野津智子のレビュー一覧

  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    『ナレッジ・マネジメント特論』のテキストとして輪読。
    僕は「心理的安全性」を誤解していた気がします。いま、『ティール組織』も別な授業で輪読していて、どうしても今一つ共感しきれないし、どう自分の中に取り入れていけばいいかわからないのですが、この『恐れのない組織』は自分がかかわる組織には根付かせたいと強く思いました。
    心理的安全性があればすべてがうまくいくわけではないですが、これがない組織の成功は短期で崩れてしまいそうな気がします。

    0
    2023年12月12日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     コンサルタントは傲慢な押し付けではなく、クライアントと同じ目線に立ってケアを行いつつ謙虚に改善に取り組むべき、とする。

     …当たり前では。

    0
    2023年11月26日
  • 源泉――知を創造するリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・一定の条件のもとで有用になるのではなく、無条件に価値があるという意識
    ・第四段階 新生のリーダー
    ・過剰な活動という罠
    ・われわれは言葉にできるより多くのことを知ることができる
    ・「自分は、すべての取り組みに対し、全責任を負います。そうした、全責任を負うという姿勢を持ってグループワークを始めます。」と心の中で黙って宣言
    ・汝自身を知れ 心の中に入り、内観せよ
    ・人類全員が一同に会する場づくり:拡張された精神
    ・危機的な状況にあるときに、人間に、誰かほかの人のために命を投げだそうとさせるものは一体何なのか?
    ・内蔵秩序とは「完全なる全体性であり、そこから別個に見える出来事が生じる。私たちはみな

    0
    2023年10月16日
  • 謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる

    Posted by ブクログ

    序盤と最後の方が良かったです。職場は、サーバントリーダーシップを目指してるらしいから、これはちと違うけど、風通しのよさという点では、参考になった。後半集中力がきれちゃって、まずまずな理解でした。

    0
    2023年10月11日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

    Posted by ブクログ

    今の会社の教科書的な本で、社員全員で読書会をして共通認識を持てるようにしました。

    この本で学んだことで、実行フレームと学習フレームという言葉があり、今までわたしは実行フレームでメンバーに指示してきてしまったことにすごく反省をしました。
    メンバーにとっては何も考えずにやるべきことがわかりやりやすいだろうと思いますが、マネージャーである自分自身の首を絞め続けることになるので本当にやめないと…

    この本をメンバーも読んだことで、マネージャーのわたしの指示の意図も汲み取ってもらえるようになり、チームが活性化しました!

    0
    2023年09月07日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    心理的安全性が高い組織というのは単に誰でも何でも発言できるとか緩い雰囲気とかいうものではないこと、
    また心理的安全性の高さを醸成し維持するには構造づくりを意図的に仕掛けなければならない、ということは理解できた。
    ただ、その構造の仕掛けの具体さがちゃんと腹落ちできていないので、もう一回読み返そうと思う。

    0
    2023年08月20日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    近年話題になった心理的安全性に関して詳細に解説している本。
    あまり詳しくはないのですがたぶんこの方が提唱している?
    心理的安全性とは何なのか、なぜ必要なのか、どのように確保するのかを豊富なケーススタディを挙げつつ解説してくれる。一方で、内容はとてもボリューミーなので読んでいる最中に段々飽きてくる瞬間も正直あった。
    それでも書いてある内容に関しては概ね同意で、心理的安全性が確保されていないより絶対確保されている職場の方がイノベーションが起きやすかったり、リスクが回避されやすいように感じた。

    0
    2023年08月13日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    組織においていかに心理的安全性が重要であるかを複数のケースを交えて学べる本。

    私個人としては感覚的にこれの大切さが分かっていて、
    学生時代のアルバイト経験や社会人時代の各部署などで、小さな単位のチームのおいて"雰囲気づくり"として意識的に取り組んできた。
    この本で定義する"心理的安全性"はまさに私が実現したかった"雰囲気づくり"だった。

    特に学びが大きかったのは、
    これを大きな単位での組織で実現したケースを知れた事と、心理的安全性を実現するために必要なプロセスやポイントが体系的にまとめられていた点。
    最終的になぜ"雰囲気

    0
    2023年08月04日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

    Posted by ブクログ


    コンサルがわからなくて手に取った本。
    著者の実体験を交えながら、その仕事に必要な心構えを教えてくれました。
    『人は話し方が9割』の強化版。

    0
    2023年08月03日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    まあ心理的安全性は単に雰囲気良くするって話じゃなくて生産性を高め成果を上げるために必要なものですということ。
    心理的安全性はリーダーが作ると明記されており自分がやらねばならぬとクリアになった。また失敗にも種類がありなんでも承認するものでもないというのは確かに。
    事業会社では率直にものを言えばよさそうだが、コンサルやベンダーの立場ではどうか。自分の影響の範囲では長期的な失敗を最小限に抑えて生産性を高めるために、やはり確立していくのが良いだろう。

    0
    2023年07月24日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    心理的安全性とは、いかに重要か、どんな成果をもたらすかについて、多くの企業の事例を元に様々な視点から書かれている。読みやすいし、わかりやすい。

    信頼との違い、リーダーとの認識の違い、リーダーじゃない私でも心理的安全性のためにやれること、、今後に役立つことが多く書かれていた。

    失敗を恐れず、報告を恐れず。上の立場になるほど自分から発信して言いやすい雰囲気を作ることを意識したい。

    0
    2023年07月19日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者のエドモンドソンは、昨今よく耳にする「心理的安全性」の震源地と表現しても良いだろうか。心理的安全性の概念はニュースサイト等でもよく紹介されており、多くの企業でも紹介されている事であろうが、実際に実践できている企業は著者の指摘する通りほとんどないだろう(特に典型的な日本企業やトップダウン型の中小企業で実践するのは相当に難易度が高いように思われる)。本著作を読み、重要と思えるポイントについて記録しておく。

