田中ロミオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ不思議電波さんのお話。電波さんってイタいよねっていうお話なのに、不思議とむず痒さは生じない。ラノベ愛読者の自分も脳内厨二病だからなのか、著者の文章力の為せる技なのか。おそらく、主人公が最後まで一般人であり続けたからだと思う。
佐藤一郎の高校デビューは、脆くも崩れ去る。夜中の学校、教科書を取りに行った一郎は、一際激しいオーラを発する魔女と出会う。異世界めいた発言の多い魔女は、何てことはない不登校のクラスメイトだった。普通の高校生を渇望していた一郎には、彼女を中心に妄想戦士たちが集まってくる。日常を守るために、妄想戦士の最後の闘いが始まる。
夜の魔法は人間の不思議適応力を数倍に引き上げる。宇 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『その日。教科書を忘れた俺は、夜半に忍び込んだ学校で彼女と出会った。教室に向かう階段の踊り場。冷たい月の光のスポットライトを浴び、闇を見据えている少女。』
引用終わり。
表紙見たときは正統派ファンタジーだと思いました。
プロローグ?が卑怯すぎる。
何も知らずに読み始めたので主人公と同じ気持ちになれて楽しかったですw
内容はボーイミーツガールであり学内カーストであり成長物語。
一冊で完結で読後感もよし。
『人類は衰退しました』で田中ロミオさんのファンになったんですが、
やは人物の描写が私の好みに合います。
他の作品も読んでみたいので小説家活動のほうも期待です。
2013 6/1
映画 -
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Posted by ブクログ
「でも恋はAuraのパクり」と言われるだけあって、設定はかなり似てる。ではどこが違うかというと、それは各要素の程度だろう。
ヒロイン
でも恋:眼帯、イタい言動
Aura:ローブ、杖、電波な言動
その他登場人物
でも恋:中二病関連が三人
Aura:中二病関連が十五人
並べると、Auraのほうが程度が重いことがわかる。それはつまり中二病の程度が重いということであり、中二病のギャグ要素よりシリアス要素が強いということだ。(「でも恋」はアニメでしか見ていないのでもしかしたら後半シリアス要素が出てくるのかもしれないが、途中まで見たところ「中二病によるシリアス要素」というより「中二病に至ったシリアス -
Posted by ブクログ
ネタバレアニメから原作に。アニメ10話までは原作は読まなくていいな、と思っていたけどラスト2話でやられた。胸が苦しくなるような甘酸っぱい何かが心の中に響いて原作一巻を手に取っていた。冒頭にいきなり学舎の話が出てきてアニメ組をグっとさせる。妖精さんはアニメとは少し違った感じだけど全体的な雰囲気は同じかな。アニメがうまく再現してたってことか。全編アニメのキャストの声で再生された。1ページまるまるの絵の他に小さな挿絵が多くて絵本のような感じがいい。絵のタッチも絵本みたいだし。まったり長く楽しみたい作品。そしてアニメで味わった甘酸っぱさも2巻以降に期待。