きたざわ尋子のレビュー一覧
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ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
伝説や伝承が溢れる欧州の小国・ルキニア―精霊に祝福された一族の末裔で「嘘がわかってしまう」凛。大学構内で一目惚れの相手・勇成から話しかけられ、彼もルキニアにルーツのある特異体質者なのだと知る。やがて直截すぎる愛を浴びせられ、蜜月を過ごすことに。よくない噂に事欠かない勇成だが、凛へ向ける言葉にはひとつも嘘がなくて…?
この方の特殊能力者のお話は、おとぎ話的で好きなんだけど、今回は軽すぎた感があって、いつもほど萌れなかった。
勇成のキャラが大人じゃなかったからかなぁ?この手のお話は、年の差が好きかも。 -
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週末の部屋で、の第二弾。
竹中の恋人になった久貴。だが、恋人になる前とほとんど状況は変わっていないので、本当に竹中が自分の恋人なのか、イマイチ自信が持てない。
竹中の態度が分かりにくくて、そして自分もまた嫌われたくないという気持ちからワガママを言う訳でも、甘える訳でもない。
そんな時、竹中の甥の翔太郎から気持ちを伝えられ、、、。
竹中の態度が随分読者には分るように書いてあって、でも久貴は自分に自信がないゆえに強気に出れない。そういうジレジレ感をきたざわさんらしい描写で書いてあります。
エチ場面も多く全体的に甘々な作品。
挿絵はマンガチックでなんとも、、、。 -
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『鍵シリーズ』の脇:竹中が攻め。受けはシリーズの攻め・雅人の甥。
母が離婚したので今は姓が違うがかつては世界的建築家・有賀久郎の孫である久貴はその祖父の秘書をしていた子供の時から片思いをしていた。
その竹中が設計してくれた家に今も住む久貴は大学生になった今でも竹中の事が忘れられず、、、。
きたざわさんっぽい受けの切なさが延々とw
竹中の気持ちは読者にも分かりにくいです(笑)とりあえず、幸せになって良かったね、久貴。
ところで、このカプはどのくらいの年の差なんです?竹中が子供の頃から有賀久郎と知り合いで有賀の家に出入りしていたというのは分るけど、結局幾つ違いなのかしら? -
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言葉なんていらない の スピンオフ。
その受け・志束の双子の兄・拓未の話。
攻め:浩二郎
受け:拓未
双子の弟と大学進学にあたって上京してきた拓未。弟は全体的にゆったりして物静かな感じで同じ顔でも元気で気が強い自分と比べてコンプレックスがある。従兄弟の浩二郎は弟にはいつも優しいのに自分には憎まれ口ばかり叩くのはそんな志束の可愛い性格だからだろうと思ってる。ある日、志束に手を出そうとしている浩二郎に「身代わりになるから志束にてを出すな」と言って、浩二郎の手伝いの為にしばらく浩二郎の家に行くことに。
良くも悪くもきたざわさんらしい、安心出来る展開で楽しめました。
意地っ張りで素直になれない -
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恋は憂鬱で出来ている、の続編
恋人になった伊原のビルで一緒に暮らしている幸。
しかし生活費も何もかもを出してもらうのは気が引けて何かしたいと思ってる。
カフェの客にデザイン事務所の新人が入って、どうも幸狙いのようで伊原はくぎを刺しに。
相変わらず、ラブラブで糖度が高くて良い。
幸が自分の居場所を見つけてそのなかでこれからを考えて将来を見つけようとするのが良い。
新に出てきた男が横やりを入れるのかと思いきや、それな全くなくて、別な展開になったのでほお?と。
もう少し掘り下げて重い話になっても良かったのかなと思わないでもないけど。まあ、あれはあれで良かった。 -
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攻め:伊原
受け:幸
ダーツバーで年齢を偽って働いている幸が路上で、店の客に襲われそうになっているところを助けてくれたのは、常連の男・伊原だった。
その夜、「初めての男にならないか」と誘われ美味しくいただかれてしまい…。
そして幸はそのまま伊原のそのビルに住まわせ手もらえることに…。実は幸は母親と合意の上で生き別れていて…。
幸が親に捨てられてる割りには、前向きで明るく素直な性格なのが好感持てて良い。良い受け子ちゃんです。
伊原も金持ちだけどそれを全面に出す設定ではなく楽しく読めた。
ある意味シンデレラストーリーに近いけどそこまでじゃ無いのが普通に近くて良かった。
絵師さんは好みじゃな