野津智子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本書は、組織におけるチームのあり方を学べる一冊である。具体的な事例を交えて説明されており、難しいテーマながらも読みやすい。
著者は、従来型の強力なカリスマ性を持つリーダーがトップダウンで率いるチームではなく、目的達成のために結成され、学習し続けるチームの重要性を強調する。そのために必要なリーダーの役割や、失敗から学べる心理的安全性の高い組織について、分かりやすく解説している。
とはいえ、チーミングを実践するには勇気ある挑戦が求められる。しかし、それは試みる価値が十分にある。本書は知人の紹介で手に取ったが、良い学びのきっかけとなった。今後は、こうした実践的な本も読みつつ、日々の業務に活かして -
-
Posted by ブクログ
山中先生帯買いした本。
ある意味では、よく聞く話かもしれない。でも、すごく楽しそうに見えた。癖づいて、面白いというフェーズまでいっているからかな。
仕事、と考えていないからなのかな。もっと簡単に、日々の生活の中で、「物は試し」を続けていくのがいいのかなと思った。
とりあえず1日8000歩歩いてみるという挑戦は、体脂肪が落ちてスッキリするプラスの効果をもたらしてくれた。
とりあえずやってみた編み物は、あまり長期的な趣味にはならなそう。たまにはやりたいけど。
とりあえず行ってみたピラティスの体験で、ヨガの方が好きかもと気づく。行ってみたから気づいた。
とりあえず植えてみた二十日大根は、まだ育た -
Posted by ブクログ
ネタバレ『仕事は楽しいかね?』読書メモ
著者:デイル・ドーテン
本書は、空港で偶然出会った主人公と老人マックスの対話を通じて、「仕事とは何か」「どうすれば仕事や人生に新しい意味や楽しさを見いだせるのか」を問いかける物語形式の自己啓発書である。
最大の特徴は、仕事や人生を「目標達成のための苦行」や「義務」としてではなく、「日々の実験と気づきの連続」として捉え直す視点を提案している点にある。マックスは「試してみることに失敗はない」「偶然は発明の父」「明日は今日と違う自分になる」といった言葉を繰り返し、失敗や偶然、変化を前向きに受け入れる姿勢の大切さを主人公に伝える。
本書で印象的なのは、リーバイス -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ心理的安全性とはなにかについてかなり理解できたと思います。
心理学安全性を経験する最良の道はすでにそれを手に入れているかのように行動することかもしれないと述べられていたので、以下のようなフレーズで周りに働きかけてみようと思いました。
- わかりません。
- 手助けが必要です。
- 間違ってしまいました。
- 申し訳ありません。
- どんな手助けができますか。
- どんな問題にぶつかっているのですか。
- どんなことが気がかりなんですか。
以下簡単な要約です。
心理的安全性が高いとは、対人関係のリスクを取っても制裁を受ける結果にならないと信じられる環境のことです。ここで言う対人関係のリス -
Posted by ブクログ
とても良い本だった。
チェンジマネジメントの方法論の本としても有用だと思う。
問題とは技術的問題と適応問題に分けられるという。
技術的問題とは専門知識などを活用することで解ける問題で、解き方がわかる問題のこと。
適応問題とは解き方がわからない問題で、状況や環境に合わせて考え方や進め方を柔軟に適応させないと解けない問題のこと。
読んでいて思ったのは、世の中には
「解ける問題」と「解けない問題」に分けることが出来る。
解ける問題は
L 「技術的問題」に分類でき、
解けない問題は
L「適応問題」
L「スキル•ケイパビリティ不足」
L「そもそも解なし問題」に分類することが出来る。
-
-
-
Posted by ブクログ
心理的安全性を作り出すためには、そのための知識の布教、システムの構築が必須であることが伺える。誰にでも、どこででも実現可能性がある点は、社会変革という視点から言って希望のある話だ。
「対話」と「失敗」を繋ぐ概念が正にこれなのだろう。失敗を未然に防ぐために必要なのが心理的安全性に根差した人間関係、それを産み出す手法としての対話という場。
人間は対立、淘汰といった恐怖を生み出す組織も、それのない協働を可能にする組織も両方とも作り出すことができる。どちらかといえば前者のほうが簡単というところに人間の哀しさを見る思いだ。
理屈は分かった。やれることからやってみよう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◯速読時間 15分
◯目的 死ぬ気で?
◯内容
1ヶ月でみごとにこころが上向きに
・瞑想
「私はわたし愛している」と心で思いながら息を吸う。すべてをはきだす。
思いを潜在意識に送り込むだけで、あとのことは潜在意識が勝手にやってくれる。
筆者は7分 好きな曲が7分だから
曲を聞くたびに思い返せる感覚
・鏡のワーク
鏡に近づいて「私はわたしを愛している」という。5分。確実に自分に届く。
・思考のループ
シャワーを浴びながらとか「私はわたしを愛している」をつぶやく。思考の道をつくる
・クエスチョン
ネガティブな感情が浮かぶとき
「自分を愛していたらこの経験をさせるか?」→だいたいノー
そのあとは -
-
-
Posted by ブクログ
1.最近のサービス業はコンサル化していることを強く感じたのですが、今までのようなコンサルでは仕事にならないと思い、自分なりにどのようなコンサルとなりたいのかを考えた結果、提案よりもヒアリングを重視したやり方がベストだと思いました。そんな中で、本書に出会い、今までとは違うコンサルのスタイルを学びたいと思いました。
2.コンサルの中で最も重要なのは「役に立ちたい」というマインドです。これまでのコンサルは、ヒアリングと分析を行い、答えを導き出すスタイルが主流ですが、会社を経営しているのが人である以上、感情を持っています。そのため、ヒアリングしたことがすべて正しいとは限りません。そこで、より正確に深