田中ロミオのレビュー一覧

  • 人類は衰退しました8

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    今回は、人口流出に悩むクスノキの里に拡張現実の技術がもたらされ、妖精たちのつくり出した万能睡眠薬とあいまって、人びとを不思議な体験に巻き込んでいくことになります。

    主人公の少女たちの努力の甲斐があって、けっきょくクスノキの里の人びとは現実世界への帰還を果たすことになるのですが、説教臭さを感じさせずネタに徹しているところが、個人的には気に入っています。

    そしておじいさんの運命はどうなるのか、次の最終巻の展開が気になります。

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    2021年07月01日
  • 人類は衰退しました7

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    「妖精さんたちの、ちいさながっこう」は、主人公の少女がクスノキの里の住人たちの要請を受けて学校の先生をすることになります。彼女は、三人の生徒たちのわがままと、その親たちの理不尽な要求に苦しめられます。

    「人類流の、さえたやりかた」は、「わたし」が記憶をうしなってしまったところからスタートします。何者かが彼女のゆくえをさがしますが、その追跡を振り切り、彼女は物語の真実にたどり着きます。

    妖精の不思議な力によって予定調和的に問題の解決にいたるふわふわした話もおもしろいのですが、今回はきっちりとした設定にもとづいて種々のネタが展開されています。その意味では、サブカルチャー的な批評性が強く感じられ

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    2021年07月01日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 3 結衣side

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    他のアンソロジーの作品を見ても思うのだが、書き手によってクオリティにほんと差が出るな。

    1番いいなと思ったのはどうしても、由比ヶ浜結衣は麺を食べたいだ。キャラクターの特徴をしっかりと押さえつつ、特に由比ヶ浜の魅力、かわいさをしっかり描けているように思えた。挿絵も1番いいと思った。

    あと、渡航の短編ももちろんよかったが、雪乃のお父さんも由比ヶ浜のお父さんも尻に敷かれてる感が滲み出てるな。作者の性格がよく表れているように思う。作中に登場しない比企谷、雪の下、由比ヶ浜の父親が登場したのはよかった。

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    2020年05月09日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 2 オンパレード

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    今作では葉山にスポットが当たることが多かったように思う。オリジナルでの葉山は完璧の裏にひっそりと影の部分が描かれている感じだったが、今作は葉山の闇の部分が強調されていたと思う。だがそれがいいと思った。特に未来を描いた話は、比企谷と葉山の歪んだ友情を描いていて面白いと思った。色々な意味で全く対照的で、でもどこか似ている側面もある二人がこのような関係性に落ち着くってのは納得がいくし面白いなと思った。高校時代からハヤハチに目をつけてた海老名さんは意外と目敏いのかもと思ったり…

    雪乃sideもそうだが、未来の話を描くってのは俺好みなのかも。どちらも楽しく読めた。

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    2020年04月29日
  • 人類は衰退しました

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    原作の方は報告書を除いて「わたし」の一人称叙述なので
    画化のほうほうにもよるであろうけれども
    見えている風景がいろいろひとそれぞれであることなと思うところ

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    2018年12月08日
  • 人類は衰退しました ようせい、しますか? 1

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    もうひとつのマンガ化作品も比較に買ってみた
    なるほど
    解釈の幅が面白い
    ただどちらも原作と同じくらいあるいは別の種だが同じくらいに面白い
    とはいかないようで
    そこがなぜなのかは
    どういうように言葉で表現するかは難しい

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    2018年12月08日
  • 灼熱の小早川さん

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    トップレベルの学校に入ったものの、クラスはすごかった。

    自由、とは言いひびきですが、本当の自由とは
    こんな縛られた中の自由、ではありません。
    やりたい事だけを! というのに引っ張られて
    数の暴力で押し付けたクラスメイト。
    本当にトップの学校? と聞きたくなるくらい
    その後の事を考えていません。
    流れに乗っかるのもいいですが、それを考えないと
    小学生よりも劣る選択です。

    しかも主人公をスパイに送り込んだのはいいものの
    誰も協力しないし、文句だけを言う状態。
    うわぁ面倒なやつらどもめ、なクラスメイト。
    そりゃ頼っても仕方がない、と思えます。
    むしろ、こいつらに仕事渡したら…という考えに
    一票入

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    2018年06月20日
  • 犬と魔法のファンタジー

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    主人公は、今日も今日とて就職活動に精をだす。

    日本とファンタジーが混合したような生活の中
    必死に就職活動をするけれど…な状態。
    その横では、サークルに入り浸るお姫様女が
    僕といたり、新しいエルフが入ってきて駄目になったり。

    就職活動という、もっとも心折れる現実と
    あてはないけれど心躍る冒険者。
    平穏に、確実に、と思う現代人にとって
    冒険者は確かに難問です。
    というよりも、不安定すぎるわ、体力がいるわ。
    読んでいて、かなり心折れそうな内容でした。
    切実すぎて、辛すぎて。
    社会の縮小図を見ている感じでしたし。
    女の子とか、男の方とか、主催者の言動とか。

    今まさに就職活動を! という人は
    読ま

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    2018年01月30日
  • 人類は衰退しました6

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    皮肉たっぷりの同人誌(同類誌)編と鳥人間コンテスト編。オチはふだんなら納得いかないけど、妖精さんだからまぁいいかな、と

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    2017年10月19日
  • 人類は衰退しました 未確認生物スペシャル

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    ネタバレ

    完全に元ネタありのゆるーい感じのストーリー集。
    本編じゃなくて外伝だからそれもまたありと言う感じか。
    こういう感じで、忘れた頃にまた出していただけるととてもありがたいですなあ。

