増田メグミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレサアラは自分が思っていたよりも危険な人物だったのだと再認識した三巻。アシェリーゼ様のこと言えないくらい情緒不安定な気が・・・
しかし、サアラが思いの他真っ直ぐなやり方で殺人に走ったなと思ったけど、相手がジェイクなら止めてくれると思ってたんだろうか?もちろん殺してやりたいっていうのも嘘じゃないんだろうけど、アックスを突き落とした時とかも、ジェイクなら助けて自分を追っかけてくると予想した上での犯行だったとしたら、これは盛大で危うい紙一重なデレなのだろうか・・・そう考えると、巻き込まれたアックスが不憫な気も・・・しないな。正直、私もいらっとしましたから。
ムカつく人間もいっぱい出てきましたが、不思議 -
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Posted by ブクログ
キャラクターが物語を牽引するとは、こういうことなんだなぁ。
目から鱗というか…いいものを読ませてもらいました。もちろん話の完成度や伏線の張り方もしっかりしていて、ピースが何気なく嵌る一瞬が小気味良い。新人さんながら過不足のない非常に読み進めやすい文章であることも相まって、すごく楽しい読書だった。
「ん?」と思う所は確かにあるのだけど、そこで引っかかると一気にすべてが白々しく感じてしまう危険性さえも孕んでいる違和感の余地だってあるのだけど。
自分の全てを肯定したいと言いしたたかに生きるヒロインが私にとっては大変魅力的だったので、最後までページをめくる手が止まりませんでした。本当に、こういうのって -
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Posted by ブクログ
まさか、コバルトでヒロインの再婚シーンが出てくるとは思いませんでしたわ(笑)。
いや、歴史ものである以上、その手のことを無視するわけには行かないと思うんですが、リジムがお亡くなりになった時点で、このお話は終わりかと思っていました。と言うか、史実から考えてどこまでやるんだろう、というのが事前に思っていたことではあるんですが。クンソン・クンツェンが早く亡くなってしまうのは歴史の規定事項であるわけで。コバルトでやる上で、ヒーローに取り残されるヒロインはどうなの……と。
冒頭、リジムを思って草原で泣くシーンが印象的でした。涙ぐんじゃったよ。
でも、どこまで続くのかなぁ。
そして、登場人物の多さと名前 -
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