あらすじ
いよいよミズベ国にたどりついたアルダ・ココたち。水龍の住まう国は、聞きしにまさる豊かな恵みあふれる都だった。アナンシアは、20年前の戦争でコーサを打ち破り、若くして守龍復活を果たした国王に俄然興味をしめす。そしてコーサ国王女として身分をかくしながらも、まだ見ぬ龍のために祈りをささげる……。そんな一行を、千年前の<悲劇>について驚くべき新事実が待ちうけるが――!?
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Posted by ブクログ
アナちゃんピンで表紙です。今回ある意味主人公です。
榎木先生のデビューシリーズ、「リダーロイス」シリーズの舞台
ミズベ国が舞台。
当然と言うか、リダーロイスご本人も登場。
今作での落ち着きっぷりは、元「主人公」とは思えない…
リダーシリーズはかじる程度に読みましたが、リダーロイス(翔)は、
元「普通の男子高校生」でやや優等生寄りの「普通にいい子」であり、
普通の男の子の「翔」ではちと面白みに欠けるキャラだったのですが、
その彼が金髪碧眼のオーラを持った王子になる部分が
魅力だったのでしょうね。
(とはいえ王子時代はさらにオーラの凄い脇の美形に押され気味だった(笑)
しかし今ではすっかり「王様」の貫禄が。
そんな彼とアナのやりとりは次巻に持ち越しですが;;
代わりにアナが出逢ったのは今作で初登場の本物の「龍」でありました。
このシリーズは今のところ「龍」が直接出ていなかったので、
改めて描写が凄い(笑)。
そんなこんなに至るまでの行脚は結構笑えました。
ことごとく「犬」呼ばわりされるヨール(大笑)…1巻で凹んでいた彼を
思い出すと笑えるなぁ(ぉい)。
ニギヤカ担当オカマ兄妹も再登場でほんとににぎやか。
カートラムさんのお笑いは彼ら譲りか、オベロ譲りか。
で、悪役といえば余裕がお約束なのにルダート王子+ラダは
アルダ・ココ達以上にじたばたしてるし。
こいつらのマヌケっぷりも笑えました。
そんなこんなでヒーローヒロイン凄い地味でしたが、相変わらず
アルダ・ココは天然お人よし(オノボリさん)、
ウルファは疑り深い(オノボリさん)です。
そして本編では他のリダーのキャラたちや、
ついに「りゅーま」のキャラも回想でしゃべります。
「りゅーま」後半はリアルタイムで読んだので懐かしい!
そして「りゅーま」ファンにはたまらない最後の短編…
シェイラもリデルも好きだった私としては、
この出会いはたまらんです。そしてタギの「親」、バカップル!
Posted by ブクログ
リダー・りゅーまと同じ世界観での新シリーズ。
二つの物語のその後を織り交ぜつつ、新しい物語を展開する。どっちも好きな身にはたまらんシリーズ。ただ、すでに結構巻数を重ねているにもかかわらずまだテンションが上がり切らないのは私だけか…?
Posted by ブクログ
ミズベ国に入り、王と水龍を見たいと望むアルダ・ココ一行。
アナンシアは守龍神殿でミズベの守龍と出会う。
その後王都に入る前にパンポール一座と合流し、自分達が手配されていることを知る。
そしてついにミズベの王リダーロイスとの面会。
相変わらずソコソコ面白い程度です。
Posted by ブクログ
第9巻
祈りをささげよう。まだ見ぬ龍のために!
いよいよミズベへ入ったアナンシアたち。守龍の住まう国は、豊かな水の都だった。アナンシアは若くして守龍復活を果たした国王に俄然興味を持つが…。千年前の〈悲劇〉の驚くべき新事実が明らかに!?
Posted by ブクログ
リダーロイスシリーズの方は読んでないのだけど、いつかは読みたい。
(だって関連作品リンクしてるんだから)
ヨールの印象が…例の事件の時のヨールってあんまり覚えてない(苦笑)