白澤卓二のレビュー一覧
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動物だけでなく植物も人間に食べられないように
子孫を残すために巧みな戦略を立てているとは、人間を農耕をさせるようにしたのは小麦の戦略だというのを読んだことがありましたが、驚きです。
日本人の食事への投資額がアメリカと比べて年間1000ドルほど多いということでした。アメリカの土地でできた作物の害についてもありましたが、土って大事ですね。
日本の畑の作物も今では以前の半分の栄養になっているそうですので、サプリメントの活用は必要なのかもしれません。
米はより玄米がいいと思っていたのに
全粒粉のように全てを食べるものはレクチンが多く
体の不調につながるとは、
一体何がいいのか、つまり極端な健康志向 -
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個人的には、腸の特に腸内細菌の大切さを補強する一冊だった。脳よりも先ずは腸内細菌を整えることが気分や体調、脳の活動レベルも正常し、人生のパフォーマンスを向上させてくれると更に思わされた。現在プロバイオティクスのサプリを検索中。しかし、期待したよりも読み物としては読みにくかったのが残念。
◆メモ
・マイクロバイオーム
微細な.大きな住みか
・腸内細菌叢(腸内フローラ)
叢(クサムラ)
・ミトコンドリア
青木厚著「空腹こそ最強のクスリ」でのオートファージによってアポトーシスを司るミトコンドリア。そのミトコンドリアのことがこの本にも。
細胞に存在する細菌でマイクロバイオームのひとつ。体重の10%を -
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ネタバレ腸と関係する免疫系についてはとても勉強になった。
所詮素人の自分が読んでいるので(とにかく腸が免疫=あらゆる病気の予防にとって大切、腸によい菌を取ること、菌の餌をとること、抗生物質の過剰摂取はさけること)というすでに知っていることを、理論的に強化してもらい、自信を持ったいう感じ。
アホな自分が読むにはやはり(ではどうしたら良いか?)の部分も欲しく、その部分はアメリカの生活に基づいて書かれているので、実践的なことはやはり日本人の本が良いかなと思う。化学物質の摂取回避については急に非科学的というか雑な説明だったのが少々残念でしたが、本書のメインテーマではないものね。しかしこの部分は日本は遅れてい -
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納豆の栄養素の説明と88のレシピを載せている。
納豆は、好きだけど、クセのある食品ではあるので、カレー、グラタン、ポテトサラダに忍び込ませるのはカンベンして欲しい。
やってみようと思ったもの
◆納豆のカリカリ焼き
◆明太子と納豆のパスタ
◆甘辛納豆餅
この本には『ナットウキナーゼの血栓溶解効果の持続時間は長く、4時間後にピークを迎え、6~8時間持続する(治療薬は2~3分程度)。』とある。
この本でも汁もの系をいくつか紹介しているが、納豆は最後にトッピングとして使っている。なるほど、これならナットウキナーゼ破壊被害もある程度免れそうだ。
面白いと思ったのは、栄養素の比較表を見ると -
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糖質制限をすることで眠っているケトン体を活性化させよう。ケトン体が活性化すると、肥満などから誘発される様な、病気やデメリットを解消、予防、改善できる。糖を削減し、海の油とココナッツオイルを特に摂るよう推薦。
以下思い出しメモ、感想
ケトン体とはなんぞや?と読んだが「超一流の食事術」アイザック・ジョーンズ著で言うところのファットバーニング(脂質燃焼型)になると活性化するのがケトン体。
ケトン体優位の体質になれば、
血圧の安定、食欲安定、肥満解消、食後眠くならない、怠くなりにくい、アンチエイジングなどなど。
ケトン体を活性化させるには、
1に糖を削減すること
2にココナッツオイルなどの良い -
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前半は医学的内容が少し難しくて理解しにくかったです。レクチンは熱するとほぼ気にならないレベルの毒性しかない、という説が今では有力と知っていたので全面的には納得しなかったけど、諸説を知るという意味で読んでおいてよかったです。
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本書に記載されている、白砂糖や人口甘味料、小麦の有害性は、他書でもよく指摘されているところで、特に目新しい点はありませんでした。
私は自分ではお菓子を買いませんが、職場の手土産にいただくお菓子は、小腹が空いたときに、遠慮なくいただいてるので、自分のためにならないなと自省する意味も込めて、本書を手に取りました。
本書には、いかにお菓子が体に悪いかということが、これでもかと記載されていますので、少なくとも私には、お菓子を手に取ることを自制させるだけの効果はありました。
いずれは職場にお菓子があっても、見向きもしないで、ナッツや高カカオチョコレートをつまむことを習慣化したいです。