前野隆司のレビュー一覧

  • 年収が増えれば増えるほど、幸せになれますか? お金と幸せの話

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    私を含む多くの人が、お金がたくさん手に入れば、きっと今より楽になる、気分が良くなる、幸せになるって何となく期待して、今日も果てしない競争の中に身を置いています。

    でも正直苦しくて、出来ることなら降りたくて、心の中で「年収が増えれば増えるほど幸せになれるのか」の答えを探している人は多いんだろうなと思います。

    そんな大衆の心にぐさっと刺さるタイトルの本書は、「幸福学」の観点から、海外の研究結果や著者の見聞きした事例を通して「お金」と「幸せ」の関係を紐解き、人間はお金が増えてもさほど幸せにはなれないことを教えてくれています。

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    2021年04月30日
  • 古(いにしえ)の武術に学ぶ無意識のちから - 広大な潜在能力の世界にアクセスする“フロー”への入り口 -

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    武術って、面白い。

    甲野善紀さんの、ものの見方や考え方が新鮮で、武術には今まで興味がなかったけれど、もっともっと知りたくなりました。

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    2021年04月30日
  • 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門

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    ずっと気になってた、幸福を研究している前野先生の本。幸福って、論理的に考えることができるのだろうか、もしできるとしたら、人とスキンシップをしたときやチョコレートを食べたときに幸せのバロメーターがぐっと上がるのはどう説明するのだろう?と思ったが、そのような瞬間的な幸福「Happiness」よりも、持続的な幸せ「Well being」を題材にしている。

    口に棒を入れて口角を上げると幸福度が上がるとか、読んでいてふふっと思わず微笑んでしまうような箇所も。

    幸福のループが回りだせば何もかもうまくいって幸福になれる、「たくさんの友達」よりも「多様な友達」を持つとか「お疲れ様」というのをやめてみるとか

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    2021年02月23日
  • 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門

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    昔、蓮舫さんの言った『一番じゃないとダメなんですか?』という言葉がアタマによぎった。概念に共感する一方、本当にそれで良いのかという想いも。
    フォーカシング・イリュージョンに陥っているのだろうか。

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    2021年02月23日
  • 人生が変わる!無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 -

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    私たちの行動を本当に決めているのは脳の無意識であり、意識はその決定を約0.35秒後に受け取って「自分が決めた」とエピソート記憶しているだけとする「受動意識仮説」を提唱する前野隆司教授が合気道家、僧侶、コーチング(森で実施)のプロ、医学者(民俗学者の様でもある)との対話を通して無意識を新たな切り口から掘り下げます。無意識が決めているとは言っても運命決定論では無く、ここにタイトルでもある「無意識の整え方」があるとして、対談ごとにまとめられてます。とても引き込まれる内容で全体を通した意味合いを感じ取れた(無意識に刻めた)ような気になりました。

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    2021年01月31日
  • 無意識がわかれば人生が変わる - 「現実」は4つのメンタルモデルからつくり出される -

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    人はだれしも幼い頃に体験した「痛み」を避けるための "思考のクセ" を無自覚に持っている。その信念のもとで行動する、それが無意識の正体!
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    問を立てれば、思考のクセ(無意識)が見えてくる。無意識が見えてくれば、より良く生きること(ウェルビーイング)にも繋がっていくはず!
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    一見、中身のなさそうなタイトルだけど笑、極めて学術的なアプローチの本でした。インタビュー形式なので、サッと20分くらいで読めます。
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    #無意識 #心理学 #深層心理 #ウェルビーイング #wellbeing #無意識がわかれば人生が変わる

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    2021年01月12日
  • 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門

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    遺伝によって幸福感の得られ方は異なるが、意図的に幸せを作り出すことができるということは、救いであった。

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    2020年10月20日
  • 実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス

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    ネタバレ

    社会基盤が大きく崩れるときは、不安やストレスが拡散し、深刻さが増していく。多くの人たちにとって月も星もない夜の荒野をさまよう感覚に陥ってしまう。

    こんな時代だからこそ、心のバランスを客観的に保たせる技術を更新し続ける習慣の重みが増す。そういう人がひとりでもいることがチームの灯りとなるからだ。

    本書には生活に取り入れたい考え方、方法がいくつもあった。

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    2020年10月17日
  • 実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス

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    読みやすい、わかりやすい、納得しやすい。目からウロコ的な発見はないかもしれないが、しあわせに生きるためのポイントがまとめられている。意識的に実践していけばきっとポジティブ/しあわせに過ごせる

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    2020年06月20日
  • 無意識がわかれば人生が変わる - 「現実」は4つのメンタルモデルからつくり出される -

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    メンタルモデルとは、人間が小さい頃に体験した痛みを避けるための信念を分類し表したもの。その信念から人生におけるすべての行動が自動的に作り出されている。ただし、個人としてその自覚はなく、自身が日々やっていることを「良いことだ」「意味のあることだ」と頭で正当化している。

    メンタルモデルという枠の外に出て、自己を客観視できれば「わたしを突き動かしているそのOSは自分ではない」し、「システムに作り出された回避行動で人生を生きている私も本当の意味で自分ではない」、「痛みと回避行動を卓越させた結果として出来上がったアイデンティティにすぎない」と気づくことができる。

