増田メグミのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
初めの一冊として正しく「障害(運命の悪戯)からはじまる恋愛もの」定型だが
「男は優しく女は強く」に沿った主人公がなるほど目を引く
女性向けライトノベルの主人公は「天然」もしくは「古風」であればヒロインであり
つまり読者視点は主人公にして愛でる対象たるものの傍にあり
そうでなく話の軸となる主人公ならば
天衣無縫で型破りで常識にとらわれずまたへこたれない
つまり舞台背景に係らず「現代的」(すなわち話の展開に対して「強い」女性)である
という感じでなかろうか
この作品で面白いのは主人公が「強い」女性であることを表現するのに
聡明であるけれど未熟である引き立てを男性側に持たせたところだと思う
あえ -
Posted by ブクログ
かわいいかわいいアシェリーゼお母様が
余裕の一番人気ですぅ
性格の悪い息子の嫁はひざまずいて
悔い改めるですぅ
というのを思い浮かべたAA付きで
疑問を書いておくと目枷足枷をつけたのは誰だったのだろう
まじめに感想かくと
なるほどこの主人公は突飛である私が間違っておりました
有閑階級はすることが違う
そういうキャラクタとか話の展開とか描写はすごく良いと思うのだが
前巻でも書いたけれどもうひとつ背景に魅力がない
つまり話として素直に楽しめない(例として恐縮だが『囚人リク』のような意で)
愉快な仲間(愛玩対象とか下僕も含む)が増えたのは良いが
いろいろ惜しい作品だ -
-
Posted by ブクログ
今日も今日とて平和な日々だったはずが
2通の手紙で妙な雲行きに。
安定のラブラブっぷりです。
子供達も、このまま大きくなって大丈夫ですか? と
聞きたくなるようなラブラブっぷりです。
公平で平和な場所からの密告に行ったら
子供達は捕まえらえるわ、大人は翻弄されるわ。
ついでに、祖父母(?)達もいちゃついてます。
無表情がデフォルテの父親は、焦って子供を探し
母親たる主人公は、やたらに妙な精神状態に。
いやでも何というか…落ちとしては
誤解せずに、きちんとどうにかしましょう。
明日があるから、とか思っていると、こうなるわけで。
そもそも、そういう落ちに行くとは思いませんでした。
よく考えれ -
Posted by ブクログ
夜会の招待状に、快く応じた主人公。
そこには、丁度夫も別件で行く事になっていた。
何だか最初からおかしい、と思っていましたが
まさかそのために、の承諾だったとは!
いやさすがというか、そうでしょうと肯定するべきか、な
初っ端からの、主人公の行動。
自分の見せ方と言うか、周囲の見方を熟知した行動。
素晴らしい! としか言いようがありません。
しかし今回はすごいです。
人間思考回路が読めない時はありますが
主人公はさらに付きぬけてくれてます。
そのせいで、手錠繋がり…。
この夫婦、一体どこまで付きぬけていくでしょう?w
井の中の蛙であった、招待主。
非常に分かりやすかっただけに
愚かとしか言 -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレアーボリータム家の至高の花カルミア嬢を所望する。そう王太子からの結婚の申し込みがあった。しかし、世間一般がそう噂するカルミアとはサラ―の姉。けれど姉は同時に男たちを破滅に導く「アーボリータムの毒花」だった。そんな姉を王太子妃とすれば国は滅んでしまうという家族一同の意見により姉の代わりに王太子に嫁ぐことになった双子の妹・サラ―。姉とバレないように彼女らしく悪女を演じようとするけれど・・・。
一生懸命悪女を演じようとするけれど、どう見てもツンデレにしか見えず、そのたどたどしさがむしろ愛らしすぎる(笑)そんな可愛すぎるサラ―に夜ごと枕元で懺悔日記という名の告白を聞かされて我慢できたウィロウの忍耐力