榎木洋子のレビュー一覧

  • ウミベリ物語 守龍見習いの危機

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    ネタバレ

    ウミベリの新刊です。
    王子の幼馴染の魔法使いが、ウミベリに帰ってきて…。
    現在2巻飛ばしてますが、楽しめました!

    おまけの部分。
    リダーロイスシリーズ、アルダシリーズ、龍と魔法使いどちらも読んでる方だともっと楽しめます。是非。

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    2012年01月11日
  • ウミベリ物語 守龍見習いの危機

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    ネタバレ

    トルマスの幼馴染であるルカは魔法修行から帰って来た途端、犬猿の仲であるレイスと大喧嘩、トルマスをかけて勝負をすることに。しかし、どっちもトルマスのことが好きがゆえの嫉妬心だったりで、トルマスの愛され具合が伝わってきて皆がかわいい。相変わらず読んでいてほっこりします。外伝のお話では懐かしい面々が登場して、時間絡みの話はまた読めたら面白いなと思いました。

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    2012年01月01日
  • ウミベリ物語 秘密の島の龍

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    榎木さんのこのシリーズは、安定して面白い。

    ただ、えっと、今回、挿絵が微妙……。悪くはないけど、守龍ワールドのイメージからは少しずれてしまう気が。BLの色が強いイラストレーターだしね。
    乙女は~シリーズも挿絵微妙だったし、今は榎木さんも気合の入った絵師さんをつけてもらえないのかしら。

    私は、昔からこの方の書くお話が好きなんだけどなぁ。今のコバルトには向かないのかな。恋愛色が薄いしね。でも、それが持ち味だと思う。
    実を言うと、本誌でのデビュー作から読んでいて、初期の頃は作品が出るたびにファンレターを出していた。返事も来たことある。
    とりあえず、このシリーズは好きなので、また出てくれると嬉しい

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    2011年03月03日
  • ウミベリ物語 秘密の島の龍

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    榎木先生の約2年ぶり!のコバルト。
    おなじみ守龍世界の、王子様とお姫様と龍の物語。

    なんですが、今回は新鮮でした。
    物語の中で偉大な存在である龍や、精霊のほうが
    お騒がせ(笑)で、人間のほうが真面目ないい子で。

    今回の龍・レイスのやんちゃっぷりや、
    精霊・シーラの恋わずらいは可愛かったです。

    で、人間達は物足りなかったというかというとそうでもなく、
    今回1番のお気に入りは王子のトルマス君。
    素敵で、目線はしっかりヒロインのミミ姫でした(笑)。
    ミミちゃんも素直で可愛い子。
    前作・乙龍シリーズのヒロインと大違いです(大笑)。

    今回のキャラたちもとても魅力的なんですが、
    今回は読みきりなの

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    2011年02月03日
  • STEP OUT

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    年末に、2年ぶり!にコバルトから新刊の出る
    榎木先生の14年前(!)の作品の中でもユニークな、
    SFジュブナイル。
    うん、ホント「ジュブナイル」でした。
    SFな割りには、あまり宇宙っぽさが出てこないのですが、
    代わりに10代の男の子女の子の青春が見れます(笑)。

    あとがきには「オムニバス形式は読者にストレスを与える…」的に
    描かれてますが、自分は逆ですね。
    誰かには感情移入できたり、飽きなかったりで非常に大好きな
    形式です。

    特に、当初かなりマヌケキャラに見えるルイスなどは、
    彼の視点もあることでとっつきやすくなってるんでないかな。
    とはいえ、オムニバスと言っても、熱血系のあきらと
    冷静な

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    2010年12月04日
  • 緑のアルダ 龍の島

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    緑のアルダ10巻目。
    結構展開が「りゅーま」とリンクしてるかも…「りゅーま」も
    10巻が物語最大の山場だったのですが、今作もこの10巻が
    ターニングポイントともいえるお話になっています。

    しかしこの巻は「信頼関係の凄さ」をありありと書いています。
    側にいてくれるときには鉄壁の信頼関係も、相手がそばにいない、
    そして自分の心も弱っている窮地に立ったときにはやはり
    ぐらついてしまうのが人間。
    アルダ・ココはとても重い試練を受けました。

    このあたり「りゅーま」でも重要な土地になっている「東の果て半島」
    と1番つながりがあるのが他ならぬアルダ・ココだからでしょうね。
    試練の重さに、彼女達本人に罪が

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    2009年10月30日
  • 緑のアルダ 水あふるる都

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    アナちゃんピンで表紙です。今回ある意味主人公です。
    榎木先生のデビューシリーズ、「リダーロイス」シリーズの舞台
    ミズベ国が舞台。
    当然と言うか、リダーロイスご本人も登場。
    今作での落ち着きっぷりは、元「主人公」とは思えない…

