増田メグミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ6巻目。いつになく、サアラが優しかったように思います。
最初の話が現在のものかと思ってたら、いきなりサアラとジェイクの出会いの話で、結構濃い出会い方してたんですねぇ。
首にかみつくとか・・・。
骸骨がユマの兄ってのは早い段階で予想がつきましたけど、リオンが誰の子だったのかとかユマがなぜコルドン家の敵なのかってのは、最後まで分からなかったです。
ソイも大活躍してましたけど、これまでソイの出番が少なかったからか、イマイチどんな人だったかの記憶が乏しかったのは残念。
挿絵でもあったらなぁ。。。
あとはジェイクとサアラのいちゃつきシーン増量希望です。
元々無表情でたまに驚く(人からは分かりづらい) -
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Posted by ブクログ
“「……ばらさねえよ」
「え——?」
「ばらすんじゃないわよ、分かってるわね!」と眼光を鋭くしていたシャーロットは、エロールの口からぽろりと漏れた言葉に瞳を瞬かせた。
「別に、ばらすつもりはないって言ってるんだよ」
「そ、そりゃあ私としてはありがたいけど。でも、どうして?まさかさらに見返りを要求する気じゃ」
「そういうわけじゃない。ただ、あんたの本性知ってるのが俺だけっていうのも——っ」
「——お坊ちゃま、お嬢様」
「…………またあんたか、クラウス」
エロールの言葉は、突然シャーロットの背後から聞こえてきた執事の呼び声によって阻まれる。どうやら角からにゅっと現われたらしい。”[P.32]
ち -
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Posted by ブクログ
読み慣れない単語(漢字)が多く、当初から読書スピードが上がらなかった。
「まぁ慣れてないからこんなものだろう」とサクサク読み進められないもどかしさは、ひとまずあっちの方に放り投げて読み進めることに。
けれど読み進めれば進めるほど、違和感は募る。
「●●には××には」などといった文章的な間違いや、
「~だった」「~した」を連用しているために起こる単調さが目につきはじめる。物語というより報告書を読んでいるような。
主人公についても大部分は『翠蘭』と表記されているが、突然『公主』となっていたりする。周囲の状況を鑑みれば、公の部分だから『公主』と表記されてるのかな…と思えなくもないけれど、誰もがそ -
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Posted by ブクログ
“「お嬢様、その男から離れて下さい」
墓地への立ち入りを禁止されているヴォルグは、鉄柵の前まで来ると、ガシャンと音を立てて手をかけた。
「コルドン伯爵、何お嬢様に色目使ってんですか。あんたは頭の線が切れたあの女と、よろしくやってりゃいいんですよ。大体何ですか?あんたはお嬢様みたいに凹凸のない幼児体型が好みなんですか?幼女趣味ですか?」
悪い目付きで鉄柵越しにジェイクを睨み、ヴォルグはどう考えても、フィナに対して失礼としか言いようのないことをまくしたてる。
『ヴォルグ、あなたは人のこと言えないと思うの』
フィナが穏やかに言うと、ヴォルグは自信満々な顔でフィナを見た。
「ご安心下さい。俺はお嬢様に