榎木洋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
風龍が守る国が舞台の、ファンタジー小説。
主人公のタギは、七賢人の1人。若干19歳のエリート魔法使い。
ケータイ小説では主人公最強モノがよく流行りますが、こちらはそれに先駆けた主人公最強モノです。
「選ばれた者」的な強い主人公に自分を重ねながら読むのは、最高に気持ちいいですよね。
妖獣や龍が生きる広い世界を舞台に、力いっぱい生きる登場人物たちの明るい強さが眩しいです。
1巻目では、タギと風龍の娘シェイラギーニが出会う巻です。
伏線を残しつつ、物語はまだまだ始まったばかり。
個人的に一番好きなのは、ゼルダ姫。
きっともうこの後登場はしないのだろうけど・・・全体的に明るい本書の中で、少し憂いを -
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Posted by ブクログ
ネタバレいつもながら、このシリーズってなんて薄いんだろう?って思う厚さですが、新キャラルカが出て来て、面白かったです。
お互いに実力があり、トルマスに対する愛情も同じくらいあって、反発ばっかりですが、大人になったのか、レイスに謝罪を求めて大挙した精霊たちの相手をするうちに、相手を認められたみたいです。
ウミベリの登場人物ってみんないい人ばっかりなんで、ほんわかして読めますけど、途中出て来た、怒ってる精霊さんは、あのままなのかなあ。次巻に出てくるのか気になります。
あと、おまけの短編ですが、それなりに面白かったんですけど、前作を読んでないので、ちょっとキャラに対する思い入れが不足してるのが残念。困 -
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Posted by ブクログ
ネタバレイスマル国王が残したある手紙をもって、トルマスの兄かもしれないセドリスとその叔父さんがやってきました。しかも当の国王は1週間留守で、レイスもシーラも留守。
留守を預かる王妃とトルマス王子、ミミ王女がもやもやしながら解決しようと奮闘です。
セドリスはうさんくさい感じはしましたけど、根はいい人みたいで、最後まで嫌な感じはしませんでした。兄になるのは問題があるけど、弟だったら隠し子でもよかったかも(王妃様が納得しなさそうですけど)。
セドリスと叔父様はまた出てきそうな感じです。
裏で手をひいていたベラトニアも、彼女なりにアーウィンのことを思ってのことだったと分かりましたけど、それほどの友人なら、