前野隆司のレビュー一覧
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「15歳から79歳までの日本人千五百人に対して行ったウェブでの調査」に基づいた提言なので、当然ながら(日本に暮らす)日本人のための「幸福論」である。
もっとグローバルな調査であれば、信仰や家族、所属する共同体などの要因が占める比重が大きくなるのではないか。
想定読者が日本人なので、これはこれでいいのだろうが、世界で起こっている紛争や分断、気候変動などに関係なく「幸福」になれるのか、若干の違和感は覚える。
最後の方の「成長最優先」から「非地位財」重視へのパラダイムシフトには100%同意!
人口減少や国際競争力低下、GDP縮小の中で身の丈に合った、他に足のついた「幸福」を目指す方法はいくらで -
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ネタバレ本書を手に取る前の私は、「感動」とは何かを問う際に、従来の喜怒哀楽といった単純なラベリングに懐疑的な立場を持っていた。感情には7つ、8つといった異なるモデルがあり、その本質は身体反応や脳内物質に結びつく多層的な現象ではないか——そんな視点で日々のコーチングやグラフィック・レコーディング実践に取り組んできた。
この立場から本書に向き合うと、前野隆司氏が提案する「STAR分析」や、シュミットのSEM理論を感動に応用する発想は、「感動」の仕組みを体系化し、設計・分析する枠組みとして非常に示唆的だった。感動はSENSE・THINK・ACT・RELATEの体験がFEEL(感動)へと昇華されるという整理 -
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前野さんと保井さんとの対話形式で話が進む。
なので、テンポよく読めるかと思いきや、苦手な歴史的背景などが出てきたので、個人的に頭に入りにくかった。
元々、無意識と対話する技法(ダイアローグ)を書いてある本なのかな?と思って手に取った。
しかし、ダイアローグのルーツや日本と世界の比較、日本での活用事例など大ローグを中心にして発展させた内容だった。
あぁ、わたしの勘違い・・・
本書の中で、印象手にな言葉があったので、少し深堀する。
ダイアローグに関するQ&Aの中で、理論から離れられないがどうしたらいい?という問いに
「無意識にから湧き出る言葉が理論的なものであってもよい。
そこに込められ -
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自分を救えるのは自分だけである。私たちは皆群れようとする。必要もないのに繋がろうとする。見栄を張り無理な自尊心を得ようとする。それは皆が通る道であり、失敗をし苦い経験を通して気付き学び修正して立ち上がり前へ進むことができるのだ。
さて、本著では、幸せな孤独とは何かを教え説く良書である。現代(2025)では個人で生きようとする人が10代から50代までと幅広く存在し、これから孤独な人は多くなるだろう。孤独とは1人の時間を大切にする姿勢であり、孤独とは、自分を労り励まし対話するものであり、気を楽にして自分のための時間を人生をどう生きるのか問い続け、自分の意思で決定し選択をするものだ。人生は何が起きる -
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【本書を選んだ目的】
感動する力を増やしたいため。年齢を重ねて「まあそうだよな」と思うことが増えてしまい、感動とはそもそも何か、そして感動するにはどうすればいいか、と考えて本書を読んだ。
【感想】
感動のメカニズムについて、STAR分析を利用して事業等の事例を用いて説明していた。
内容的には面白かったけど、目的に対してはそこまで得られるものはなかった。一応最後の章で S (感覚) を高めることが大事と言っていた。Sから、T (Think) A (Act) R (Ralated) と続いていくという論理だった。
自然に触れることが大事だと一部語っていた。
対話による感動の見つけ方は、今だと -
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最近、周囲がウェルビーイングでにぎわっているんだけど、世のなかではもう当たり前のことなんだろうか。とはいえ、この本だって出たのは3年前だからそのくらいの感じなんでしょうね。
古くはたとえばアランとかの「幸福論」から始まり、現在のウェルビーイングのわりと直接的な前進にもポジティブ心理学があることが述べられているけど、社会のなかにはずっとこういうことを至上のものと考える一派がずっといるということだろう。この本でも述べられているとおりにウェルビーイングが一般的になればすてきな社会になるはずなのに、そうならないのはなぜだろう。
でも、いままでになくウェルビーイングの潮流が来ていることは感じられた。この -
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これまでの人生を振り返って、うれしかったこと、感動したこと…・・・・そのほとんどが「経験」「体験」によるものだということです。
科学的に証明されている「幸福度が高まる経験の4条件」】
①お金を使うことで、他の人と関わり、新たな知人や友人が増えたり、世の中とのつながりが実感できる経験。
②お金を使うことで、この先何年も楽しい気持ちで「繰り返し語ることができる」思い出となる経験。
③お金を使うことで、自分自身で思っている理想とする自分のイメージ、あるいは「自分がなりたいと思っている自分像」につながる経験。
④お金を使うことで、他のこととは簡単に比較することができない「めったにないチャンス」を得ら -
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ネタバレ思い込みが正しくないことをよく理解できた。
幸せと思えないのは、どうしたら幸せになれるのかを知らないから、というのは面白い視点。
すぐに始められることが沢山あるから実践していきたい。
ーーーーめもーーーーー
・お金はある方がいい
・経験にお金を使う、人にお金を使う
・温かな人間関係を築ける人が幸せを手に入れる
・友達は数より多様性
・結婚は努力が必須。一緒にいることを当たり前のことだと思わないで行動。うまくいく人はうまくいく努力をしている
・夫婦の月初ミーティングで、先月の振り返り(相手にしてもらって嬉しかったこと、楽しかったこと、改善してもらいたいなと思ったこと)と今月の過ごし方の確 -
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ネタバレ幸せの4つの因子と、それらを高める方法
①「やってみよう」
(主体性、自己決定、やりがい、強み、達成)
→夢や目標について語り合う、日常のなかにワクワク感やときめきを見出す、視野を広く持ち今やっていることに将来に繋がる意味を見出す
②「ありがとう」
(つながり、感謝、利他性、思いやり)
→じっくりと対話する、ボランティア活動などをする
③「なんとかなる」
(ポジティブ、楽観的、チャレンジ精神)
→ポジティブな言動をあえてする(口角を上げる、胸を張って視線を上に向ける、ポジティブな言葉を声に出す)
④「ありのままに」
(独立性、自分らしさの自覚)
→他者と自分を比較しない、創造性