増田メグミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。女王の谷・ゲルモロンの即位式にリジムの代わりに翠蘭が向かって起こる事件に巻き込まれる話。
前巻では登場しなかった慧も再登場です。
2巻とは打って変わって駆け回ってる翠蘭ですが、やはりこちらの方がよかったです。無謀ではありますが、やはり彼女は静より動ではないかと。まぁ、リジムがどちらかといえば静なので問題は無いでしょう(笑)。
リジムに許しを得て、剣の稽古をを始める翠蘭ですが、このときの諸王の反応とリジムの心情が面白かった。翠蘭への心配と他者への嫉妬がつらつらと語られてて思わず笑ってしまった。
愛されててなんだか微笑ましかった。
ラストで慧が西域に旅立ってしまう前に、馬で駆け戻り -
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Posted by ブクログ
ヤルルンに着いた一行。翠蘭は自ら大王に自分は皇帝の姪だという事を告白する。また、前宰相の孫であるセデレクから領地への誘いを受けた大王は、リジムを名代にたてる。彼の地、ツァン・プーで彼らを待ち受けるものとは…。
ティツン妃、セーマルカルなど出てきてチベット史を知ってる人はニヤリとしたのではないのでしょうか。そして教訓、?「親しき仲にも礼儀あり」?「友達は選びましょう」。あれだけやられて生きてる翠蘭は本当素晴らしいです。やはり、文成公主はティツン妃と共にチベット建国神話で菩薩の化身に例えられる女性ですので!セーマルカルの名が出てきたとなると、そろっと大きく転換しそうな予感が。 -
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