山口茜の作品一覧
「山口茜」の「アルツハイマー病 真実と終焉“認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山口茜」の「アルツハイマー病 真実と終焉“認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アルツハイマーのメカニズムと治療方法について書かれた本です。著者は、テレビの「世界一受けたい授業」にも出演した神経変性疾患の世界的権威と言うことです。本は2017年に出版され、元になった論文は2014年に発表されました。2017年の段階で500名ほどの患者で顕著な効果があると言うことです。
ただ、治療法(アコード法)は特別な薬を飲めば良いと言うものではなく、36ある要因を検査で特定し、それにあった生活習慣(食事、運動、睡眠)改善と薬やサプリメントを摂取するというものです。
生活習慣としては、GI値の低い低炭水化物の緩やかなベジタリアンで、12・3(twelve・three:夕食から朝食まで
Posted by ブクログ
アルツハイマー病は癌などと違い、治療法がないとされていた。しかし、著者が示すリコード法は進行の予防や回復が見込めるという画期的な手法である。その中身は栄養、睡眠、運動に気をつけ、抗炎症するという所謂アンチエイジング、健康法の延長のように見え、また十二分な二重盲検試験なども行われていないため、医学界でも承認がされていないようだ。
しかし、評価記載時点で薬物などで進行を食い止めることすらできない現実から考えると明らかに患者にとっては福音になるのだと思う。惜しむらくは、国内で受け入れられる医療機関が極端に少ないため、患者やそのご家族が本書を理解しないと進められない点かと思う。本書自体は栄養学用語が
Posted by ブクログ
大仰なタイトルに半信半疑ながら読んでみたが、著者が提案する「リコード法」によって、患者の約9割に回復が認められたと報告しているのには驚いた。
アルツハイマー病の治療に用いられるアリセプトは、コリンエステラーゼによるアセチルコリンの分解を阻害する作用を持つ。それによって、シナプスは少々長く機能する可能性があるが、アルツハイマー病の原因や進行を抑えることはできないし、脳はさらにコリンエステラーゼの産出するようになる。
ApoE4はアルツハイマー病の遺伝的危険因子として知られており、日本人の9%が保有している。この遺伝子を持たない人のリスクは9%だが、ひとつ保有している人のリスクは30%、2つ保
Posted by ブクログ
第1章
・アルツハイマー病は予防できる
・アルツハイマー病に付随して起こる認知機能の低下は、多くの場合、回復できる
・ApoE4を保有していたとしてもアルツハイマー病の予防対策を講じて、低下した認知機能を回復できる
・40歳を超えたすべての人に有効なプログラム、リコード法
第2章
・アルツハイマー病は、脳が次の3つの代謝と毒物の脅威から身を守ろうとするときに起きる
脅威1 炎症(感染、食事またはそのほかの原因による)
脅威2 補助的な栄養素、ホルモン、その他脳の栄養となる分子の低下や不足
脅威3 金属や生物毒素(カビなどの微生物が産生する毒物)などの有害物質
第4章
・脳の炎症を予防