    〇心理的安全性の前提条件
    組織のリーダーが「心理的安全性は大事だ。思うところがあれば何でも言ってくれ」とメッセージを発するだけで実現すれば苦労はしない。自分なりに心理的安全性をかみ砕いて表

    0
    2023年07月05日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    組織のあり方、心理的安全性について書かれた本
    第7章が要約のようになっている

    各章の最初に名言が書かれており印象的
    ・CEOとして最も恐れるのは、社員が真実を話そうとしないことだ
    ・上司の考えがわかるまでは、言いたくない
    ・してしまったことに対する後悔は時間が和らげてくれる、しなかったことに対する後悔はどんなものも慰めにならない
    ・恐るべきは死ではない、充実した生き方ができていないことをこそ、恐れるべきだ
    ・利口かどうかは答え方でわかる、聡明かどうかは問い方でわかる
    ・学習を妨げる最大の敵は、すでに持っている知識だ

    不安にはやる気を引き出す力があると信じているマネージャーは多い
    心理的安全

    0
    2023年05月20日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    心理的安全性は特典ではなく不可欠
    これがあればいいわけではないが、メンバーが能力発揮するには不可欠で、避けられる失敗を回避できる、出来るはずのことができないというケースを回避するのに有用

    信頼とも心地よさとも違う
    はっきり意見を言える環境づくり
    公私共に制裁を受けないという安心感

    よくあるケース
    ・上司の面子を潰さない(から黙る)
    ・確証持てる論拠がない
     →批判だけでなくアイデアも言えなくなる

    異論反論を述べ、データを共有し、実際に起きていることを積極的に報告するよう社内の人を促し、絶え間ない学習と機敏な実行力を生み出す

    組織戦略は仮説、実行で検証する
    アジャイルアプローチが必要

    0
    2023年05月07日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

    Posted by ブクログ

    2部読みかけ。

    組織の心理的安全性は何度も読んでいるが、そもそも心理的安全性がなぜ大事なのかというと、レジリエンスの高い組織、失敗し学習する組織を作るために大事なのかなとおもった。

    自分のチームは、チームとして良い成果を上げてきているが、部として会社として果たすべき役割を真に全うしているかと問われると疑問が湧いてくる。

    部の機能を全うするために課として果たすべきことはなにか?まで思い至っておらず、他人事の人が多いのではないかなと思った。

    チームが機能するとはどういうことか、最終的には会社が機能するとはどういうことか?だと思う。考えながら読み進めたい。

    0
    2023年03月27日
  • 謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる

    Posted by ブクログ

    変化が激しいVUCAの時代、カリスマ性のあるリーダーより、民主的なリーダーが結果も残すし、組織の継続性にも効果的であるということを実例を含めて解説、最後に謙虚なリーダーシップ発揮のためのエクササイズもついている。

    0
    2023年01月12日
  • 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

    Posted by ブクログ

    心理的安全性が築かれているメリット・築かれていないデメリットを、多くの事例を通して学ぶことができます。
    様々な組織の具体例を数多く盛り込んでくれている印象です。

    心理的安全性の概要について書かれている第1章、心理的安全性を作り出すリーダーシップについて書かれている第7章は、ぜひ読み返したいと感じました。

    0
    2022年10月15日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

    Posted by ブクログ

    仕事の成功を収めるに当たって専門知識が必要になるが、近年多くの専門分野が狭くなってきているにも関わらず、世の中で解決すべき課題は一向に小さく狭くなってはいない。

    仕事の成功には様々な分野とのコラボレーションが要求され、企業内外や分野内外の境界線を越えて問題解決を行うことが増加しているのではないか。そんな中、たゆまぬイノベーションを続けていくにはどうしたら良いのか。

    必勝法は、チーミング。学習しながら実行する組織・チームを如何に作るかがキモとなる。

    これから最も成功するリーダーは、周囲の人達の才能を伸ばせる人だ。
    はっきり意見を言い合い、協働することを求め、試み、試みた結果の失敗を振り返り

    0
    2022年03月08日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

    Posted by ブクログ

    第1章 新しい働き方
     学習は不可欠であり、究極的には、支配を手放すことが求められる。基本的な組織の能力として適応力の創造に積極的に取り組むことも必須だ。柔軟性と判断力も欠かせない。組織が不確実性-新たなテクノロジーや顧客の好みの変化や複雑なシステムによって生まれる―に直面しているときに機能する管理手法も必要になる。成功するためには、実行するための組織づくりから、協働やイノベーションや組織学習を支持する新たな働き方へとシフトすることが不可欠なのである。

    ■集団的学習を経験しているときの個人の学習行動
    ・質問する
    ・情報を共有する
    ・支援を求める
    ・証明されていない行動を試みる
    ・失敗について

    0
    2021年10月30日
  • 死ぬ気で自分を愛しなさい

    Posted by ブクログ

    自分を愛する方法を、具体的・論理的に書いてくれていて、「実践してみようか」と思わせてくれる。近ごろ「自己肯定感」が無双であるかのように扱われていて、これを獲得するためのハウツー本もかなり出ていると思うが、その中でもこの本は誰でも自分一人で、それこそ筋トレのように心を鍛える方法を記載してくれていて、すごくためになった。

    本当に効果があるのかは実際に長期間試してみないと分からないが、比較的論理的な内容だし、メディテーションには個人的に信頼があるので、「やってみる価値あり」かなと思った。

    また、読みながらちょこちょこ「私はわたしを愛している」とか、過去の自分を許すトレーニングとかをやってみると本

    0
    2021年01月31日