榎木洋子のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
10年ほど前に大好きだった榎木洋子先生の人気シリーズ「龍と魔法使い」シリーズの1冊。
柄の悪い(笑)魔法使いタギと、風龍の少女(人間に姿を変えられる)シェイラ、そしてこの2人をめぐる人々の話なんですが、この巻は長い本編の中の番外編?というか、1巻完結風味のお話で、「町外れにあるボロ宿屋」を守るお話で何だかサモ4風味!と思わず読み直したのでした(オイ)。
この巻は「りゅーま」知らなくても楽しめる1冊なんでないかと…凄い水戸黄門なお話です。
健気な女性、わんぱく少年、悪の借金取りなどお約束です。
このお話で書かれている本編的な側面は、後に切ないほどにタギにかなわぬ想いをよせることになるシェイラの「 -
Posted by ブクログ
緑のアルダ、勢いにのって最後までいきました。
…が、正直第2部はダメダメです。
第2部全部すっとばして10巻「龍の島」から本当の最終巻「約束の地」に
とんでもいいんでないでしょうか、悪役ラダっちのファン以外は。
兎に角終盤はうんざりするくらラダの贔屓が凄いです。
話が進むほど、10巻が馬鹿にされたような展開で…
からむのはラダばっかりで、龍は味付け程度。
終盤のキーパーソン・ルーエも色々と唐突すぎて奥行きが感じられない。
このあたりの書き込み次第で、「約束の地」での涙度合いも違ったと思います。
なんか別のところでも書いたなこの感想(苦笑)。
改めて完結巻・「約束の地」も読み返しましたが、これ -
-
-
Posted by ブクログ
あの子が帰ってきた!!
彼女が出てくることを期待して今までこのシリーズを読んでいたといっても過言ではないワタクシ。
彼女がちらりと姿を見せただけで、もう感無量。
一体どんな気持ちで彼女はヨールを訪問したんでしょうね?
彼女の口から零れる台詞一つ一つが重くて重くて…!
いえね、実は…「りゅーま」のあの最悪の事件を読んだ翌日、私ってば漢検の日だったんですよ。
なのにタギへの怒りがどうにもこうにも収まらず、問題用紙にタギのあほー!と書きなぐった記憶が。
それほどあの事件には…というかシェイラに肩入れしてしまっていたんですねぇ。
そしてそのまま、ずーっと心にしこりが残ったままだったんです、日々 -
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
これは発売初日に買って読んでしまいました。
だって、ずっとずっとず〜っと、待ってたんですっ!!
アルダ・ココの鈍感さは本当に相変わらずで、思わずウルファが哀れに思えてきてしまうのも、また相変わらずですね。
そのことは、カートラムやアナやオベロやルダートなんかにも言われてます。ウルファ、弱いです。というか、アルダの女性陣が強い、というべきなんでしょうか?
何にせよ、ウルファは苦労性だと思います。意中の相手の鈍感具合(アルダ・ココは天然レベルが高いので、そのことも拍車をかけて)には、耐え忍ぶしかないですもんね。
ウルファ、ご愁傷様。(笑)
まあ、お二人が幸せそうで、一安心しました、