    リダーシリーズはかじる程度に読みましたが、リダーロイス(翔)は、
    元「普通の男子高校生」でやや優等生寄りの「普通にいい子」であり、
    普通の男の子の「翔」ではちと面白みに欠けるキャラだったのですが、
    その彼が金髪碧眼のオーラを持った王子になる部分が
    魅力だったのでしょうね。
    (とはいえ王子時代はさらにオーラの凄い脇の美形に押され気味だった(笑)

    しかし今ではすっかり「王

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    2009年10月29日
  • 緑のアルダ 熱砂の宮殿

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    …今回も番外編的お話。このあたりかつての
    「りゅーま(龍と魔法使い)」と全く同じでねぇか(笑)!
    その「りゅーま」の時のことを考えると、次巻、次々巻は
    かなり凄い展開と思ったほうがよさそう。

    しかし前回と同じく、こういう番外編的なお話は好き。てか今回のツボ。
    本編にあまり関わらないですが昔の王子様は出てくるわ、
    オベロの甘酸っぱいお話はあるわ…
    カートラムさんが眠り姫だったのは、オベロがこういうコトに
    なるからなのね。(彼が知ったらオベロ絶体絶命(大笑)

    しかし今回がシリアスとは言いませんが、いかにカートラムさんが
    お笑い要員かはよく解りました。
    とはいえ今回の話は何だか最新シリーズ「乙龍

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    2009年10月29日
  • 緑のアルダ 旅立ちの丘

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    久々の少女系にして緑のアルダ久々。
    何かタルい話が多め(あ、前巻でちゃぶ台返しがあった)でしたが今回は面白かった!
    やっぱりアナンシア姫とカートラムさんが活躍すると面白いなぁ、て
    今回カートラムさんお笑い担当チョイ役だった…むにゃむにゃとか愚痴しか言ってなかった気がする(大笑)。
    アナンシア姫は今回はかなり主人公してたかも!
    序盤はウルファ君勝手に大暴れが多かったですが、彼の件がやっと落ち着いて今回はアルダ・ココと王室一家の話でしたね。
    ルダート王子もいいなぁ…何か他の男性キャラ(オカマ・地狼含め)に完全に負けてますウルファ君…相手がオノボリさんのアルダ・ココなのでバランス取れてますが(おい)

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    2009年10月29日
  • 緑のアルダ 虹の白夜

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    前巻で「たりぃ~」と言っていて、多少展開がタルいのを覚悟で読みましたが、
    今回はとんでもない。
    起承転結の「転」て感じで序盤のハイライトが集約されております。

    ウルファ君の秘密、こうもあっさり明かされるとは…
    まぁ解りやすすぎる表現が前巻であったためあっさりなところもあるんでしょう。
    あとは彼の秘密の一つは全体では些細なもの…てコトでしょうね。
    まだ肝心の龍探しにはチラリとも入っていないわけで…。

    しかしこの巻でアナンシア姫がキーパーソンになっていくことは確定したようなもの。
    彼女は一気に物語のテンションを上げてくれそうであります。
    某オカマ兄さんと妹さんのコンビも好きですが…
    多分前半の

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    2009年10月29日
  • 龍と魔法使い 1

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    コバルト文庫ですが、恋愛をメインに押し出していない系。
    龍や人が住まうファンタジー世界のものがたり。
    続きもので、完結済み。

    中学生時代、友人に勧められてはまりました。

    同一世界を舞台にする作品・シリーズがいくつかあります。
    時代は別だったり、主な舞台となる場所が違ったりしますが・・・。

    これ以前に書かれた『リダーロイス』シリーズとか。
    この後に書かれた『緑のアルダ』『乙女は龍を導く』シリーズとか。

    それぞれを知っていると、ニヤリとする部分があちこちにあります。

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    2009年10月24日
  • レティーシュ・ナイツ ~翡翠の王女~

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    挿絵が結賀さとるさんだから、というのでジャケ買いしました(^^;)
    筋書きは突然の侵略を受けて国を追われた王女様が、復権の為に奔走する、というよくある西洋ファンタジーです。王道です。
    イケメン騎士兄弟に囲まれて美形の隣国王子な婚約者(ちょっと影が薄いですが)がいて、乙女ゲーみたいな内容ですが、テンポよく読めて展開も面白いと思います。
    冒頭が…ちょっと急展開重なり過ぎて置いてけぼり感がありましたが、1巻の半分すぎくらいからは普通に読みやすいテンポでお話が進んでよかったです。

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    2009年10月17日
  • 龍と魔法使い 1

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    ばりばりのファンタジー。
    読みやすくて小学校の休み時間によく読んでた。
    友達に遊ぼうよーっていわれても、うるさいって返してた。
    友達ごみん。

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    2009年10月10日
  • レティーシュ・ナイツ ~翡翠の王女~

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    ビーズログに掲載されていたものを、ルルルから発刊したとか。
    何かトラブルでも……??

