増田メグミのレビュー一覧

  • 風の王国24 王杖の守者

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    ラセルの成長ぶりが頼もしい。そして可愛い。
    こうなったら、むしろ、一足飛びにラセル編にしたらどうかと思わなくもない。コバルトの香りは残っているが、どんどん文芸書寄りになって行くような……。面白いだけに、少女小説のレベルで終わるのはもったいない。

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    2012年11月01日
  • 幽霊伯爵の花嫁3 ~囚われの姫君と怨嗟の夜会~

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    〝「女性の都合に合わせて動くような、つまらない王子様に成り下がってほしいとは思いませんの。そんな安い王子様は、巷に溢れている恋物語の中で、頭の悪いお姫様を口説いていればよろしいわ。」〟
    (P.149)
    女の子は、お姫様扱いされて守られているのが一番幸せなどと思われるのが、虫唾が走るほど嫌なサアラ。
    彼女は、やっと得られた幸せを自ら守るため、今日も暴走する!

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    2012年10月14日
  • 魔道士の研究日誌: 2 召しませ愛しの王子様?

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    ちょっとだけ男女関係に変化があって、リゼットが男性陣二人に対しての行動を変えるところが可愛らしい。

    男性陣攻めまくりの甘い場面もあるのだけれど、
    個人的にはそれよりも、リゼットの対応が可愛い。

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    2012年09月25日
  • 幽霊伯爵の花嫁3 ~囚われの姫君と怨嗟の夜会~

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    マッケニア伯爵家から夜会の招待状が届き、何故かサアラは、大好きなジェイクと離れることを承知で出かけて行く。その理由とは…?

    サアラ、ついにそこまで……。
    いろいろ型破りなヒロインでしたが、今巻も期待を裏切らない彼女でした。
    肉食獣のようなサアラと、手綱を握るジェイクの組み合わせがすごくマッチしていて好きです。
    なんだか、すごくおもしろい。

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    2012年09月24日
  • 幽霊伯爵の花嫁5 ~悪魔の罪過と忘れられた愛嬢~

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    お約束の記憶喪失話って期待してたんですけど、前巻ほどのニヤニヤはなかったかも。10年分の記憶を失ったってことで、普通なら落ち込むサアラになるはずが、やっぱり斜め45度なのか、ジェイクが自分を忘れているのはいいけど、ジェイクがエリオスを忘れるのはダメって、予想もできないことを考えていました。

    新キャラのバーンスタイン伯爵家の親子が出て来ましたけど、こっちも大変癖のある方々で。最初はギルとミゼルカは恋人同士かと思ってたら、まさかの親子。42歳なのに10代に見えるのって反則だと思います。。今回はエリオスに年上の彼女ができそうですけど、怖いパパがいるから、エリオスも大変ですね。

    最後はジェイクの記

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    2012年08月29日
  • 幽霊伯爵の花嫁

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    あまり期待せずに読み始めたのだが、予想以上におもしろかった。

    “「私にとっての幸せとは、私が私であることを後悔しないということです。」”というセリフの通り、主人公のサアラは、運命に屈することなく、傲慢なほど毅然としている。

    彼女にとって、同情や憐れみを受けることは屈辱なのだ。
    そういうサアラが、潔く、且つ危うくて目が離せない。

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    2012年08月16日
  • 幽霊伯爵の花嫁4 ~偽りの聖女と地下牢の怪人~

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    幽霊伯爵の花嫁はちょっと(いや、結構かな?)ホラー要素が入ったラノベですね。でもラブもしっかり入ってます!重すぎりたり、極端だったりする時もありますが…(笑)

    今回は弱ったジェイクがキレる話です。あとがき読んで『あぁ確かに!』と思いました。ヤキモチ最高(笑)

    主役2人がかなり変わってるからエリオスの普通さに和むww本当にあのジェイクの息子なのかwwwエリオスを産んだジェイクの元奥さんネタとかもいずれ出てくるのかな?続きが気になります。

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    2012年07月10日
  • 魔道士の研究日誌: 1 精霊はハチミツがお好き?

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    蜂蜜食べたくなる話ですな

    …ではなくて、これ続かないと恋愛に発展しないよ…!

    最近一冊でちゃんと終われる小説が少なくてなんかなぁ…

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    2012年06月07日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐シンデレラの華麗な誤算‐

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    伯爵の後ろ盾があることで、ちやほやされると思っていたのが、予想外に馬鹿にされたことで、一層燃えてるシャーロットがかわいいです。

    エロールもシャーロットが気になって仕方がなくて、ジャンに連れ去られたシャーロットを見つけたときに思わず出てしまった、俺のもの宣言に、にやついちゃったんですけど、そのあとシャーロットが訂正を求めたのが、ちょっと残念。早くシャーロットが気付いて欲しいです。

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    2012年06月08日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    ネタバレ

    読んで最初に思ったのは、やっぱり「小公女セーラ」でしょうか。
    ミンチン女史とか、昔見たアニメが頭に浮かんじゃいました。

    けどこっちのシャーロットは、腹黒で打算ありきのいい子ちゃんでしたけど、思い込みが結構大外れだったりして、そんな彼女の後ろで見守るエロールがなんともいえません。

    エロールは絶対シャーロットが好きだと思うけど、シャーロットはどうかなぁ。次巻に期待です。

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    2012年06月04日
  • 幽霊伯爵の花嫁4 ~偽りの聖女と地下牢の怪人~

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    うーん、微笑ましい・・・屋敷中振り回されてますなぁ。サアラが前回ほど怖くはなくてほっ。ヴォルクの発言には目を剥いた。そこ、さらりと流してええとこちゃうで。
    しかし一番目を疑ったのはラスト・・・あれ、ええの? ま、まあ、深くは触れまい。
    次巻も出るようで、一応購入予定。

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    2012年06月01日
  • 魔道士の研究日誌: 1 精霊はハチミツがお好き?

