榎木洋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
話が進んでない!て意見が少なくないようですが、自分は短編集とか好きなクチなので、こういう1巻完結に近い話は好き。
言うなれば、アナンシア姫が自分の「使命」を自覚する話に1巻使った感じでしょうか。
いくらお転婆でもやはり「世間知らずのお嬢様」ではあったんだなという。
しかし色々な経験をして学んでいく彼女の賢さには、本編での「精霊」や「龍」」ですら愛情を示す「王の血」がちゃんと「通った血」であることを感じます。
ただ世襲みたいなものではないなという。
今後は彼女の言葉通りアナと呼びましょう(笑)。
展開のほうは、「お約束」。
榎木先生は中盤でインターバルというか一休みな話を入れるのがお好きな -
Posted by ブクログ
緑のアルダ4巻。
今回読んで思いましたが、このシリーズの序盤は中々にタルいです…
でもタルいくらいのほうが「目的の困難さ」の重さが感じられる気もしますね。
とはいえ今回は何だかんだでかなり大きい展開がありましたし。
物語の「本編」に大きく関わるアナンシア姫遂に登場。
おっとり天然のアルダ・ココに比べておてんばでおきゃん(笑)な彼女は何だかこの先生の以前のシリーズである「影の王国」のヒロイン瞳ちゃんと、お母様連理さんの若い頃の対比のようです。
そういやこの連理さんも身分の高い人でした…おてんば姫は作者様の趣味か(笑)v
そしてウルファ君の正体がチラホラ…でも彼の命を狙う方もきっと某白髪の方に利 -
Posted by ブクログ
緑のアルダ3巻。
今回は先生の旧シリーズ「龍と魔法使い」と「リダーロイス」シリーズのリンクが激しかったですね。
りゅーまは全巻読んだので活躍中のヨールは勿論、「風龍の婦人」の影が見え隠れするのには嬉しいやら切ないやら。
最終巻でこの二人(どっちも人じゃないけど)には感動の結末が用意されてますけど♪
リダーから登場の星龍(この世界の4種(火風水地)の異種族のハーフ)・セイン君はリダーはちらりとしか読んでいないので彼をよく知らなかったのが切ない。
リダー読んでいたら美味しすぎる登場と思います。
そして解りやすすぎる悪役白髪の魔法使い(名前この巻では出てませんがラダです)。
ロコツすぎるので最後ま -
Posted by ブクログ
このシリーズは何がいいって、直接この物語の過去にあたる「りゅーま」を読んでいた身としてはりゅーま後半の重要人物・ヨールが大活躍する点です。
しかも挿絵の唯月一先生のヨールが絶品で。凛々しくて可愛いです(笑)。
このヨール自体も凛々しくて可愛いキャラなので、凄いイイです。
基本成熟した大人のような落ち着いた口ぶりなのですが、時々子供に遊ばれてはしゃいだり(?)、犬と間違われて凹んだり、狼(の精霊)ですがほのぼのしたオッサンです(大笑)。
「りゅーま」で彼が潜り抜けてきた数々を思い出すと、何とも言えないです。
りゅーまも読んでいる方は雲母に泣けたのでは…。
榎木先生の「守龍ワールド」シリーズに関連 -
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