前野隆司のレビュー一覧
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ネタバレホワイト企業大賞。ブラック企業より業績は良い。相関なのか因果なのか。
主観的計測法=アンケート=人生満足尺度SWLS
何が幸せに関連するのか分析
どうすれば幸福感が出るか増すか介入研究
すぐれた取り組みの調査研究
やってみよう因子、ありがとう因子、なんとかなる因子、ありのままに因子
websiteダーナネット上で連載したもの。どの会社お4つの因子のうちいずれかがある。
石坂産業=産廃業者からリサイクル産業へ
株式会社ラッシュジャパン=同性パートナー登録制度。イギリスの会社。
レッド組織=狼の群れ、アンバー組織=軍隊、オレンジ組織=機械、グリーン組織=家族、ティール組織=自然林=多様な種の -
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セロトニンが不足すると、不安を感じたりうつ病になりやすい。
人間は本来、150人程度の認知が限界。情報があふれた結果、許容範囲を超えていてストレスを受けやすい。
100%ポジティブでなくてもよい。3:1くらいの割合。
楽観的説明スタイル=良い出来事の原因を、自分自身、永続的、普遍的、と考える。悪い出来事は外的、一時的、限定的、と考える。
悲観的説明スタイル=良い出来事の原因を、外的(他者)、一時的、限定的、と考える。悪いことはその反対。
友達がいないと幸福度が低い。
ちょっと無理をして、異業種パーティー、趣味のサークルに参加する。
ストレスは変化によって生じる。いい刺激によるものもあるが -
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一貫して「運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由である」という考えが扱われている。
本来の理解とはずれるかもしれないが、
突然不幸や大きな課題に直面した時に、それを「運命」だと受け入れる。その上でどのように行動していくかというフェーズに移行する。それは、矛盾するようだが「運命」と「自由」を同時に受け入れた状態なのかもしれないと思った。
世の中、コントロールしようと思っても不可能なものも多い(時代の流れや、災害、他人の人格etc...)。それならば、それは「変えられないもの」だと割り切って、「それにどう対処/共生していくか?」を考える方が生産的だなと思った。 -
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そこに至った経緯やその内容も異なりますが、無意識が人間をコントロールしているとの説を提唱している二人、「受動意識仮説」の前野隆司氏と「ザ・メンタルモデル」の由佐美加子氏の対談。対談と言いつつも前野隆司氏が由佐美加子氏から話を聞きだしていて、ほぼ由佐美加子氏の説が説明されている印象。メンタルモデルについては、人間の行動を突き動かしている無意識の自動化されたシステムを生存適合OSとするのは納得できます。しかしながらそれが、人々の奥底にある痛みから作られた信念(メンタルモデル)、価値なしモデル、愛なしモデル、独りぼっちモデル、欠陥欠損モデルの四つに大別するのはコンサルのための都合の良いフレームワーク
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ネタバレ
悩み:ネガティブ思考を直したい。
学び:幸せには4つの因子がある。つまりその4つを満た すことによって幸せになれる。
1.目標を持ち、その目標に向け日々努力をしているのか。
また、いつまでに目標を達成するという期限の設定も大切。
2.家族、友人、恋人との関係を安定させ感謝する。
性格の良さと人生の幸福度は比例している。
周囲の人へ感謝の気持ちを持ち、自分が恵まれていることを自覚する。
3.物事を楽観的に考える。
物事の大半はどうにかなる。仕事のミスを引きずり過ぎない。
4.自分を受け入れ、最良の選択をしようとし過ぎない。
比較する相手は他人ではなく過 -
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社員と組織を幸せにするには?
幸福の研究者が、人が幸せになるために必要な「4つの因子」を明らかにし、それを職場で高めることの重要性を説いた書籍。
■幸福とは何か?
経済学者ロバート・フランクは、財を次の2つに分類した。
・地位財:他者との比較優位によって価値が生まれ、満足を得られる財。役職や所得、家や車など。
・非地位財:他者との比較ではなく、それ自体に価値があり、喜びにつながる財。愛情や自由、健康など。
心理学者ダニエル・ネトルによれば、地位財による幸せは長続きしないが、非地位財による幸せは長続きする。
■幸せを構成する4つの因子
著者が行った調査の結果、人が幸せになるために必要なのは、 -
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全ての活動は幸せになることが目的だし、
幸せになることを設計できてないとだめなんじゃないか
と最近思ってきたタイミングで本書のことを知った。
近くの本屋にはなかなか売ってないのが残念だったけど、
大きな駅の本屋にあって即買いして読んだ。
序章は役に立つ幸福学とはということで、
なぜ幸福学で何を目指しているかが分かる。
第1章は幸せ研究の基礎を知るということで、
先行研究や関係ある分野の知識を得ることができる。
第2章は幸せの四つの因子の説明を知ることができる。
第3章は幸せな人と社会の創り方ということだが、
割と主観的に著者の考えが書いてある。
序章から第2章まででも良かったかもし