通う大学でかつて起きた生徒の転落死。その真相は?
ライカと過ごすわずかな時間、あーだこーだと考察し合う。
深夜には整の部屋でカレーを食べたり
大学に行ってみたかったと思ったり、それでもライカは自身の消滅を選ぶ。
最後に「天達先生に気を付けろ」
楽しいを知ったあとは寂しいが残る整
(キスするのにあんなに逡巡するとは…どこまで人のことを考えるんだよぉ)
学校主催のマラソン大会
中止するなという脅迫事件から、かつての殺人事件の犯人が現れ、彼を殺そうとする被害者両親まで…
(短いながらもゾクゾクした)
地元の首都圏外郭放水路が出てきてビックリ!田村先生いらしたんだ~。
私も行ってみたいな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ池本刑事が家族で出掛けると、土砂崩れに巻き込まれてトンネル内に閉じ込められた。
現場の状況を検めると死体があったり、刑事を名乗り出る人物がいたり…取り残された中に殺人犯が?
こんなとき久能くんならどうするーイマジナリー整と共に事件解明に臨む池本。
(なかなかよかった)
乙部刑事は自分のデリカシーに欠いた発言を気にして、セミナーへ。そこで心理カウンセラーの鳴子からアドバイスを。
(天達先生の義弟だと…!?)
春になったらいなくなるライカ。残りの時間を満喫しようと、3/5の整の誕生日をお祝いし、整が通う大学探訪へ。
とある校舎を「昔読んだ本で見たことがある」と言い出すライカ。確かに数十年前にこ -
購入済み
さよなら
今回の事件も面白く読んだが、ライカさんとのお別れの前には霞んでしまう。
整くんは友達を超えた感情を持っていたと思うけれど、ライカさんもだったのだろうか。
重大な伏線を残して・・・。
それにしても作中ではライカさんと出会ってまだ3ヶ月だとは・・・。 -
無料版購入済み
こういう系なのか
映画版は見たことがあったけど、原作マンガを読むのは今回が初めて。
こういう雰囲気なのね。
推理物にありがちな、ちょっと強引というか「そううまくわかるわけないだろ」というのは各所で感じる。
でも、この独特の間というか雰囲気は他になかなか無く、それがすごく良い。
分かりやすい、どろどろした殺人などの事件ではなく、なんとなく哀愁の漂う事件もまたGOOD。
これは売れるのもうなずけると思った。 -
Posted by ブクログ
最近面白い漫画として、題名は聞いていた。
たまたまオンラインの漫画サイトで、無料で幾つか読んでみた。確かに面白いと思った。
何より驚いたのは、作者の名前だ。田村由美。懐かしい。BSARAを読んでいた。少なくとも、主人公と、敵かつ恋人君がお互いの本当の名前と立場を知るぐらいまでは読んでいた。当時の少女漫画としては、構想や展開が大きいと思っていた。最後まで読んだ記憶がないんだが、気に入っていた。
こんな絵柄だったっけ?と戸惑うとともに、こういうものも描くんだと驚いた。星の数は、懐かしさで、若干甘目。
以下、この巻の事件について、ネタバレ含めて言う。
漫画=絵物語として、うまい。しかし、推理物と考え -
Posted by ブクログ
ネタバレ広島編2巻目。汐路が植木鉢を落とされて、もっと遺産争いが激化するのかと思っていたけど、一族の孫世代はお金に執着していなくて、自分以外の誰かの為に遺産を欲しがっていた。ゆらの娘、幸の事を気遣ったり、恋人や妹、母親、娘の為に諦めたり、想いを秘めている事でわかる。そしてその原点は8年前の親世代の事故。遺産への執着は親への恨みでもあったのかもしれない。成長した現代の子供達には遺産自体への執着は薄かった。だからこそ、従兄弟姉妹の連携ができたのだ。そして暴かれる一族の闇。気になったのが、幼い少女がどうやって一人で生き延びたのだろうかという事だが…。そこは突っ込まないでおこう。これだけでも一冊の推理小説が書