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    2017年07月01日
  • 人類は衰退しました2

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     1巻とは打って変わってSF臭さが沸き立つ2巻。1巻を読んだ時は世界史チックな流れになると思っていたのでそこは寂しいのだけど、それはそれ。
    <人間さんの、じゃくにくきょうしょく>
     「あるじゃーのん」というのはやはりあの小説のパロディだろうか。同じく自閉症(だっけ?)をテーマとした『くらやみの速さはどれくらい』しか読んだことはないけど、その手の小説を読んだことがあるなら、この短篇の恐怖はより一層伝わってくるんじゃないかと思う。

     <妖精さんたちの、時間活用術>
     今後のストーリーに強く絡んできそう。とりわけp.228から始まる「助手さん」の歩んできた世界の話は、この小説の世界観ともがっつり結

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    2017年06月18日
  • 犬と魔法のファンタジー

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    就職活動なんてもう二度としたくない、と存分に思える本でした。

    ちょいちょい面白いところあるんだけど、↑が全てを覆い隠すよね。

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    2016年12月11日
  • 人類は衰退しました 未確認生物スペシャル

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    また新刊が出たことにびっくり。前に触れられてたっけかな。何はともあれ、今回も妖精さんの不思議ぱぅあーは健在です。トロールハントが完全にモン○ンとか、相変わらずフリーダムですねぇ。ハントするのに必要な装備を整えるためにハントして素材を集めるって、よく考えたら目的と手段が入れ替わってるような(笑)名作童話も妖精さんにかかればブラックに。

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    2016年10月08日
  • 犬と魔法のファンタジー

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    ネタバレ

     我を過ぐれば憂ひの都あり、
     我を過ぐれば永遠の苦患あり、
     我を過ぐれば滅亡の民あり
     義は尊きわが造り主を動かし、
     聖なる威力、比類なき智慧、
     第一の愛、我を造れり
     永遠の物のほか物として我よりさきに
     造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、
     汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ
     地獄が現実のパロディならば、この世は地獄そのものだ。
     田中ロミオの送る現実的ファンタジー。
     ライトノベルで作品を世に出すようになってから社会風刺に偏り過ぎている気がする。『人類は衰退しました』は風刺色が強くも面白かったが、この小説はストーリーそのものがあまり面白くなかった。『CROSS†CHAN

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    2015年11月22日
  • 犬と魔法のファンタジー

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    あっつらいつらいつらい就活は嫌もう嫌だあああああ
    という半端ねえ就活の苦しさを呼び起こす作品である。ファンタジーとは何なのか。
    この世に就活という煉獄さえなければイディアみたいな意識高ーい系人種のことだって少しは嫌いにならずに済んだかもしれない。いやそれはないか。負い目のない奴なんて……。
    ちなみにヒロインはオタサーの姫。実に見事にオタサーの姫だけど読んでく内に好きになっちゃうから困る。
    あと犬がいい。犬が。
    あとがきにもある「直球の色物」という表現が正にその通りというしかない、痛いところを打ち抜いていくとんだ色物ファンタジーであった。

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    2015年07月21日
  • 灼熱の小早川さん

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    空気を読みすぎる主人公と空気の読めなさすぎるヒロイン(で更に学園モノ)という田中ロミオお得意構成なので、ある種の安心感を持って読めた。ヒロインの厨二病の方向性が逆なだけで「AURA」とほぼ同じ設定だから、どっちかにハマればもう片方も楽しめると思う。どちらも主人公がある時点でヒロイン側に吹っ切れてからが気持ちいいのに、すぐ後に挫折させるのがロミオ流。鬼畜だけど、主人公結局いいやつでなんとかなるのがズルい。あっさり終わっちゃうのがラノベの良いところでも悪いところでもある。

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    2016年01月17日
  • 人類は衰退しました 平常運転

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    アニメBD特典のは既読だったのでお得感はあまり無いのですが、完結おめでとうございます。
    やはりこの書き口が身に合ってるなあと思ったので新作も期待して待ってます。

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    2015年04月23日
  • 灼熱の小早川さん

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     現代の高校を舞台に、まわりの「空気」に流されてどんどん怠惰になっていくクラスメートたちと、そんな「空気」をものともせずクラス改革に邁進する熱血まじめ系委員長タイプ少女の小早川さんとの対立の日々。そして、まわりにうまく合わせながらも、小早川さんに興味を抱きひそかに観察している、主人公の飯嶋直幸らが織りなす青春物語。

     クライマックスの手前くらいまではかなり引き込まれた。このクラスで起こっていることや、クラスメイトたちの行動などが自分の学生時代を思い返した時に、すごく既視感のあるもので、かなり心に刺さるものがあったのだ。はたしてどのような結末を迎えるのだろうかと、期待したのだが…。

     おそら

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    2015年03月20日
  • 人類は衰退しました 平常運転

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    この世界における製菓能力の重要さって半端ないと思うんですがどうなんだ。
    インドア村に住みたい…!すばらしい…。すごく住みたいです。

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    2015年01月05日
  • 人類は衰退しました8

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    最終巻もったいない…と積みに積んでいたけど短編集も届いたしいいかげん読もう、と思ったけどよく考えたら8巻読んでないんじゃないの???と思って読んだ。けど読んでた。でも続いてるみたいだし結果オーライ。
    拡張現実でいやな現実から逃げ出せ―!ラクッコピコリン♪そして現実へおかえり(ようこそ)。
    立体アニメ面白そうだな…でもド暇じゃないと満喫できない…。

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    2014年12月24日