きたざわ尋子のレビュー一覧
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購入済み
「ベクトル」とゆーシリーズもののスピンオフだと知りませんでしたが単体で問題なく楽しめます。続編も読んでの感想です。御家絡みで受けた嫌がらせで心身共に疲弊してしまった侑登が元従兄弟でカテキョを引き受けた優しくも強い総に惹かれて誤解やすれ違いもありつつ互いの想いが通じて恋人に。侑登は強情なほど強がりだけど妙に甘ったれで正直、そこが可愛いんだろ〜なと総が手放しで愛でたい気持ち(実際はあんまりデロデロしないけど凄い独占欲が強い)も分かるかな(笑)かなり聡明な総のおかげで(多少ご都合主義も含みますが)嫌がらせを仕掛けてきた京介からも間一髪(それも2回も!笑)守ってもらえて、侑登羨ましいくらい思いっきり大
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ネタバレ契約先担当・保科貴哉×着物デザイナー・津島志信
きたざわ氏らしいお話で安心して読める。
誘拐されたりはしなかったけれど。
記憶喪失などと結構劇的なエピの割にはあっさりで、人違い勘違い部分での相手の気持ちへの確固さに重点があったかな。
何かの成果を成すといった意味では(恋愛でも仕事でも)いつも若すぎる感はあるけれど、お花畑のお話と思えば、作者の趣味であろうし、私も萌られるので、そこは割り切って楽しむことにしている。
なんか今回『てにをは』が「ん?」ってな所が何箇所かあって気になった。
P207も『気色』より『喜色』のほうがしっくりくるんだけど、こ~ゆ~のも文字の使い方やニュアンスの好みだし -
Posted by ブクログ
ネタバレやり手弁理士の皓介が、父の恩人である阪崎から託されたのは、美貌の少年・景であった。
当初、皓介は景が阪崎の愛人であったのではないか、と考えていたのだが、その誤解も解け、今は二人は恋人同士として生活をしていた。
ただ、景には極端なまでに人目を気にしなくてはならない事情があった。
それは、複雑な家庭事情の持ち主で、景の義理の弟・貴史の景に対する異常な執着から、家出してきたことに関係があった。
景が二十歳になるまでは、見つかれば景は家に連れ帰らされてしまい、挙句、皓介や阪崎が誘拐犯として逮捕されてしまうかもしれない。
景はそれに怯えていたのである。
ようやく二十歳の誕生日を迎え、幸せな -
Posted by ブクログ
先にCD既聴済み。
天才を育てる施設・アカデミーで育った冬希は製薬会社の賀野の「君が必要だ」という言葉で長和製薬で仕事をすることに…。
そして5年の間に賀野に密かな思いを感じるようになっていて…。
CDではイマイチ理解出来なかったアカデミーの事や、冬希や賀野の気持ちが丁寧に書かれていたのでCDを聴いた時のもにょっと感が随分減りました。
CDのキャスト、冬希@武内くん、賀野@安元さん、森崎@小西さん、久保寺@谷山さんでセリフを脳内変換出来たのが雰囲気が出て良かったです。
冬希が研究していた薬品の詳しいこと、それをスパイが狙っていたままそして事故で亡くなったこと、対抗物質について、の流れが