田村由美のレビュー一覧
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タタラの朱雀(すざく)、白虎の連合軍のもとに全国各地から援軍が集結した。網走刑務所の水の鹿。東北の増長(ますなが)率いる鹿角(かづの)一派。雷蔵率いる関東勢。そして四国、熊野。こうして更紗(さらさ)たちは革命軍としての一大勢力となった。朱里もまた、父の跡を継いで、新国王として、更紗たちを迎え討つことになった。朱里は長城の防御壁を、蜃気楼ではあったが1週間で作り上げ、京都の民に王として認めてもらった。また、それを見た更紗は、朱里との決戦が近いと感じた。一方“石榴(ざくろ)計画”の正体をつきとめようと、蓬莱(ほうらい)山に潜入した太郎ちゃんは、重要な情報を手に入れたが…!?
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朱里は今、黒の有志軍の先陣をきり民衆の側に立っている。国王に敵対してはいる朱里だが、更紗(さらさ)の仲間の一部、とくに白虎の村出身の者は、更紗と赤の王である朱里の仲に激しく反発していた。そんな時、更紗たちは国王の住む京都に迫った。京都の街は今、夜間外出禁止令が出されていた。夜歩くだけで不審と見なされて斬り殺されてしまう。揚羽(アゲハ)は夜の京都で、国王側の高官たちを暗殺していった。一方、タタラ軍では、浅葱(あさぎ)が戦術的に軍師の役割を果たすようになり連戦連勝と破竹の勢いだった。だが、京都では、国王軍の最後の切り札とも言える“石榴(ざくろ)計画が密かに進行していて!?
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東北では、朱里たちが黒の王の追放に成功した。これで黒の王が治めていた領土では、王制が廃止となった。そして、京の国王から完全な自立を宣言した。黒の王の正室・紫の上も、王妃という任を降りて、戦のない新しい国のために世話役として力を尽くすことになった。そのころ、更紗(さらさ)たちタタラ軍は、四国の水軍とともに瀬戸内海で、国王軍・西の橘との海戦に臨んでいた。その戦のさなか、更紗に最強の刺客・柊とその部下たちの魔の手が迫ってきた。2人目の刺客・山茶花(さざんか)の自爆により火薬庫が誘爆してしまい船底に穴があいてしまう。更紗は、我が家のように親しんだ船を、ついに捨てる決心をし…!?
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みごとに“大仏開眼の式典”をたたきつぶすことができた更紗(さらさ)たち。さらに、奴隷たちも逃がして大仏までも持ち去り、国王の権威を落とすことができた。更紗たちは、蘇芳(すおう)の都に戻ったが、休むまもなく今度は、太宰府の青年代表からの救援要請で太宰府へ。道中、京都の国王側の放った刺客を警戒する更紗たち。太宰府は、亡き四道(しどう)が治めていた都。更紗に同行した四道の妻の千手(せんじゅ)姫は、まだ国王軍が残っている街に飛び出して行ってしまう。一方、大仏殿から脱出した朱里は、今帰仁(なきじん)たちと再会を果たすことができた。そして朱里もまた新たな行動を始めていた…。
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できることなら平和的解決を望む黒の王の正室・紫の上と、鹿角(かづの)の代表者・増長(ますなが)を引き合わすことができた更紗(さらさ)たち。途中で、懐かしい母との再会を果たすことができた。そして“愛”のすばらしさ、尊さを思いだし、赤の王への憎しみの呪縛から解放された。ついに4本の宝刀を集めることができた更紗たちは、新たな一歩を踏み出す決意を固める。早速、紫の上の協力で、菊音たちと共に京都入りを果たした更紗。狙うは、国王の権威を見せつけるための大イベント。国王の力は絶対ではないということを証明するために、新年に開かれる“大仏開眼の大式典”を叩き潰そうとする更紗たちだが…!?
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更紗(さらさ)は、最愛の朱里が、宿敵・赤の王であることを知ってしまった。彼女にとっては、思いもしなかったことで、混乱のあまり心を閉ざしてしまう。仲間から離れた更紗は、富士山を経て、黒の王の正室で、王より実力者だという紫の上を狙って、杜の都・紫黒(しこく)まで来た。青葉寺でお世話になりながら、つかの間の平和な日々を過ごす更紗。そこで、かさねという同い年くらいの女の友達ができた。しかし彼女の正体は、白の大姉の部下・四君子の末席の菊音だった。彼女の使命は、黒の王身辺の様子を探ること。そして戦場に現れ、鬼神の如き戦いをするといわれる白虎の正体がタタラかどうか調べることで…!?
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白虎の村、そして家族の仇である赤の王を宮殿まで追い詰めた更紗(さらさ)たち。ところが、何かの間違いで街の水まで枯らしてしまう。土地そのものを殺してしまった更紗は、流血と破壊を繰り返すだけの戦いに苦悩する。そして1人、砂嵐の中をさまよう。一方、蘇芳(すおう)の都を失った朱里も、またさまよい歩き運命の導きのように更紗と出会う。そして2人はついに結ばれたのだった。一夜明けると、枯れたと思っていた水源が生き返った。それを見た更紗は朱里のもとを離れ再び戦いの中へ戻っていく。お互いの正体を知らないままの2人。そしてついに、赤の王・朱里と、タタラである更紗が対峙することに…!?
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赤の王の治めていた蘇芳(すおう)の街で悪政を行う桃井(もものい)。息子の穂積は恋人の廉子と共に、桃井の邪魔をする。しかし、タタラの手引きをした反逆者として広場で晒し者にされた廉子。桃井は、彼女を助けに来た息子共々、更紗(さらさ)たちを爆破しようとする。いちはやく火薬の匂いを察知した更紗は、間一髪、廉子と穂積を助け出すことに成功。この騒ぎで、桃井は民衆の反感をあおることになった。そしてついに、元赤の王の部下たちが反乱を起こした。穂積は反乱軍から父をかばい、廉子は街で小さな子を戦いから守り死んでしまう。この混乱に乗じて、再び赤の王・朱里が蘇芳の都を治めることになったが!?