前野隆司のレビュー一覧
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個人的には学びと感動が多い一冊だった。
日本には、すっかり西洋進歩主義的な
・勝ち組、負け組
・経済は成長し続けなければいけない
・自己責任
考えが定着しているなと思っていた。
それに対しての自分も目指したけどハマらない感覚もあった。
本書のテーマである「幸せ」
これは日本ではどこか宗教的とかスピリチュアル的な感覚を持つ人が多いのではないか?
それらを科学的に因子分解をして、どの因子が現代人の幸福感に繋がっているのかを調べた結果を元に書いてくれている。
決して直接的に幸福を目指すわけではなく、幸せの因子を高めていくことで間接的に幸せになる可能性が高いことを教えてくれる。
最終章の -
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ネタバレ
とてもわかりやすくまとめてある本だった!
これは本当に何回でも読んで、自分が自然と実践できるようにまで落とし込んでいきたい。
アドラー心理学に関するの本は何冊も読んだけど、
こんなにもわかりやすく書かれている本は初めてで感動した。
アドラー心理学は哲学、理論、技法に分かれて考えるととてもイメージしやすく、
今までの私の頭の中にあるアドラー心理学に関する散りばめられた知識の点たちがつながるような感じがした。
だからといって自分がその全てを理解し、実践できるくらいまでになったか?と言われたらそうじゃない。
もっとリアルに生活に落とし込み、
自然と人に対して、迷うことなく、悩むことなく、
勇気づけ -
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先ほど私は、「受験の数学は暗記科目である」と言ったが、本来、学問としての数学や 物理学では極めて高い創造力が必要される。もちろんそのための基礎学力としての記憶力も必要だが、それ以上に必要なのは創造力である。受験の数学は、「解き方のパターン」 さえわかっていれば、それを記憶して、引き出すことで答えを導くことができるが、本来問は「解き方のパターン」すらわかっていない未知の問題を解くことであり、場合によっては「何が問題か」を発見するところからスタートする必要がある。
よく私たちは「運動神経がいい」という言い方をするが、それは自分の身体をどう動かしたらどうなるかということを非宣言的記憶とし -
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このことからわかるのは、一〇〇%ポジティブでいる必要はないということです。ネガティブな感情はときに批評家精神を生み、社会の役に立つこともあります。たとえば「今の社会のここが悪いからもっとよくしよう」という機運が高まり、実際に良い社会に変わることもありますし、「この製品のここが良くない」とわかればより緻密な製品をつくるためのモチベーションになります。 ネガティブな感情は、危機に対応するためにもともと人間に備わっているものです。攻めてきた敵に対して怒りの感情をむき出しにして戦いに勝つ際や、飢餓という不安に備えて生き抜く際に必要な感情だったのです。 また、ポジティブになり過ぎると全体主 -
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熟年交際、丸10年。いつしか「余生を一緒に•••」と漠然としつつもそんな流れに。
ところが、疑っていたことが図星だと目視し、破談となった。どれだけ泣いただろう。執着する日は続く。でも少しずつ自分なりに孤独の良さがわかりつつ半年を迎える頃に書店でこの本と出逢い即決。
読んでいる途中で1人旅が入り
「孤独楽しい」「孤独バンザイ」と強く思えるようになり、更にこちらを読み続けることにより共感できることばかり。
【孤独であることは自分の意思で幸せをつかむための最大のチャンス】
【「ロンリネス」=孤独感=悪い心のクセ
「ソリチュード」=孤高=正しい心のクセ】
【「幸せな孤独」は自ら孤独であること -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は、この本との出会いは、【どうして、自分には不幸ばかりなのか】【まわりは、私がほしい幸せなものを持ってるのに、自由じゃない不幸等】いう声を聞くのが、限界きてしまい自分は何が足りないのか?何がいけないのか?いろいろ考えながら、本屋に行き、すがるように本を探していたら、たまたま本屋で見つけたのが、こちらの本でした。
見つけた時の第一印象は、題名で惹かれました。ほとんどの人が幸せって素人?どういう事?っといつもは、試しに本屋で、少し読んで買うか決める私が、手に取りすぐにレジで会計してました笑
家に帰り、早速読むと内容はまるでセミナーにいるみたいな感覚で、時々質問もあり考えながら話を読みました。
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