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    人工精霊を作ろうとする魔工技師の少女リゼット(可愛い外見だが変人!?(笑))を自分たちの研究所に勧誘しようと2人の男が彼女の元を訪れる…。
    かいとーこさんの話にしては主人公が普通に可愛いなぁと思っていたら、やっぱりちょっと変わった女の子だった(笑)いや、可愛いんだよ、うん。個人的にはエヴァルの方が好き♪

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    2012年05月23日
  • 風の王国2 天の玉座

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    と、いうわけで文成公主と吐蕃王の結婚式です。
    なんといってもラセルがかわいい!!
    私は女こどもと動物に弱いのです。RPGみたいに好みで選んで指名して…ってパーティーはすごいことになります。ってかひどい。あまりに弱っちそうで。

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    2012年05月03日
  • 風の王国1

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    あの人がアレでナニ持ちだとか、全部知ってたのは残念なような気もしますが。
    しかし私はそれをどこで知ったんだったか……。
    本の間に挟まってるあのコバルトの宣伝チラシか?
    はたまた『世界ふしぎ発見』でも文成公主の話、青海チベット鉄道開通に合わせて放映してたからか?(いや、それ以前にもちょろっとは知ってる方でしたが。なぜか(-_-;))
    いや、前者だな。そういえば〝ピー〟が違うし。
    この本読み終わって数日後にチベットで地震が起きて、何か縁を感じて募金させていただいたのを覚えております。
    と、いうことで、ネタバレしててもおもしろかったですよ~( ^ω^ )ニコニコ

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    2012年05月03日
  • 9S<ナインエス> XI  true side

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    読もうと思いつつ一ヶ月半もほったらかしてたが、ようやく読めた。
    全炭素生物を絶滅に追いやる最悪の遺産災害、珪素生物の大侵攻をどうやって食い止めていくかがメインストーリーで、クレールとその母親の物語が進行していく感じ。闘真があんまり活躍できていないように感じた。多分由宇との絡みがほとんど無かったからだと思う。むしろ八代とマモンの絡みがいい感じにあって、こっちの方がニヤニヤした。
    全体でみると、次でロシア編が終わって新しい章が始まるんだと思うが、そろそろ決着つけてくれ。だいぶ長い期間やってるから、最初の頃のストーリーを忘れてしまった。
    ドラマCDになったのにソコからのメディアミックスがないのはどう

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    2012年04月30日
  • 魔道士の研究日誌: 1 精霊はハチミツがお好き?

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    文章が読みやすく、世界観に浸れる作品。

    主人公が天然級に可愛い。
    男性陣が必死に攻略しようとして、
    でも、スルーされまくりで、
    このバランスが読んでいて楽しい。

    かいとーこさんの作品は初めてですが、
    コレを機に他の作品も読んで見たい。

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    2012年04月29日
  • 月満ちる式使い

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    ネタバレ

    正直、表紙の絵がイマイチだと思って期待してませんでした。
    (力の入れ具合が今までより...ね)
    ですが、挿絵はとても良かったです。
    最後の一枚は特に良かったです☆
    表紙の少年が大人びて、恰好良くなってます!

    ハッピーエンドな上、今までより内容もちゃんとしてる(?)かと。
    1巻の時は読み終えても腑に落ちなかったものですから。

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    2012年07月29日
  • 9S<ナインエス> XI  true side

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    ネタバレ

    前巻から2年超開いての続きは風呂敷が更に広げられますが、
    それまでの展開が既に常軌を逸しております。力を持つ者達の都合の良い展開と見るよりは、
    常人の域を超えた世界の鬩ぎ合いと受け止めるのが良いかと感じます。
    一般社会、生活の中で万能者が活躍している訳ではないので。
    この様な非現実的、常ならない世界を描いた作品では、その設定如何で綻びが生じ、
    世界観を損なったり、作者の文章力如何で現実感を損ね、
    嘘っぽさを強く意識させてしまう事が多々あるかと思います。
    しかしこの作品に於いては徹底してシリアスに描かれ、設定も確固たるものがあるので、
    SF的要素とアクションとが程良く融合した作品に仕上がっている

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    2012年03月22日
  • 9S<ナインエス> XI  true side

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    ひ、久しぶりすぎて、前の巻がどんな話で、どこで終わっていたのかさえ忘れていました……。読んでいるうちにぼんやりと思い出したけど。
    しかし、この巻で終わらなかったので、次の時にまた同じことにならないといいな。

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    2012年03月13日
  • 猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐

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    テーマは所謂「小公女」ものなんですが、主人公の竹を割ったかのような気風の良い猫かぶり具合がとてもつぼ。ごーいんぐまいうぇいに自分の道を進んでいて、悪気なく計算高い感じがかわゆすーです。エルもこれからが楽しみな感じで。周りを固める脇役陣も、それぞれストーリーを感じさせてときめくー。リンダさんとクラウスは、これから掘り下げられるんですよね?的な。

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    2012年03月03日