    これこそが、本質的な意味で自分を取り

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    2020年05月30日
  • 幸せな職場の経営学 ~「働きたくてたまらないチーム」の作り方~

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    自身の職場はメンバー全員が幸せか?というと、必ずしもそうでないと感じる。一方で、本書冒頭で記載の通り、幸福度が高い社員は、そうでない従業員よりも創造性が3倍高く、生産性も31%上がるという研究結果もある。どんな職場が幸せか、幸せの4要因、やってみよう、ありがとう、なんとかなる、ありのままに、これらを向上させる為に、職場で出来る事、実践している事例が豊富に描かれており、どれも、自身の職場で参考にできる実例ばかりであった。

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    2020年05月04日
  • 感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方

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    前半が論文のようでかなり文字が細かいです。父は読めないって言ってました(笑)後半の具体的な例を基に話が展開していくの、良かったです。感動はシェアすると良いですよね。

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    2020年05月04日
  • 幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える

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    就職してから、どうせ仕事するならば成果を上げて評価されたいと頑張ってきた。評価されれば仕事が楽しく幸せになると思い込んでいたけれど、そうはならなかった。その理由が本書を読んでわかり、納得できた。評価されたその一瞬は嬉しくても、それは毎日の仕事の楽しさには繋がらないものだったのだ。

    ではどうしたら幸せになれるのか?

    まず個人レベルでは、本書で挙げられている「幸せの4つの因子」を満たすように、仕事を通して自己実現を図りながら成長し、自己否定ではなく自己受容し、人の目を気にせず自分らしさを追求することが必要となる。
    これを実行していくためには、まず自分を理解しなければならない。自己実現で目指した

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    2020年03月08日
  • 幸せの日本論 日本人という謎を解く

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     幸せを科学する著者が書いた日本人論です。著者の切り口は、ちょっと自分の理論に強引にもっていっているようにも感じるが、その科学的アプローチはなんとなく納得させられます。
     日本礼賛の色が強すぎるので、マイナス1です。

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    2020年02月15日
  • 人生が変わる!無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 -

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    なかなか難しい。けど、「無意識」以外にも広い範囲にわたって、人の心や体についていろんな知恵を授けてくれる本。心を整えるための本というより、読み物しておもしろいかな。個人的には、合気道家の藤平信一さんのチャプターが非常に興味深かったので、この方の著書も読んでみようと思う。

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    2020年01月23日
  • 思考の整理術 問題解決のための忘却メソッド

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    ・次はこうする で
    忘れよう。

    フィードバック制御
    フィードフォワード制御

    テニスなら思った通りの場所にボールを打つために、何度も誤差を感じながらスキルの記憶を修正して記憶していく。

    同じように、新しいスキルもフィードバックとフィードフォワードで学習できる。

    思い通りの動きができるまで何度も忘れる。
    次はこうする
    次はこうする
    次はこうする

    ・書いて忘れよう
    書くと安心して忘れられる。

    紹介されている方法では、gmailがあった。
    ただこれが出版されたのは2009年なので。

    今はEvernoteでも、メモアプリでも好きなものを使って書きまくればいい。

    ただし、「次はどうするか」

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    2020年01月20日
  • 感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方

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    人の感性であり直感ともいえる「感動」の分析を試みる。カードは使わないけどKJ法みたいで、分析用のシートも提唱している。感動を要素分解することで、感動を創造する手法を打ち立てることができるのでは? ってことらしい。
    ちょっと客観性に欠けるかもだけど、データの集積が進めば、これはこれで「アリ」なんじゃないかと思わせる。好きにはなれないけど。

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    2019年11月13日
  • 感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方

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    1.目的
     仕事を楽しむというテーマを考えていたら、感動にいきついた。そこを深堀したい

    2.得られたこと
     感動感度をあげられる。STAR分析で感動を紐解く。

    3.アイデア
     「今日から始まるニコニコ日記」で闘病記を書いている妻へ、応援メッセージを書く

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    2019年10月12日
  • 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門

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    幸せとは何か
    幸せには四つの因子がある
    ・自己実現と成長の因子
    ・つながりと感謝の因子
    ・前向きと楽観の因子
    ・独立とマイペースの因子

    自分はどの因子に幸せを感じやすいのか、どの因子に対して無意識に重点を置いていたか、を振り返ると、自分にとっての幸せを定義できる気がした。

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    2023年12月26日
  • 霊魂や脳科学から解明する 人はなぜ「死ぬのが怖い」のか

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    「死ぬ時は、どんなかんじなんだろう?」祖母が亡くなった幼稚園の頃からずっと心の底にあった恐怖と不安。半世紀を経てようやく、その答えに出会ったのがこの本。「死」を扱う本となると、スピリチュアルとかなんとか、単なる”暗示”でしかないオカルトか、体の良い”脅迫”になっている宗教、あるいは、それらしく聞こえる似非科学だったりしそうなもの。しかし、読んでみると正反対。テーマについてのアプローチ方法を踏まえて、脳科学、心理学、哲学と横断的に学術を使いながら「死」についての解説を試みてくれ、その手段をいくつか提示してくれている。「腑に落ちたか?」と著者は問うているが、正直、そんな感覚にはならなかった。けっし

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    2019年07月06日