成毛眞のレビュー一覧
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朝出社して日経新聞と毎日新聞にざっと目を通し、帰宅してNHKニュースウォッチ9か報道ステーションを観る。そして、30分ぐらいは好きな本を読む。私の普通の一日はこうして過ぎて行きます。でも読みたい本はどんどん溜まるし、録画しておいたNHKスペシャルとかもハードディスクに溜まる。限られた時間でどうやってこれらの情報を処理しようと悩んでいたので読んでみたのがこの本。著者の意見で納得できたのは1)質の悪い情報には接しない→占いとかオカルトとか、2)自分から発信したいと思わない情報は無視する、3)本やテレビで得た情報は忘れてもOK→検索するキーワードさえ整理すれば、いつでも取り出せる、などなど。情報過多
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著者は日本マイクロソフトの社長として有名だった人。いくつも本を出してるけど、わりかしサクっと読めちゃうのが多い。まあ、中身は納得できるところ、できないところ両方あるんだけど、盲目的に読んじゃう人はやめといた方がいいかも。
本書でフンフンなるほどと読んだのは、「『パブリックな情報』から読み取れるもの」のくだり。佐藤優氏なんかもよく言っているけど、意外と好評データから分かることって多いんだよね。もちろん、読み解く側の知識や洞察力なんかがいるんだけど。
「大勢の前で話をするときは、笑わせられるかどうかが、プレゼンの成功のカギをにぎる」ってのも確かにそう。リーダーには不可欠な要素かも(私は無理です -
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元マイクロソフト社長の成毛さんの著書。歌舞伎を観に行ったことがない私としては、とりあえず1回は行ってみようと思わせる内容だった。
何が面白いのかよくわからないが、芝居よりも、見に行ったこと自体を大切にするというのは重要だと思う。形式よりも、といいつつも、見に行ったという形式を重んじようということなんだな。日本人なんだから、教養の一つとして歌舞伎くらい知っておけよ、といえば身も蓋もないがそれが道理だろう。
落語はわかりやすいけど、歌舞伎はわかりにくいとか、大人になったら言ってはいけないね。観劇を重ねるうちに理解度も増すし、楽しみ方も多様になるんだろうけど、とりあえず行ってみるか。 -
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あらゆるジャンルのものを同時に読む超並列読書術。最後まで通して読む必要はなく内容さえも覚えていなくてよい。読時の衝撃や感動は、自分の中に必ず精神的な組み替えを発生させ、将来必ずアイデアをひねり出すとき、血肉となって影響する。加えてこの読書術は頭の切り替えを速くするとともに考え方を柔軟にする。ありとあらゆる場所に本を置いておき、ちょっとした時間を利用して読書に充てる。どんな忙しい人でも1日に1時間は容易に確保できる。短時間の読書はかえって集中力が身につく。五人の賢人がそれぞれのユニークな読書術を披露。多読もあれば精読もある。自分にあった読書術を見つけ実践すればよい。
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【全力で脱力】
昨日は「40歳以上はもういらない」で捨てられてしまったので、今日は「三日坊主でいい」と言われて安心しようと。
ところが。
脱社畜、息を潜めて会社でブラブラしてろ、という話だった。
ところが。
読み進めると、そう言いながらも、ミドルエイジをチクチクと刺激するような、それでいて、まあアンタには大抵のことは無理だからね、と釘も同時に刺してくるような話だった。
ところで。
三日坊主の話は?
あ、ようやくでてきた。なんでもやってみて、あとから考えればよい、と。
正面からいつも同じことに取り組んでいると、気がつけば周りがどんなふうになっているかわからないかもしれない。
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著者が言うところの多読術(実は併読術)を実践していみるとその効用をすぐに実感することができる。全く違うジャンルの本を最初は頑張って3〜4冊併読してみると意外な組み合わせに出会い、発想が膨らむことが多々ある。
正直なところ10冊併読するにはどうやって時間分割すれば良いのか分からなかったが、どうやらコンカレント処理でなくても良さそうなことが分かった。
つまり、長い時間(1〜2ヶ月)掛けてたまに一つの章を読んでも、それは読書中の本とカウントすれば良いのである。その読み始めた順に読み終わる必要は無く、自分のペースに合わせて読めば良いということらしい。
そして、手を伸ばさなくなってしまった本はそのま