増田メグミのレビュー一覧
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ネタバレヒロインが濃かった!性格とか信念とか行動とか色んな意味で突き抜けてて(笑)その分、相手役のヒーローのキャラ設定が薄かった。イラストと描写も合ってはいないしww強面で逞しい体型の熊殺しではないでしょ、あれはwあれはイケメンだよ(笑)まぁ脳内変換して読んだから問題はなかったですが。ストーリーは相変わらずの読みやすさで飽きることなく一気に楽しく読めました。美少年ルースの正体については早々に予想できましたが、彼を巡って行動するシェリーの行動には予想もつきませんでした(笑)まぁそこが面白い所です。クロードもそんな予想外なシェリーから目を離すことができずにコロッと恋に落ちてしまったんでしょう(笑)
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ネタバレセレナがなんともいい味出してました。
「神の末裔が住む島」とあがめられてる島から神託(その実はくじびき)で選ばれた花嫁のセレナ。その期待?に添うべく猫かぶりをするはずだったのが、予想外の嵐にがんばりすぎて、初対面で猫はどこへやら?
対するハロルドですが、用意周到で真面目な人。たぶん自分でイメージしていた花嫁と180度違う花嫁に、修正がきかず、最初からかなりセレナに振り回されてます。
お友だちから始めましょうって感じで、友達だから当然っていろいろやってますけど、周りからしたら桃色な空気で、こっちもニヤニヤしちゃいました。
あと脇役も重要で、セレナの侍女となったブルーナがどこかの王族だったと -
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安定の甘さ、そして恥ずかしさ(笑)楽しく読めました。成り上がりで男爵令嬢になったリリーは貴族らしくなく庶民派なお嬢様。そんなリリーが人助けで仲良くなった友人のために王宮である人を調査することを決意。その男性は突然、女らしくなってしまった侯爵家の長男エドワード。オネエな彼に戸惑いつつも彼の優しさと時折感じる男らしさにドキドキしていく日々。その上、王宮で起こる事件に巻き込まれてしまい…。
オネエなお兄さん(笑)王太子からの命令でそう演じていただけど、その完成度の高さに笑った。リリーよりも女子力が高いし。けれど、そのエドワードがリリーの可愛さにやられて、ちょいちょい素に戻るところとか、元の喋り方 -
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ネタバレ評価がいいので買ってみました。正解。好きなお話でした。
王女様なのに、調子に乗った母とその一族が原因で没落し、暗殺の危険を回避するため、隣国に近い貧しい領地で、せっせと畑仕事に精を出すユーラ。そんな彼女の元に、姉の身代わりで「流血王」と名の付く隣国の王カエルムに嫁ぐよう命令が出ます。
意を決して、カエルムの元に嫁ぎ、暗闇の場所に閉じ込められているところにカエルムがやってきて、連れ去られます。
ここまでは増田メグミさんのイラストとも相まって、暗い感じなのですけど、カエルムの側近ソキウスがやってきてから、調子は一変。甘々な展開が続きます。
「流血王」というのは、カエルムが演じていた自国を守 -
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ネタバレ流血王という物騒な単語がタイトルに入ってるのに、ちっとも物騒じゃなかった(笑)めちゃめちゃ甘い話だった。読んでて何だか無性に恥ずかしかったよwwでも好きですよ、こういう話。
没落貴族で畑仕事に精を出す王女ユーラが嫁いだ相手は周辺国を武力で制圧し、その恐ろしさから流血王と噂されるカエルム。出会った当初はカエルムのことを恐ろしいと思っていたユーラだが、ひょんなことからカエルムが実は優しい人だということに気づく。そんなカエルムにユーラが「恋をしましょう」と持ちかけ、それからは砂を吐きそうなほど甘々な展開が盛りだくさん(笑)
流血王のエピソードはちっとも出てきませんが(殺気は飛び出しますww)、久しぶ -
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吐蕃に戻った翠蘭は、ソンツェン・ガムポの看護をしながらリジムの葬儀やラセルの即位式の準備に奔走する。 数々の試練を乗り越え、吐蕃の新しい未来に向けて翠蘭は動き出す。
介護って文字が少女小説のあらすじで出るとは思わなかった……。
それはさておき、少女小説の枠を越えた大河を展開してくれた風の王国。中学生の時に『竜の棲む淵』からおつきあいさせてもらいました。
華やかではないのですが、毎回本当におもしろくて、安心して読んでいられるシリーズでした。コバルトはこういった良作があるから卒業できない……。
ガルは最後まで濃かった。事実上通りにいくともっとこれから存在が濃くなっていくはずなので、このへんで切り -
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再読。
この著者さんの龍の物語よりも私はこちらのほうが断然好き。
レビュー見ていたらだいぶ酷評が多かったのに驚きました……^^;
悪くはないと思うのですが……難しいですね。
切ないです。主人公は自分を妻に、と望むかつての幼馴染兼、師匠を殺された仇として対決しなければならなくなってしまいます。そのために使役する式神を呼ぶのですが、彼に恋をしてしまって……な物語。
憎しみを抱きつつ、けれど式神に恋をしてしまって、しかも仇には重い事情があって……というのがすごく丁寧に描写されていると思います。
中国風の雰囲気も時々挟まれる神秘的な表現に後押しされて想像しやすかったです。何というか、主人公が不憫 -
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ロシアの天才、セルゲイ・イヴァノフ。勇次郎の遺産技術を応用した彼の研究は珪素生物という化け物を生んだ。由宇を離れた闘真は従妹のクレールの母親を見つけるために、シベリアの奥地へと向かう。そこで出会ったのはクレールの母親と珪素生物に追われた難民だった。遺産犯罪を嗅ぎ付けたADEMは岸田博士、八代、マモンを送り調査を開始する。
本巻から新たな物語が始まります。
ミラージュ、ミネルヴァ、七つの大罪と闘ってきたADEMが、今度は新種の生物と対面する。国家の軋轢で思うように情報収集ができない中、人類駆逐へのカウントダウンが迫るというはらはらドキドキの展開。
海星事件で捕えられたマモンが司法取引によって -
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アスガント公爵家の領地に現れた子供をさらうという幽霊。
この幽霊捕縛のため公爵家を訪れたジェイクとサアラだったが、幽霊の特殊な能力のため、ジェイクが10年分の記憶を失ってしまう。
そして、バーンスタイン家のギルとミゼルカという墓守が乗り込んでくる。
この幽霊はバーンスタイン家から逃げ出したというのに、傲岸不遜なギルは訳を説明しようともせず、取りつく島もない。
しかし、やっぱりサアラは最強だった。
ジェイクに忘れられ、他家の墓守に無礼な態度をとられても、最後に勝つのはサアラ以外にはあり得ない。
今回は、いつも痛々しいほど早く大人になろうと背伸びしているエリオスにも、新たな出会いが。
前途 -
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ネパールの王都に到着した翠蘭は、王玄策から事情を聞き、ギャカルへの出兵を決める。奇しくもそれは、ソンツェン・ガムポの意向に沿うものだった。だが、王城に賊が侵入、ゲンパが姿を消し。
うん、激闘でした!
行く先々ですごいことに巻き込まれれいる翠蘭。偶然ではなくソンツェン・ガムポが行かせていたのですね。わりと私が“偶然”とか、それが翠蘭の性格だと思っていたことが意図的になされていたと発覚したネパール激闘編でした。
どこまでもゲンパが少女小説のヒーローな性格でした。デーシャを想って涙を流すところなんてもう……!
ヤルルンに来てくれるそうなので、よかった! -