    王女の身代わり、落城、逃走、魔女などなど、とっても王道。
    だけど、さすがに榎木さんはまとめるのがお上手で、読ませます。
    軽く読むには、ホント最適。

    ところで、榎木さんって三銃士好き?
    四兄弟はあきらかに、三銃士+ダルタニアンだし、主人公と王女さまっていうのは、コンスタンチンと王妃さまだし、レディ・アンジェラはミレディーだよね(罪人の焼き印まで!)。
    私も三銃士好きだから、榎木さんの作品好きなのかも。

    あと、主人公をとりまく(サブの)仲間たちが、あったかくていいですねー。
    今作の場合、お城に勤めるひとたち

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    2009年10月08日
  • ヴェルアンの書 ~シュ・ヴェルの呪い~

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    2巻から先に読み、1巻は読まなくても話分かるのでいいかな〜と思っていましたが、読んで正解。
    主人公が特別な存在である理由、そのプロセスをしっかりと書き込まれているところは、すごく勉強になりました。
    作者のご都合主義で、主人公が初めから主人公なのではなく、キャラクターが勝ち取っていくその様子……!
    『STEP OUT』でもそうだったな、学校に入るまでもみんな努力していて、入ってからも頑張る、将来に向けても頑張るその姿勢。
    だから榎木洋子さんの作品が好きなのかも!
    常に目標に向かって前向きなキャラクターは大好き!!

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    2009年10月07日
  • ヴェルアンの書2 ~祈りなき楽園~

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    やっぱり榎木洋子さんは面白い!ファンになりそうかも。
    世界観もお話もいいし、描写もさらりと読めていいんだよねー。
    西洋文明と東洋文明の入り交じった世界観は独特。
    神殿とか神官とか、前世の記憶とか、めっちゃ私好みなファクターがずらり。
    榎木洋子さんを読み込んでみようかな。
    キャラを書くのが上手いし(象徴化)、キャラとキャラとの関わりかたも上手いし、キャラの登場させ方も上手い。
    いろいろと見習いたいです。

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    2009年10月07日
  • 緑のアルダ 石占の娘

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    4巻目まで読破。

    同じ作者の「リダーロイス」や「龍と魔法使い」と同じ世界を舞台にした物語だそうです。
    私はどちらも知りませんが、知らなくても読めます。ただし、その前のシリーズに出たキャラクターがこの話でも活躍していたりするので、知っている人のほうがより楽しいのかも。

    貧しい土地に生まれ育った主人公アルダ・ココが、精霊(精獣)ヨールと出会い、彼の導きで故郷を豊かな土地にするために旅に出るというお話。用心棒に青年ウルファが加わる三人旅。

    試練を通して成長し、また仲間との絆を深める物語というのは大好きなので先が楽しみ。

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    2009年10月04日
  • 龍と魔法使い 1

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    学生のころ激はまりした……タギって今で言う「ツンデレ」なんだね!笑

    榎木洋子の代表作。剣と龍と魔法の正統派ファンタジー。
    ある一つの国の中で起こる話から、徐々に世界へと広がっていく。
    沢山の伏線と、魅力ある登場人物、あと軽妙な書き方でとても読みやすい長編です。

    小学生とか中学生にお勧め。
    愛とか絆を考えさせられる話です。

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    2009年10月04日
  • リダーロイス・シリーズ(1) 東方の魔女

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    榎木さんのデビュー作。龍のシリーズの第一作。
    はじめは、ああなんてありがちな設定。とか思ったけど、巻を重ねるごとに意外に複雑な過去やらが出てきて、スタードラゴン誕生のくだりは結構深刻なものに。ヒロインは極めて平凡、強くも弱くもない普通の子ですが、芯の強いところが嫌味無くて良かった。
    懐かしいなぁ、よし、読み返してみよう!と思うくらいには面白い。

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    2009年10月04日
  • 龍と魔法使い 1

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    ハイ・ファンタジー。榎木さんの龍の世界の作品のひとつ。(他はリダーロイスとアルダ)。
    気の強い行動派の魔法使いが主人公。
    さくっと読めるけど実は結構複雑な部分もあったり(でも政治構造とかそこらへんは甘いかな)、人間心理をぐっさり突いてくるところもあって、結構面白い。私は風の一族が出てくるまでが好きだったかな。龍の娘編は爽快さが減ったのでちょっと惰性で読んだ感じ。
    最後の外伝でタギの出生が判るのでそれは読むべし。

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    2009年10月04日