野津智子のレビュー一覧

  • 死ぬ気で自分を愛しなさい

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    この本は非常によく分かる本だった。作者がドン底になった体験から、這い上がった(思考)事が書かれていて、ただ単純に書かれた本とは違った。自分も一つの事に集中する為に、マインドフルネス瞑想をしていたが、自分を愛する(大切にする、好きになる)事は、全くしてなかった。気付かせて貰え、今後は、もっともっと自分を励まし、大切にしていこうと思いました。

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    2021年04月29日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    問題には2種類ある。それは、「技術的課題」と「適応を要する課題」である。
    「技術的課題」は、正解がある問題。その問題の専門家が存在し、問題の所在に関して探るための診断をしてくれるし、その解決策を提示してくれる。例えば、医師と患者の関係が分かりやすい。健康診断、あるいは、場合によっては、精密検査を受けることにより、医師があなたの病気を特定してくれる。そして、投薬によって治療するのか、外科手術を施すのか、あるいは、しばらく様子を見るのか、などの解決策を提示してくれる。問題は簡単ではないことも多いが、正解を見出すための方法論が存在すると考えられている。
    一方で、「適応を要する課題」とは、最初から正解

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    2021年03月06日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    タイトルのとおり「チーミング」に軸足を置いた一冊だが、そのまなざしは生み出すべき価値へと向いている。
    変化に適応し、課題と向き合い、価値を創出してゆく。そのために組織は学習する必要があり、チーミングが必要とされる。
    いわゆる「心理的安全性」について深く学ぶという点はもちろんだが、変化の過程で起きうる事象(一時的に「悪くなった」ようにみえることなど)や周囲の巻き込み方が非常に参考になる。

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    2021年01月21日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    この本では、著書のリーダーシップをめぐる旅について、シンクロニシティを鍵として書かれている。
    恐らく、賛否両論となる本だと思う。哲学や社会学のバックグラウンドがあったため、私はスイスイ読めたが、こうした分野に馴染みがないと、とっつきづらいかもしれない。決して読みやすい本でも、リーダーシップについてのノウハウが書かれたお手軽な本でも、ない。
    特に世界的に分断が進む今だからこそ、多くの方に読んでもらいたい。

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    2020年12月26日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    物事をなそうとするとき、不思議と色々なことが同時に起き、また様々な人々との出会いや協力が起きることがあります。その不思議な力を信じることで、自分の内なる声に従うことで、強力な力を発揮する方法について書かれています。リーダーシップに対しての世間の見方とは違う側面を知ることができます。そのシンクロニシティという考え方が、著者にどのような影響を与えたのか。初めから満帆に進んだわけではなく、紆余曲折を潜り抜けた先の成功ではありますが、根底にその考え方が揺ぎ無くあったことが、読んだ人間にとって励みになると思います。
    理屈で理解しにくい部分も多いのですが、著者の伝記という形で読むことで、自身の人生の中でど

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    2020年03月12日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    発売後、わりとすぐに購入していたけどずっと積読していた本。コンサルとしての独立二年度目に入るということで改めて自分の姿勢を見直すヒントを得たいということで久しぶりにシャイン先生にお頼りすることに。

    この本は何というか、シャイン流のプロセスコンサルテーションの注釈本という気がします。あくまで本論はこれまでの著作であって、そこに書ききれなかったけどわりと大事だよという点であったり、最近他分野で色々言われているエッセンスをプロセスコンサルテーションの範疇に統合するとこんな感じ、というところでしょうか。シャイン先生自身は「まったく新しい」とも言っているので読み取り方が浅いのかもしれませんが。

    とい

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    2020年03月04日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    これからのコンサルティングのあり方に触れる一冊

    コンサルティング業務に関る者として、題名に惹かれジャケ買い。
    『謙虚なコンサルティング』と聞くと、クライアントの言う事を素直に受け入れる
    御用聞きの様なコンサルティングスタイルの様に聞こえるがそうではない。

    原題は、“Humble Consulting: How to Provide Real Help Faster”なので、
    本当の意味合いとしては、『控えめなコンサルティング』といった方がしっくりくる様な気がする。

    今までのコンサルティングと言うと企業の課題に対して、状況を把握→課題の抽出→対応策の検討→クライアントへの提案と言った、コン

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    2018年10月12日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    Google のプロジェクトアリストテレスにより、成功するチームの共通的な特徴が解明されている。それはチームの心理的安全性が高いことであった。
    トップダウンのチーム運営はもはや古く、機能不全を起こしていると巷で言われて久しい。では、実際にリーダーとワーカーという関係ではなく、チーム全体で成果を上げるにはどうすればよいかということはまだまだ普及していないと思う。
    自分の能力だけでチームを引っ張ることに無理を感じているリーダーや、チームメンバーの自立制の低さに悩んでいるリーダー、リーダーの強権的な態度に違和感を感じているメンバーは、その解決策へと続く理論と実践を本書は与えてくれると思う。

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    2018年05月20日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    かなり凄い本だと思います。レベル2の関係、パーソナライゼーション、アダプティブ・ムーブ、プロセス。
    基礎となるのは、①力になりたいという積極的な気持ち(commitment )、②クライアントに対する思いやり(caring )、③そして何より好奇心(curiosity )。
    そうだよね、好奇心だよね、と得心しました。最近そこが弱ってるなぁと反省。他の著書も読んでみたいと思います。

