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意識とは何か。意識はなぜあるのか。ロボットに心を作ることはできるのか――。
著者は子どもの頃からの疑問を科学者になって解明しました。それが、「意識は無意識の決定を記憶する装置にすぎない」とする『受動意識仮説』です。
ならば、無意識をクリーンな状態に整えておけば、心も身体も軽やかに動くはず。
その方法について、無意識に関わりの深いエキスパート4名=大リーグのドジャースなども指導する心身統一合氣道会会長の藤平信一氏、東大卒の気鋭の僧侶・松本紹圭氏、森の中で経営者や子どもたちへのプログラムを実施する株式会社森へ 代表取締役・山田博氏、東大病院循環器内科助教の医師・稲葉俊郎氏との対話を通じて著者が探求し、30の方法にまとめて解説します。
【著者情報】
前野隆司(まえのたかし)
慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント科教授。1962年山口県生まれ。
キヤノン株式会社でカメラやロボットの研究職に従事したのち、慶應義塾大学教授に転ずる。現在はヒューマンインターフェイス、ロボットのデザイン、教育のデザイン、地域社会のデザイン、ビジネスのデザイン、幸福な人生のデザイン、平和な世界のデザインまで、さまざまなシステムデザイン・マネジメント研究を行なっている。
著書に 『幸せの日本論 日本人という謎を解く』(角川新書)、『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』(筑摩書房)、『幸せのメカニズム』(講談社現代新書)などがある。
Posted by ブクログ 2019年08月23日
良い本だ〜。本当に、しみじみ、良い本。素晴らしいです。副題は、ビジネス書にありがちな「まとめました」的な感じですが、内容はその道のエキスパートへのインタビュー4人分で、すべての方のお答えが、それぞれ、とても深いのです。
個人的には、心が疲れたとき、大きな樹がたくさんある森のようなところに行くと、なぜ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月17日
前野教授はキャノンでカメラやロボット研究職を従事したのち、慶応義塾大学教授に転じる。
本の中で、「無意識は意識よりも先に決めている」という文章を読んだ時は驚いた。
無意識のことを普段の生活で意識していなかったので、とても興味深かった。
「無意識」をテーマに前野教授と職種の違う4名の方との対談の本。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月31日
私たちの行動を本当に決めているのは脳の無意識であり、意識はその決定を約0.35秒後に受け取って「自分が決めた」とエピソート記憶しているだけとする「受動意識仮説」を提唱する前野隆司教授が合気道家、僧侶、コーチング(森で実施)のプロ、医学者(民俗学者の様でもある)との対話を通して無意識を新たな切り口から...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月18日
対談4の美についての見解は面白かった。著者は女の人とは対談してない、そこにあるのに探すところが男だと思う。もともと多くの女・子は山・海を持っているので探しに出かけない。言語化しない、できないものは沈黙するしかない。解体して台無しになるものを解体する、目の前に立ち上がると魔女にされる、男社会の限界を感...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月27日
心理学の分析上、「幸せになろう」とするより、「誰かを幸せにしよう」としている人の方が圧倒的に幸福。
ビジネスで相手の目を見て話すのはNG。相手にプレッシャーを与えてしまうし、いろんなチャンスを見逃す。相手の鼻あたりを見ると、相手の表情も周囲の状況もよくわかり、多くの情報量を得られる。
氣や無意識...続きを読む
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