前野隆司のレビュー一覧
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・次はこうする で
忘れよう。
フィードバック制御
フィードフォワード制御
テニスなら思った通りの場所にボールを打つために、何度も誤差を感じながらスキルの記憶を修正して記憶していく。
同じように、新しいスキルもフィードバックとフィードフォワードで学習できる。
思い通りの動きができるまで何度も...続きを読むPosted by ブクログ -
人の感性であり直感ともいえる「感動」の分析を試みる。カードは使わないけどKJ法みたいで、分析用のシートも提唱している。感動を要素分解することで、感動を創造する手法を打ち立てることができるのでは? ってことらしい。
ちょっと客観性に欠けるかもだけど、データの集積が進めば、これはこれで「アリ」なんじゃな...続きを読むPosted by ブクログ -
1.目的
仕事を楽しむというテーマを考えていたら、感動にいきついた。そこを深堀したい
2.得られたこと
感動感度をあげられる。STAR分析で感動を紐解く。
3.アイデア
「今日から始まるニコニコ日記」で闘病記を書いている妻へ、応援メッセージを書くPosted by ブクログ -
幸せとは何か
幸せには四つの因子がある
・自己実現と成長の因子
・つながりと感謝の因子
・前向きと楽観の因子
・独立とマイペースの因子
自分はどの因子に幸せを感じやすいのか、どの因子に対して無意識に重点を置いていたか、を振り返ると、自分にとっての幸せを定義できる気がした。Posted by ブクログ -
幸福学は、欧米の心理学研究者が先行しているが、著者前野先生は、日本人向きの幸福学の整理と実証研究をされている。ロボット工学者から心理学の世界に入った稀有な研究者である。Posted by ブクログ
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「死ぬ時は、どんなかんじなんだろう?」祖母が亡くなった幼稚園の頃からずっと心の底にあった恐怖と不安。半世紀を経てようやく、その答えに出会ったのがこの本。「死」を扱う本となると、スピリチュアルとかなんとか、単なる”暗示”でしかないオカルトか、体の良い”脅迫”になっている宗教、あるいは、それらしく聞こえ...続きを読むPosted by ブクログ
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幸福の4因子と
パートナーとの幸せについて。
未来へ向けてのコミュニケーション
が何より大切。言いにくいことも
誠意を持つて素直に話せるとが大事。Posted by ブクログ -
対談の後ろのまとめがある。
ゆっくり呼吸を10回。訳の分からない感情に名前を付けて記憶に引っ掛ける。森に行く。裸足になって歩く。ちょっと怖いか。Posted by ブクログ -
2017年104冊目
以前、本書著者の「幸せの心理学」を読んだが、本書はそのアップデイト版
ポジティブ心理学とは普通の健康状態にある人がどうすればもっと幸せになれるかという学問
本書では、前著と同じく幸せの4因子を紹介し、その次に幸せになるためのエクササイズを紹介。
日々の生活をより明るく前向きにし...続きを読むPosted by ブクログ -
「ポジティブ心理学」とはどうすればもっと幸せになれるかを追求する学問。なので、とにかく前向きになろう、という「ポジティブシンキング」とは全く異なるもの、と本書は明確に区別している。
ストレスに対する心の回復力「レジリエンス」を高める方法や、「幸せのための5つの条件」、「幸せの4つの因子」、幸せになる...続きを読むPosted by ブクログ -
脳科学・ロボット学者から幸福学の第一人者となった著者による「脳を活かして無意識と潜在能力を発揮させるプロセス」についての本。
例えば嫌いな人や苦手な人に対して、嫌いだと思ったその人の特徴は、言い換えれば、自分が気になってしょうがない自分の中にある特徴とのこと。世の中にあるたくさんの特徴の中から、脳...続きを読むPosted by ブクログ -
先日、某研究会でとてもおもしろく話を聞かせていただいた。前野先生の本。
読み終わってもなんとも不思議な感じです。最近は洋書の翻訳本を読むことが多いので、多分意図されて作られているのでしょうが、全くロジカルではない。
でも最後には納得感。これがダイアローグかな。
日々のロジカルな世界で過ごしている中で...続きを読むPosted by ブクログ -
対談4の美についての見解は面白かった。著者は女の人とは対談してない、そこにあるのに探すところが男だと思う。もともと多くの女・子は山・海を持っているので探しに出かけない。言語化しない、できないものは沈黙するしかない。解体して台無しになるものを解体する、目の前に立ち上がると魔女にされる、男社会の限界を感...続きを読むPosted by ブクログ
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日本の組織は決断に時間がかかる構造になっている。
米国の中心には愛と自由がある。日本の中心には無(無常、無我、無私)がある。
紀元前5世紀頃のソクラテス、ブッダ、老子などが活躍した時代までは東西ともに中心は「無」である考えが普通だった。それが2,500年にわたって生きながらえてきたのが日本。
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心理学の分析上、「幸せになろう」とするより、「誰かを幸せにしよう」としている人の方が圧倒的に幸福。
ビジネスで相手の目を見て話すのはNG。相手にプレッシャーを与えてしまうし、いろんなチャンスを見逃す。相手の鼻あたりを見ると、相手の表情も周囲の状況もよくわかり、多くの情報量を得られる。
氣や無意識...続きを読むPosted by ブクログ -
地味なタイトルだが、かなり意欲的な著作。主張のすべてが理解できたり納得できるということはないものの、読んでいてウキウキするような気分になったのは間違いない。Posted by ブクログ
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現代とは、本質的に普遍的なものは何もないことが明らかになった時代であるにもかからわず、私たちは次々と新たな決定をするために普遍性を追求せざるを得ない。科学や論理は、仮定またはモデルに過ぎず、哲学はニヒリズムに陥らざるを得ないことが自明であるにもかかわらず、相変わらず私たち人間は、それに飽き足らず、真...続きを読むPosted by ブクログ
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東大・京大で一番読まれた本として有名なこの本。
Ⅰ章の1項目目「グライダー」からすでに興味を惹かれた。
われわれ現代人は、自力で飛ぶことのできる「飛行機」ではなく「グライダー」だという。
自分で物事を決めることが出来ない。やるべきことを決めてもらうことで初めて動くことが出来る。
部下を持つように...続きを読むPosted by ブクログ -
要素還元思考、システム思考、ポスト・システム思考、そしてシステム思想と思考を4段階にレベル分けし、それぞれの思考について述べられた一冊。
釈迦の「空」にも触れられており、世界をどのように捉えるのか、という視点であり興味深い。
最上位のシステム思想のみがいいという訳でもないとも述べられている。
唯一の...続きを読むPosted by ブクログ