田中ロミオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トップレベルの学校に入ったものの、クラスはすごかった。
自由、とは言いひびきですが、本当の自由とは
こんな縛られた中の自由、ではありません。
やりたい事だけを! というのに引っ張られて
数の暴力で押し付けたクラスメイト。
本当にトップの学校? と聞きたくなるくらい
その後の事を考えていません。
流れに乗っかるのもいいですが、それを考えないと
小学生よりも劣る選択です。
しかも主人公をスパイに送り込んだのはいいものの
誰も協力しないし、文句だけを言う状態。
うわぁ面倒なやつらどもめ、なクラスメイト。
そりゃ頼っても仕方がない、と思えます。
むしろ、こいつらに仕事渡したら…という考えに
一票入 -
Posted by ブクログ
主人公は、今日も今日とて就職活動に精をだす。
日本とファンタジーが混合したような生活の中
必死に就職活動をするけれど…な状態。
その横では、サークルに入り浸るお姫様女が
僕といたり、新しいエルフが入ってきて駄目になったり。
就職活動という、もっとも心折れる現実と
あてはないけれど心躍る冒険者。
平穏に、確実に、と思う現代人にとって
冒険者は確かに難問です。
というよりも、不安定すぎるわ、体力がいるわ。
読んでいて、かなり心折れそうな内容でした。
切実すぎて、辛すぎて。
社会の縮小図を見ている感じでしたし。
女の子とか、男の方とか、主催者の言動とか。
今まさに就職活動を! という人は
読ま -
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1巻とは打って変わってSF臭さが沸き立つ2巻。1巻を読んだ時は世界史チックな流れになると思っていたのでそこは寂しいのだけど、それはそれ。
<人間さんの、じゃくにくきょうしょく>
「あるじゃーのん」というのはやはりあの小説のパロディだろうか。同じく自閉症(だっけ?)をテーマとした『くらやみの速さはどれくらい』しか読んだことはないけど、その手の小説を読んだことがあるなら、この短篇の恐怖はより一層伝わってくるんじゃないかと思う。
<妖精さんたちの、時間活用術>
今後のストーリーに強く絡んできそう。とりわけp.228から始まる「助手さん」の歩んできた世界の話は、この小説の世界観ともがっつり結 -
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ネタバレ我を過ぐれば憂ひの都あり、
我を過ぐれば永遠の苦患あり、
我を過ぐれば滅亡の民あり
義は尊きわが造り主を動かし、
聖なる威力、比類なき智慧、
第一の愛、我を造れり
永遠の物のほか物として我よりさきに
造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ、
汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ
地獄が現実のパロディならば、この世は地獄そのものだ。
田中ロミオの送る現実的ファンタジー。
ライトノベルで作品を世に出すようになってから社会風刺に偏り過ぎている気がする。『人類は衰退しました』は風刺色が強くも面白かったが、この小説はストーリーそのものがあまり面白くなかった。『CROSS†CHAN -
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あっつらいつらいつらい就活は嫌もう嫌だあああああ
という半端ねえ就活の苦しさを呼び起こす作品である。ファンタジーとは何なのか。
この世に就活という煉獄さえなければイディアみたいな意識高ーい系人種のことだって少しは嫌いにならずに済んだかもしれない。いやそれはないか。負い目のない奴なんて……。
ちなみにヒロインはオタサーの姫。実に見事にオタサーの姫だけど読んでく内に好きになっちゃうから困る。
あと犬がいい。犬が。
あとがきにもある「直球の色物」という表現が正にその通りというしかない、痛いところを打ち抜いていくとんだ色物ファンタジーであった。 -
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現代の高校を舞台に、まわりの「空気」に流されてどんどん怠惰になっていくクラスメートたちと、そんな「空気」をものともせずクラス改革に邁進する熱血まじめ系委員長タイプ少女の小早川さんとの対立の日々。そして、まわりにうまく合わせながらも、小早川さんに興味を抱きひそかに観察している、主人公の飯嶋直幸らが織りなす青春物語。
クライマックスの手前くらいまではかなり引き込まれた。このクラスで起こっていることや、クラスメイトたちの行動などが自分の学生時代を思い返した時に、すごく既視感のあるもので、かなり心に刺さるものがあったのだ。はたしてどのような結末を迎えるのだろうかと、期待したのだが…。
おそら -
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Posted by ブクログ
眠っていた潜在能力、大活躍!
前回の続き、そして最終巻。
まさか完結するとは…この状態でオニバム式で
続いていくものだとばかり。
月から戻ってこない祖父を、旅行へ連れ出した側からの
頭が真っ白になる手紙。
それに切れて、心は妖精さんと
体は…操られてます状態??
心の旅はまだ普通でした。
うっかり感動しそうな程度に普通でした。
しかし、体に戻ったとたん、なぜこうも
突っ込みどころ満載な感じになるのでしょう?
色々謎(?)な部分ですw
しかし祖父、やりますね。
無駄に頭使い過ぎ、といういい方もできますが。
とはいえ、最後だからなのか、驚きの連続。
気分が浮上したり落ちたり、また浮上したり -
Posted by ブクログ
久しぶりの長編、まる一冊同じ話。
壊されてしまった里は、妖精さんの力で
突如復活☆ とかではなかったです。
一応みんなで頑張ろう、という状態。
しかし離れて行く住民たち。
さぁどうする? という事で、色々と手を打てば
まさかというかやはりというか、な所に集中。
恐るべし、乙女の妄想力!!
とはいえ、何をしても大丈夫な世界とは
ものすごく理想です。
行ってはしゃぎたいです。
これはもう依存しまくりな世界です。
が、サバイバルゲーム(?)状態…。
これはやられる方としては、ものすごい恐怖心が。
そしてまさかの続く。
そういえば祖父を忘れてた…と最後の最後で
ようやく思い出してみたり。
次回、