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    2018年04月25日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    組織文化を中心とした心理学者で現在MITの名誉教授である著者による企業や幹部へのコンサルティングの事例を通して、それぞれの成功と失敗の分析、学び、まとめ、読者への提案という形式で、著者が謙虚なコンサルティングと名付けたアプローチの内容が語られている。
    どんなに正しい処方箋でもクライアントが受け入れ、実行しなければ、コンサルティングとしては失敗であり、その組織を熟知しているわけではないコンサルタントがいきなり分析と診断を提供しても成功するとは限らない。そうした状況では、役に立ちたいという意志、好奇心、共感をもって、まず相手との忌憚のない対話ができる関係(レベル2の関係)をつくること、そのうえで真

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    2018年02月06日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    組織やチームで目的を目指し心1つに束ねて向かう基礎力の全ては心理的安全性だと思う。人間関係全てがそうだ。心理的安全性だ。何でも話せる関係こそアイデンティティが高まる。そして行動から起こる上手くいくこと上手くいかないことの反応全てに学びがあり、失敗を恐れることなく安心して学び、昨日より明日の自分たちが賢くなっていけば働くこと引いては生きることはずっと楽で、楽しい。地球すべてのシーンに喜び満ちたチームを!学びを!

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    2018年01月31日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    この本は良書です。でも、合理的に考えるとよくわからない本なので、頭で考えるのではなく感じることが重要だと思います。リーダーシップの「あるべき(Being)」を考える上では非常に参考になる書籍です。

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    2017年12月15日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    いま70代とかの大先輩コンサルタントは、「正解を教える」「若輩者を指導する」というコンサルタントスタイルだったし、今でも、「私は何でも知っています」という「絶対的な自分」を演出するコンサルもいる。

    が、コンサル10年目にして、そーいうのはなんか違うよなーと、思っていたところに出会った本。

    コンサルと経営者の間には壁がある。
    そして、コンサルがすべてを解決できるわけではない。

    この本に書かれている通り、謙虚になって、お互いに持っているものを持ち寄って良いものを作り上げていこうとする姿勢がすばらしいなと。

    さっそく、見込み客であるクライアントを食事に誘い、本当はどうなりたいのかを知ることに

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    2017年07月31日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    コンサルティングというよりはコーチングに近いことが言われているのかなと思った。ただいずれにしても、相手が得たい答えは相手の中にしかなく、支援者はそれを一緒に探すというよりは、相手が見つけられるようにサポートする、そのための質問を投げかける、見つけるためのプロセスの支援をするというスタンスが何より大事なんだと思った。

    そしてこの本では、そのスタンスをどう取るかよりも、どんな問いかけをすればいいのか、様々な具体的ケースを取り上げながら説明されている。最初のケースの「それであなたはどうしましたか?」という問いかけはシンプルだけど秀逸。

    P.242の”内容に関して、実行可能かつ有用な提案を外部の支

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    2017年07月16日
  • 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か

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    ネタバレ

    コンサル業界で働く私にとっては非常に有用な書籍であった。(もちろんコンサル業界でなくても有用かと思う)
    過去コンサルとは、「クライアントの一段高い位置からクライアントの問題を診断し、課題を特定、課題の実行責任はない」というものであった。一方謙虚なコンサルとは、「クライアント自身が納得感のある解を自ら探っていけるよう支援」することであり、役割が変わりつつある。謙虚なコンサルになるには、レベル2の関係、すなわちクライアント自身の懸念を打ち明けられるような個人的な関係を初めから築くことが重要である。それには、なんとかして役に立ちたい、誠実な好奇心、思いやりのある姿勢を持つ必要がある。(とはいえ、馴れ

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    2017年07月12日
  • グレートカンパニー

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    2016/6/4-6/25

    グレートカンパニーが持つ成功し続ける条件とは
    1.戦略
    市場、顧客、競合他社、競争優位、変革者
    2.ハードエッジ
    スピード、コスト、サプライチェーン、流通
    資本効率
    3.ソフトエッジ

    「信頼」
    信頼は2つの重要な要素がある
    社外の人と社内の人との信頼である
    信頼があって初めてイノベーションが可能
    信頼は、会社がしていることではなく、会社のリーダー達の言動に基づいて生まれるものである
    本当の気遣いをはっきり示すことが大事

    「知性」
    ビジネスで必要な知性は粘り強さや気概
    どんな困難をも乗り切り、仕事をやり遂げる力こそが知性
    知性

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    2016年06月25日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    「チーミング」について理論的な裏付けと実践編についてバランス良くかかれた本。「学習する組織」にも関連していて、何度も読み直したくなる。

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    2016年01月02日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    説明するのが難しい。

    この本に出会ったとしか言いようがない。

    すべては繋がっているということ。
    サーバントリーダーシップというものへの確信。

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    2015年12月23日
  • シンクロニシティ[増補改訂版] ― 未来をつくるリーダーシップ

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    著者の自伝。弁護士から、アメリカでリーダーシッププログラムを開発、運営するストーリー。
    様々な場面でおこるシンクロニシティを描く。とても読みやすしし、勇気をもらえる話ばかり。何度でも読み返したい。金井先生のレビューも熱い。

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    2015年01月12日
  • チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ

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    ■チームを率いるすべての人におすすめ

    この本はタイトルの通り「チーム」についての研究です。

    チームとしてうまくまとまるチーム、まとまらないチーム。
    うまく結果を出せるチーム、出せないチーム。

    誰しも色んなチームを見たり、自分で経験したりしてると思いますが、
    そういうチームというものの運営に興味のある人はぜひぜひ読んでみて欲しい1冊。

    基本的にビジネス書に分類される本だと思いますし、ベースとなっているのはさまざまな経営理論の知見です。しかし、チームというのはビジネスの場だけのものではもちろんなくて、NPOなどNon Profitな様々な組織にも活かせるし、学校の教室運営なんかにも応用可能

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    2014年10月06日