あらすじ
タギはフウキ国〔七賢人〕に属する若きエリート魔法使い。ある日、フウキ国守龍の風龍が行方不明になり、その行方を追ったタギは、念願だった風龍との友情を得た。その後、風魔鳥に襲われた風龍の卵を守りきったタギは、生まれた子供の名付け親になる栄誉を与えられた。そして、その龍の娘〔シェイラギーニ〕とタギとの冒険が始まろうとしていた……。 【電子版『龍と魔法使い』には、紙版の口絵・挿絵は収録されていません。ご購入の際はご注意ください。】
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
口は悪いけど腕は超一流の、若い魔法使いタギ。
自信たっぷりな性格で、言いたいこともぽんぽん言ってくれて
読んでて気持ちがいい。しかも頭も切れる。
王道ファンタジーだけど、チープじゃない。
リダーロイスシリーズも好きだけど、こっちは明るくて好き。
10巻以降は重く悲しい話もあるケレド・・それはそれでいい。
Posted by ブクログ
剣と魔法と龍の正統派ファンタジー。これでりゅーまシリーズにはまり、リダーロイスに遡り、アルダココで躓いた(汗)。主人公のタギは男前でカッコイイ!ヒロイン(?)シェイラとはすごくいい掛け合いを展開してくれます。
Posted by ブクログ
コバルトといえば自分の中ではまず龍と魔法使い。タギが大好きでしかたなかった。
タギの恋愛を知って,自分が失恋した気分ですごいショックだったのを覚えている…
Posted by ブクログ
こういうファンタジーものは、世界観を統一してあると新たに覚える事が少なくて大変助かります(苦笑)というわけで、リダー〜と同じ世界で約1000年前のお話。
魔法が使えるっていうのはやっぱりいいなぁ、とちょっと憧れてみたり(笑)
Posted by ブクログ
初めて意識して買ったファンタジー小説でコバルト文庫(だった気がする)。何となく表紙のイラストに惹かれて買ったけど、世界観やストーリーにどっぷりハマった。完結?ではなさそうだけれど、最後の方は涙なしには読めなかった。
Posted by ブクログ
この物語が織り成す世界観は冒険と言う希望の光で溢れて居ますが、
時には切なく・そして読み手に心地よい風を残してくれる作品です。
果たして外伝3は出るんでしょうか?
Posted by ブクログ
龍と魔法のお話。
長い長い冒険モノ。強い強い魔法使いの男の子が主人公。
おもしろいって聞いたので読んでみたのだけど、まさかこんなにはまるとは思いませんでした。めちゃおもしろい。世界観もすばらしいの。読んだ人にしかわからない!
完結してしまったのが惜しいけど、よいラストを迎えられたので満足しています♪
Posted by ブクログ
積読を解消したくて、ウン十年積んでた本を読みました。もう、積んでたというより保管してたが正しい。
王道ファンタジー。龍は人間の言葉しゃべるし、人間に変身することもできる。
主人公は七賢人のタギと国を守護してくれている風龍の娘シェイラニーギ。
竜の卵(生まれたのがシェイラ)が狙われる事件、王族殺害未遂事件の話。両方繋がってます。
タギは19歳、言葉や振る舞いがガサツ。本当に昔のヒーロー像って感じ。古いの分かった上で読んでるので特に気にならなかったですが、動物やモンスター、人が結構死ぬ。イラストから危険な目に合うけど誰も死なないファンタジーって先入観を持ってしまったので、動物が傷ついたり死んだりするのはちょっとダメージ食らいました。
3巻まで持ってるので、たぶん続けて読む。多分。
あとがきが斬新でした。読んでて恥ずかしくなってきた。。
Posted by ブクログ
コバルト文庫ですが、恋愛をメインに押し出していない系。
龍や人が住まうファンタジー世界のものがたり。
続きもので、完結済み。
中学生時代、友人に勧められてはまりました。
同一世界を舞台にする作品・シリーズがいくつかあります。
時代は別だったり、主な舞台となる場所が違ったりしますが・・・。
これ以前に書かれた『リダーロイス』シリーズとか。
この後に書かれた『緑のアルダ』『乙女は龍を導く』シリーズとか。
それぞれを知っていると、ニヤリとする部分があちこちにあります。
Posted by ブクログ
学生のころ激はまりした……タギって今で言う「ツンデレ」なんだね!笑
榎木洋子の代表作。剣と龍と魔法の正統派ファンタジー。
ある一つの国の中で起こる話から、徐々に世界へと広がっていく。
沢山の伏線と、魅力ある登場人物、あと軽妙な書き方でとても読みやすい長編です。
小学生とか中学生にお勧め。
愛とか絆を考えさせられる話です。
Posted by ブクログ
ハイ・ファンタジー。榎木さんの龍の世界の作品のひとつ。(他はリダーロイスとアルダ)。
気の強い行動派の魔法使いが主人公。
さくっと読めるけど実は結構複雑な部分もあったり(でも政治構造とかそこらへんは甘いかな)、人間心理をぐっさり突いてくるところもあって、結構面白い。私は風の一族が出てくるまでが好きだったかな。龍の娘編は爽快さが減ったのでちょっと惰性で読んだ感じ。
最後の外伝でタギの出生が判るのでそれは読むべし。
Posted by ブクログ
はふ。好きです。ファンタジーにのめりこんだ理由を作った本。
これはですね、小学生中学生に読んでいただきたいです。(私が小学生のころにはまったから)
っていうか榎木先生にはまります(笑
Posted by ブクログ
風龍が守る国が舞台の、ファンタジー小説。
主人公のタギは、七賢人の1人。若干19歳のエリート魔法使い。
ケータイ小説では主人公最強モノがよく流行りますが、こちらはそれに先駆けた主人公最強モノです。
「選ばれた者」的な強い主人公に自分を重ねながら読むのは、最高に気持ちいいですよね。
妖獣や龍が生きる広い世界を舞台に、力いっぱい生きる登場人物たちの明るい強さが眩しいです。
1巻目では、タギと風龍の娘シェイラギーニが出会う巻です。
伏線を残しつつ、物語はまだまだ始まったばかり。
個人的に一番好きなのは、ゼルダ姫。
きっともうこの後登場はしないのだろうけど・・・全体的に明るい本書の中で、少し憂いを感じさせる彼女に惹かれるくらいこの本が私には眩しくて。
なかなか口が悪い登場人物が多いのですが、みんな根が素直というか、まっすぐというか、全然嫌な感じがしない。
今読んでも十分に楽しいんだけど、中高生の頃に読んでいたらもっともっと楽しめたのにと思うと、残念で仕方ない。
読む年齢によってはタギかっこいい!となると思われるくらい強くて実は漢気あっていい男なんだけど、読んでいてかわいいと親心のような目線で読んでる自分に気づいてちょっとだけ凹みました。
とはいえ、この先読み進めていくのが楽しみなので、どんな展開が待ち受けているのかわくわくしながら次巻を手に取りたいと思います。
Posted by ブクログ
昔読んだ作品。懐かしくなって再読。
勢いがあって、キャラクターたちがみんなイキイキとしていて面白い。
この作品は終盤の悲しいストーリーもとても気に入っていた。
この作品を初めて読んだ時、天使に纏わる物語の全てがつながった時、悲しみに身震いした。
今思うとそう目新しい手法ではないけれど。
飛び抜けて良い作品というわけではない。
でも面白いし、とても好きだ。